防災にもコロナ禍の影響、「災害の備え」に関する調査結果
互い助け合いをベースとした法人・個人向け製品サービスを展開する株式会社オウケイウェイヴ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:福田 道夫、以下、「当社」)は、Q&Aコミュニティサイト「OKWAVE」ユーザーへの「災害の備え」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、回答者のうち多くが、近所の住民間や地域内で「災害を想定したコミュニケーションをとれていない」ということが分かりました。
https://staffblog.okwave.jp/2022/03/09/9883/
災害時には、一人では対処が難しいことも多くあり、近所の人と協力し合う必要が出てくる場面も想定されます。Q&Aコミュニティサイト「OKWAVE」の過去1年間のユーザーの利用動向を見ると、国内外での大地震発生の際には地震や災害に関するQ&Aコンテンツが通常よりも多く見られる傾向があり、災害時・防災のリファレンス先の一つとして利用されている傾向が伺えます(参考図1)。
そこで当社では「OKWAVE」にて、災害を想定し普段からどのくらい近所の住民や地域内でコミュニケーションをとっているかをユーザーアンケートとして自由回答形式にて調査しました。
■調査結果サマリー
・「災害時に協力できるよう、近所の住民や、地域内でのコミュニケーションをとっていますか」という設問に対し、「コミュニケーションをとっていない」回答が35%と最多となり、「コミュニケーションをとっている」回答25%を上回った。
・コミュニケーションを取れていない理由としてコロナ禍の影響を上げる声が多く見られた。
・上記設問で、「コミュニケーションはとっていないが家族や自分で避難先確認や対策はしている」回答は32%となった。
・「働いている方は職場で災害時の訓練などを行っていますか」という設問に対し、「訓練している」が52%、「訓練していない」が48%と、やや「訓練している」が上回る結果となった。
■調査概要
調査期間: | 2022年2月1日(火)〜2月15日(火) |
調査場所・方法: | Q&Aコミュニティサイト「OKWAVE」内にてアンケートを実施 https://okwave.jp/qa/q9972313.html |
調査対象: | OKWAVE会員(回答数246) |
設問(自由回答): | 災害時に協力できるよう、近所の住民や、地域内でのコミュニケーションをとっていますか? また、働いているかたは職場で災害時の訓練などを行っていますか? |
■調査結果
■コロナ禍の影響に言及した回答文の一部
このコロナ禍で近所を行きかう人も少なく、地域内でのコミュニケーションはあまりとれていません。以前は通りすがりにお会いしたり挨拶することもあったのに。 |
地域は高齢化がすすみ、60代後半の私が町内で4、5番目に若いという状況で、災害があったときには、中心的な働きをしなければならないと自覚しています。しかし、コロナのために地域のいろいろな行事もなくコミュニケーションをとる場が非常に少なく、いざというときは心配です。 |
自治会に参加して年一回の防災訓練、近所のお年寄りの声掛けなどを行っていましたが、近年はコロナのせいでないがしろになっています。 |
コロナ禍になる前は職場で避難訓練があって、ヘルメット被って予め指定されている避難場所へ行くのがあっていたのですが、ここ数年全く実施されてないですね。 |
東日本大震災からはまもなく11年を迎えようとしていますが、大地震のような大規模災害に限らず近年は局地的な記録的豪雪や大雨による土砂災害など、様々な災害が人々の暮らしや生命そのものに大きな影響を及ぼしています。被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興とご健康を、心からお祈り申し上げます。
当社は、今後も互い助け合いをベースとした、様々な社会課題の解決や地域の発展に寄与するサービス提供を通じて「ありがとう」の総量を増やし、皆様に感動を与える企業として貢献してまいります。当社の成長にご期待ください。
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