OK BLOCKCHAIN CENTREがブロックチェーン・ベースの分散型モバイルウォレット『CTRAX』を開発
オウケイウェイヴグループのブロックチェーン戦略開発センターによる「Thor’s Hammer」製品化第二弾
日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」を運営する株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:松田 元)のグループ会社で、ブロックチェーン技術を活用した戦略開発センターのOK BLOCKCHAIN CENTRE SDN.BHD.(本社:マレーシア・ジョホール、CEO:松田 元、以下「OBC」)は、当社グループのブロックチェーン開発プロジェクト「Thor’s Hammer(トゥールハンマー)」の製品化第二弾として、ブロックチェーン技術を用いた分散型モバイルウォレット『CTRAX』を開発し、Android向けのベータ版アプリを公開しました。
分散型モバイルウォレット『CTRAX』は当社の独自ブロックチェーン「Thor’s Hammer」上に構築した暗号資産(仮想通貨)取引ができるプラットフォームです。Android向けのベータ版アプリを公開しました(iOS版も今後、提供開始予定)。同アプリには暗号資産の売買および送受信、市場価格の確認、ウォレットのバックアップの復元等の機能が含まれます。本ベータ版ではBitcoin、Bitcoin Cash、Ethereum、NEOの4種類の暗号資産の取引が可能です。『CTRAX』を利用することで、暗号資産の購入者と販売者の間を厳格なピアツーピア(P2P)ブロックチェーン・ベースの通信を行うため、仲介業者等の第三者の介在なしに、直接取引を可能にします。これにより暗号資産取引におけるプライバシー保護、効率さ、コストの軽減が図られます。
当社の代表取締役社長で、OBCのCEOである松田元は、次のように述べています。
「『CTRAX』は、インターネットを介して暗号資産のピアツーピアトランザクションを実行することができます。この製品のバックグラウンドとなっている技術は、当社独自のブロックチェーン「Thor’s Hammer」です。ブロックチェーンは中央集権型の既存のサービスやビジネスとは一線を画した、新しい仕組みの土台になる技術です。私たちは今後もブロックチェーン技術のFinTech領域における活用を一層推進していきたいと思います。」
今後、OBCでは、『CTRAX』のユースケースとして、企業等の行うICO(Initial Coin Offering)や、シンガポール通貨監督庁(MAS)から認可されたRMO(Recognized Market Operator)ステータスを持つ企業らとの協業を計画しています。『CTRAX』は、プライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーンの両方のネットワークトランザクションをサポートします。『CTRAX』のもつ暗号資産取引における様々なビジネスへ適応できる拡張性を活かした事業を進めていく考えです。
当社グループは、ブロックチェーン技術をはじめとする先進技術を用いて、「互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」サービスを提供してまいります。
■OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.(OBC)について
OBCは当社の100%子会社OKfinc LTD.(本社:マレーシア)の設立による、当社グループのブロックチェーン技術を用いた戦略的開発を担う開発センターです。マレーシア政府が主導するイスカンダル開発エリアの中心地であるジョホール州ジョホールバルの高層オフィス「メディニ9」に本社を構え、マレーシア政府、現地の大学、そして現地有力企業と多岐にわたるコラボレーションを行い、ジョホール州をブロックチェーン開発特区にすることを目指しています。
※記載された商品名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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