2015年8月17日

Q&Aサイトで集めたみんなの「素朴な疑問」「わからない」に、経済産業省資源エネルギー庁を始め、関係政府機関が回答!

株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)と株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹 昌信)は、Q&Aサイト「OKWave」ユーザーから集めた「原発再稼働」に関する『質問』に対する、当事者である行政機関からの『回答』を2015年8月17日より「OKWave」上で公開しました。


今回の取り組みは、川内原発1号機が東日本大震災の福島原発事故を受けての新規制基準下で全国初の再稼働となるなど、日本各地で議論の渦中にある「原発再稼働」について、Q&Aサイト「OKWave」ユーザーから「素朴な疑問」や「わからないこと」などの『質問』を集め、当事者である行政に『回答』いただいた、いわば“Web公聴会”、“Web説明会”ともいうべき画期的な試みです。

2015年2月26日(木)~3月13日(金)に「OKWave」上には、生活者から116件の原発再稼働に関する『質問』が投稿されました。整理・分類した結果が以下です。
「電気代はどうなるのか」「原発の安全性は?」「原発にまつわるお金の流れ」「太陽光発電では賄えないのか」「原発をすぐに廃炉しない理由は?」 大別するとこのような内容でした。
そこで、Q&Aのテーマを「原子力発電に対する行政のこれまでの取り組み」、「『電力会社と行政は癒着している?』のでしょうか?」、「日本の原発の安全性」、「電力の安定供給、発電の種類別特徴と発電コスト比較」、「今後の取り組み」の5つに分け、「OKWave」ユーザーの質問を10問にまとめました。そして当事者である経済産業省資源エネルギー庁および関係政府機関にこの内容で取材を行い、一般のインターネット利用者である「OKWave」ユーザーからの『質問』に『回答』いただき、「なぜ、原発再稼働なのか。国・行政が出した一つの結論」という形で、国・行政が原発を再稼働させる理由と今後どうしていくのか、そのビジョンを『質問』への『回答』をとして明らかにしました。
その内容は「OKWave」特設サイト『いま、知りたいこと』上に公開しました。『回答』はグラフや図表などの資料を充実させたほか、より手軽に把握できるように各回答のサマリーも用意しました。
今後、インプレスR&Dから書籍としても出す予定です。

この新しいQ&Aの仕組みが、生活者と行政間で生じているギャップを埋める一助になれば、と思っております。行政には生活者の思っていること、考えを知っていただき、生活者には政策そのものと、その背景や理由をわかりやすく伝え、一人一人が原発の再稼働をどう考えたらよいのか、その判断材料を提供すること、これに徹した企画です。

■「OKWave」に掲載したサマリーからQ&Aの一部ご紹介

Q:「世界で最も厳しい基準」という発言をする政治家もいますが、日本の原発に対する規制基準を諸外国と比較して説明してください。
A:原発に対する「安全神話」は崩壊しました。どんなに厳しい規制基準があっても、それだから100%安全だとはいえません。日本では福島第一原発での事故を踏まえ、専門家による独立した機関で規制基準をつくり、審査する新たな体制を確立しました。・・・・・・

Q:原子力発電コストは安いと言われています。廃炉費用などを含めた上で、火力、水力、原子力、地熱、太陽光、風力、バイオの特徴と設備投資、発電コストを比較するとどうなるのか、教えてください。
A:よく原発の発電コストというと「放射性廃棄物の最終処分先さえ決まっていないのに、なぜ、原発の発電コストが安いといえるのか? 廃炉処分コストを入れていないのでは?」などの疑問が生じます。これらの想定コストを全て計算して組み込んだらどうなるのでしょうか。そういった要素を含めて政府が試算をした結果、原発はkWh(キロワットアワー)当たり10.1円となります。原発は大きな発電量を安定して出し続けることができるので効率がよく、水力の11.0円よりも安く発電できることになるわけです。・・・・・・

Q:原発稼働率をどう縮小させ、代替発電に切り替えていくのでしょうか。
A:節電や省エネで効率のよいエネルギー社会にしながら、日本はエネルギー供給源を分散化させていく「多層化・多様化した柔軟なエネルギー需給構造」の実現を目指しています。その中で原発を現実的な形で削減していくということです。・・・・・・

■OKWave × NextPublishing 『いま、知りたいこと』
本来、生活者が知らなければならない重要な課題、判断するために理解しなければならないことは少なくありません。しかし、「説明が専門的でよくわからない。」「理由や根拠が示されていない。」「どうなってしまうのだろうか。」そんな生活者の『疑問』『質問』をQ&Aサイト「OKWave」で集め、『いま、知りたいこと』編集部がまとめ、整理します。そしてまとまった『質問』を行政や当事者にぶつけ、答えていただいた『回答』を「OKWave」上に掲出するとともに、電子書籍として出版していく企画です。


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