交通系クレジットカードとは、バスや電車、飛行機など公共交通機関をお得に利用できるクレジットカードです。
発行を検討している方の中には「どのようなメリットが得られるのか」「PASMO、Suicaに最適なカードを知りたい」などの疑問を抱いている場合もあるでしょう。
交通系クレジットカードは地域ごとでおすすめのカードが異なるため、それぞれのカードの特徴を知ることが重要です。
本記事では、Suica・PASMOと相性のよい交通系クレジットカード12選を紹介します。
また、交通系クレジットカードを利用するメリット、デメリットもあわせて紹介するため、交通系クレジットカードの発行を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
交通系クレジットカードとは?
交通系クレジットカードの基本的な情報について、詳しく解説します。
交通系IC機能が付帯したクレジットカード
交通系クレジットカードは、一枚のカードでクレジットカードと交通系ICカードの両方の機能を兼ね備えた便利なカードです。
SuicaやPASMOなどの交通系ICカード機能が内蔵されており、通勤や旅行での電車やバスの利用がスムーズになるだけでなく、コンビニや飲食店などでも非接触決済ができます。
都市部に住む方や頻繁に公共交通機関を利用する方におすすめです。
通勤や通学でポイントが貯まる
通勤や通学時の利用でポイントが貯まる点も大きなメリットです。
交通系クレジットカードを利用すると、チャージや運賃の支払いを通じてポイントが貯まるため、毎日の通勤、通学がそのままポイントの獲得につながります。
たとえばビューカード スタンダードはモバイルSuicaへのチャージで1.5%還元が受けられます。
貯まったポイントは、ショッピング時の支払いや交通系ICカードのチャージに利用できるなど、使い道も豊富です。
電車やバスをよく使う方におすすめ
交通系クレジットカードは、通勤、通学で電車やバスを頻繁に利用している方におすすめです。
電車やバスの乗車時に通常よりも高いポイント還元を受けられます。
たとえば、通常の還元率が0.5%の交通系クレジットカードでも、交通系ICへのチャージ時には還元率1.5%になる場合があります。
通常の3倍程度と効率よくポイントが貯まり、貯まったポイントはSuicaやPASMOなどの交通系ICへのチャージが可能です。
通勤、通学で電車やバスを利用している方が交通系クレジットカードを選ぶ際は、普段利用している交通機関の会社が発行しているクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
交通系クレジットカードの選び方を4ステップで解説!
交通系クレジットカードを選ぶ際は、次の4点を意識しましょう。
- 住んでいる地域に対応した交通系ICを選ぶ
- 交通系ICと相性の良いクレジットカードを選ぶ
- 通勤・通学している方は定期券と一体型を選ぶ
- 年会費・還元率・付帯サービスなど重視するポイントを選ぶ
それぞれ具体的に解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
1.住んでいる地域に対応した交通系ICを選ぶ
交通系ICカードは、Suica、PASMO、ICOCAなど、地域によってさまざまな種類があります。
それぞれ利用できるエリアや提携サービスが異なるため、自身の生活圏で不便なく利用できるかの確認が大事です。
たとえば、首都圏に住んでいる場合は、SuicaやPASMOに対応したクレジットカード、関西地方に住んでいる場合は、ICOCAに対応したクレジットカードが便利です。
交通系クレジットカードを選ぶ際は、まず自身が普段利用する交通系ICカードの種類を確認し、それに対応したカードを選びましょう。
地域ごとの交通系ICカードの種類はのちほど説明するので、自分の住んでいる地域の交通系ICカードをチェックしてみてください。
2.交通系ICと相性の良いクレジットカードを選ぶ
住んでいる場所や職場エリアで使い勝手のよい交通系ICカードを確認したら、その交通系ICカードと相性のよいクレジットカードを選びましょう。
交通系クレジットカードは、SuicaやPASMOなどさまざまな交通系ICカードと連携していますが、カードによってオートチャージの設定方法、ポイント還元率などが異なります。
たとえば、Suicaをよく利用する方は、ビューカード スタンダードやビックカメラSuicaカードなど、Suicaとの連携に特化したクレジットカードを選ぶと、オートチャージの設定やポイント還元率の面でお得になります。
同様に、PASMOをよく利用する方は、PASMO一体型のクレジットカードを選ぶことで、よりスムーズに利用できるでしょう。
のちほど、Suicaと相性のよい交通系クレカ、PASMOと相性のよい交通系クレカを紹介しています。
3.通勤・通学している方は定期券と一体型を選ぶ
交通系クレジットカードの中には、カード本体が定期券になる一体型のカードも存在します。
とくに複数枚のクレジットカードを発行している方であれば、交通系クレジットカードに申し込む際、財布の厚みが気になるでしょう。
定期券との一体型を選ぶことで1枚のカードにできるため、財布の厚みを変えることなくカードの新規発行ができます。
4.年会費・還元率・付帯サービスなど重視するポイントを選ぶ
コストをかけずにクレジットカードを持ちたい場合は、まず年会費が無料または安いカードを選びましょう。
交通系クレジットカードは、年会費無料で発行でき、電車やバスの乗車でポイントがアップするカードが数多くあります。
還元率は電車やバスに乗車した際のポイントアップする部分のみではなく、通常の還元率も確認しましょう。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%だと言われており、通常の還元率が1.0%以上のクレジットカードは還元率が高いと言えます。
また、クレジットカードのサービスでよく注目されるのは、旅行傷害保険やラウンジサービスなど旅行に関するサービスです。
頻繁に旅行する方であれば、旅行に関するサービスにも注目してカードを選びましょう。
交通系ICカードはどれがいい?エリア別の種類を解説
それぞれの地域では、次のような交通系ICカードがあります。
カード名 | Suica | PASMO | ICOCA | PiTaPa | SUGOCA | nimoca | Kitaca | SAPICA |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発行会社 | JR東日本 | 株式会社パスモ | JR西日本 | スルッとKANSAI | JR九州 | 株式会社ニモカ | JR北海道 | 札幌市交通局 |
利用可能エリア | 首都圏、全国相互利用可能 | 首都圏、全国相互利用可能 | JR西日本エリア、全国相互利用可能 | 関西の私鉄、地下鉄他、全国相互利用可能 | 九州、全国相互利用可能 | 西鉄電車・バス、全国相互利用可能 | JR北海道エリア、全国相互利用可能 | 札幌圏の地下鉄、バス、市電 |
相性のよい クレジットカード | ・ビューカード スタンダード ・JRE CARD ・ビューカード ゴールド | ・ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB) ・TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO ・東京スカイツリー東武カードPASMO | J-WESTカード | エメラルドSTACIA PiTaPaカード | ・BIC CAMERA JQ SUGOCA ・ALL IN ONE JQ SUGOCA | ・ALL IN ONE nimoca ベーシックカード ・ANA VISA nimocaカード ・nimocaセゾンカード | ・JRタワースクエアカード ANA Kitaca ・イオンカード Kitaca | clover SAPICA |
オートチャージ機能 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
関東エリアではSuicaが圧倒的なシェアを誇ります。JR東日本を中心に、私鉄やバスでも幅広く利用可能で、首都圏での移動には欠かせない存在と言えるでしょう。
一方、関西エリアではICOCAが主流です。JR西日本はもちろん、私鉄やバスでも利用でき、関西圏での生活を支えています。
その他、北海道のKitacaやSAPICA、九州のSUGOCAやnimocaなど、各地域にはそれぞれ独自の交通系ICカードが存在します。
これらの交通系ICカードは、全国で相互利用が可能です。
しかし、地域ごとの独自サービスやキャンペーンなどは、その地域のカードでしか利用できない場合もあります。
そのため、自身の行動範囲や利用頻度にあわせて最適な一枚を選ぶことが重要です。
【Suica】交通系クレジットカードおすすめ6選
Suicaと相性のよいおすすめの交通系クレジットカードは、次のとおりです。
サービス名 | ビューカード スタンダード | ビックカメラSuicaカード | イオンSuicaカード | JALカードSuica | JRE CARD | ビューカード ゴールド |
---|---|---|---|---|---|---|
券面デザイン | ||||||
年会費 | 524円 | 524円(初年度無料)※1 | 永年無料 | 2,200円(初年度無料) | 524円(初年度無料) | 11,000円 |
ポイント還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
Suicaへのチャージでの還元率 | 1.5% | 1.5% | 0.25% | 1.5% | 1.5% | 1.5% |
国際ブランド | ||||||
おすすめな方 | Suicaでお得にポイント還元を受けたい方 | ビックカメラをよく利用する方 | イオンをよく利用する方 | フライトをよく利用する方 | 駅ビルやエキナカでショッピングをする方 | お得な還元率や豪華な特典を求める方 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
それぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
1.ビューカード スタンダード(旧「ビュー・スイカ」カード)
メリット | デメリット |
---|---|
Suicaオートチャージで1,000円につき15ポイント獲得 年間利用額に応じて最大5,250ポイント獲得可能 国内外旅行傷害保険利用付帯 | 年会費が524円(税込)かかる |
ビューカード スタンダード(旧「ビュー・スイカ」カード)はSuicaにオートチャージ可能で、還元率1.5%で利用できます。
さらに、年間の利用額に応じてボーナスポイントが最大5,250ポイント獲得できます。
また、国内外旅行傷害保険が利用付帯なので、旅行によく行く方も活用できるでしょう。
年会費は524円かかりますが、月平均3,000円以上のオートチャージで年会費を上回るポイントを獲得できます。
通勤や通学、旅行などでSuicaをよく利用する方は、ぜひ作成してみてください。
2.ビックカメラSuicaカード
メリット | デメリット |
---|---|
ビックカメラで基本還元率11%、最大11.5%還元 ビックカメラ以外でも実質1%相当のポイント還元 「JRE MALL」「JRE MALLふるさと納税」でポイント還元最大3.5% | 年会費が524円(税込)かかる(初年度無料、年1回以上利用で翌年度も無料) |
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラでの買い物が最大11.5%還元になるカードです。
また、ビックカメラ以外の通常還元率も「ビックポイント0.5%」と「JRE POINT0.5%」で貯められるため、実質1.0%の還元率で利用できます。
さらに、JR東日本の通販サイト「JRE MALL」「JRE MALLふるさと納税」の利用で、最大3.5%でポイントが貯まります。
年会費が524円ですが初年度無料、年1回以上利用で翌年度も無料で利用可能です。
ビックカメラをよく利用する方は、ビックカメラSuicaカードを活用して、お得にポイントを貯めてみてください。
3.イオンSuicaカード
メリット | デメリット |
---|---|
イオングループ対象店舗でポイント2倍 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」で5%オフ イオンシネマで映画料金がいつでも300円割引 | 家族カードが作成できない |
イオンSuicaカードは、イオングループ対象店舗でポイント2倍になるカードです。
貯まったWAON POINTは、「Suica電子マネー」に交換可能、Suicaの機能が付帯しながら、次のような特典も利用できます。
- 毎月20、30日は、イオングループの買い物5%オフ
- 毎月15日は55歳以上の会員がイオングループの買い物5%オフ
- 毎月10日はどこでもポイント2倍
- イオンシネマで映画料金がいつでも300円割引
イオングループでお得にポイント還元や割引きを受けたい方は、ぜひ作成してみてください。
4.JALカードSuica
メリット | デメリット |
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JRE POINTとJALマイルの両方を貯められる 入会や搭乗時にボーナスマイルを獲得 最大1,000万円の海外旅行保険・国内旅行傷害保険自動付帯 | 年会費が2,200円(税込)かかる(初年度無料) 国際ブランドがJCBのみ |
JALカードSuicaはフライトや普段の買い物でJALマイル、Suicaへのチャージや切符、定期券の購入でJRE POINTが貯められるカードです。
貯まったJRE POINTはマイルへの交換ができるため、日々の生活の中で効率よくマイルを獲得できます。
入会や搭乗時にはボーナスマイルが獲得できるので、フライトをよく利用する方は、効率的にマイルを貯められるでしょう。
最大1,000万円の海外旅行保険・国内旅行傷害保険が自動付帯するので、旅行が多い方も活用できます。
フライトをよく利用する方や効率的にマイルを貯めたい方はぜひ作成してみてください。
5.JRE CARD
メリット | デメリット |
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JRE CARD優待店で最大3.5%の還元率 ルミネ・ニュウマン・JRE MALLでも最大3.5%還元 国内外旅行傷害保険が利用付帯 | 年会費が524円(税込)かかる(初年度無料) |
JRE CARDは、駅ビルやエキナカのJRE CARD優待店で最大3.5%のJRE POINTが貯まるカードです。
また、ルミネ・ニュウマン・JRE MALLでも最大3.5%還元になるので、インターネットショッピングをする方もお得に利用できます。
さらに、国内外旅行傷害保険が利用付帯なので、旅行によく出かける方にもおすすめの1枚です。
駅ビルやエキナカ、インターネットでのショッピングでお得にポイントを貯めたい方は、ぜひ作成してみてください。
6.ビューカード ゴールド(旧 ビューゴールドプラスカード)
メリット | デメリット |
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モバイルSuica×viewカードで最大10%ポイント還元 モバイルSuica定期券購入で6%還元 最高5,000万円の国内外旅行傷害保険自動付帯 | 年会費が11,000円(税込)かかる |
ビューカード ゴールド(旧 ビューゴールドプラスカード)は、最大10%の還元率で利用できるカードです。
また、利用額累計に応じてボーナスポイントが獲得可能、最大で12,000ポイントが貰えます。
定期券をモバイルSuicaで購入すると、6%のポイントが還元されます。
年会費は11,000円かかりますが、目安として月平均12.5万円以上の利用で年会費以上のポイントが獲得可能です。
最高5,000万円の国内外旅行傷害保険自動付帯しているので、手厚い旅行保険がほしい方にもおすすめです。
お得な還元率や豪華な特典を求めている方は、ぜひ作成してみてください。
【PASMO】交通系クレジットカードおすすめ6選
PASMOと相性のよいおすすめの交通系クレジットカードを紹介します。
サービス名 | ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB) | TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO | OPクレジット | SEIBU PRINCE CLUBカード | 京王パスポートPASMOカード VISA |
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券面デザイン | ||||||
年会費 | 2,200円(初年度無料) | 1,100円(初年度無料) | 2,200円(初年度無料)※1 | 550円(初年度無料)※2 | ・永年無料(Visa・Mastercard・JCB) ・3,300円(AMERICAN EXPRESS) | 262円(初年度無料) |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
PASMOへのチャージでの還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
国際ブランド | ||||||
おすすめな方 | ANAマイルを貯めたい方 | フライトをよく利用する方 | 電車やバスによく乗る方 | 小田急ポイントサービス加盟店をよく利用する方 | 西部グループをよく利用する方 | 電車やバス、ネットショッピングを利用する方 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※2:年に1回以上の利用で翌年度無料
それぞれのカードの特徴について詳しく解説します。
1.ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
メリット | デメリット |
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メトロポイント、Oki Dokiポイント、マイルが貯まる 入会、継続時にそれぞれ1,000マイルのボーナスマイル 最高1,000万円の海外旅行傷害保険付帯 | 年会費が2,200円(税込)かかる(初年度無料) |
ソラチカカードは使い方によってメトロポイント、Oki Dokiポイント、マイルが貯まるカードです。
それぞれ貯まるポイントやマイルの内訳は次のとおりです、
- 東京メトロ利用:メトロポイント
- JCB加盟店利用:Oki Dokiポイント
- ANAグループ便利用:マイル
入会、継続時にそれぞれ1,000マイルのボーナスマイルが獲得できます。
さらに、最高1,000万円の海外旅行傷害保険付帯があるため、海外旅行に行く方も便利に利用できます。
ANAマイルを貯めたい方はもちろん、メトロ利用やお買い物でポイントを貯めたい方にもおすすめです。
2.TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
メリット | デメリット |
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東急線乗車や定期券購入、オートチャージで最大3%還元 フライトでJALマイルが貯まる「JALタッチ&ゴーサービス」でスムーズにゲートイン可能 | 年会費が1,100円(税込)かかる(初年度無料) |
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは東急線乗車や定期券購入、オートチャージで最大3%還元でTOKYU POINTが貯まります。
また、JALグループ航空会社やJMB提携航空会社の搭乗でJALマイルも貯められます。
さらに、12,000軒以上のJMB提携ホテルや宅配サービス、JALグループのパッケージツアーなどでもマイルが獲得可能です。
「JALタッチ&ゴーサービス」を利用すれば、フライト時でもスムーズにゲートインができます。
フライトをよく利用する方やマイルを貯めたい方は、ぜひ発行してみてください。
3.Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO
メリット | デメリット |
---|---|
メトロポイント、Oki Dokiポイントの2種類が貯まる 入会時に800メトロポイント獲得可能利用金額によってボーナスポイント獲得可能 | 年会費が2,200円(税込)かかる。(初年度無料、年間50万円以上利用で翌年度無料) |
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOはメトロポイント、Oki Dokiポイントの2種類のポイントが貯められるカードです。
入会時には800メトロポイントが獲得できるうえに、利用金額によってボーナスポイントがもらえます。
年会費は2,200円(税込)かかりますが、初年度は無料なうえに、年間50万円以上利用で翌年度も無料になります。
電車やバスによく乗る方はもちろん、お買い物もお得にしたい方はぜひ作成してみてください。
4.OPクレジット
メリット | デメリット |
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小田急ポイントサービス加盟店で最大10%還元 PASMOオートチャージでポイント獲得可能カードの紛失・盗難補償付帯 | 年会費が550円(税込)かかる。(初年度無料、年に1回以上の利用で翌年度無料) |
OPクレジットは小田急ポイントサービス加盟店で最大10%還元率で利用できるカードです。
PASMOオートチャージでも200円につき1ポイントが貯まるので、日々の支払いを通じてお得にポイントが貯められます。
カードの紛失、盗難時の不正利用には届け出から60日前までにさかのぼり、以降に発生した損害については保証されます。
年会費は初年度無料、年1回以上の利用で、翌年度も無料なのでコストをかけずに利用できるでしょう。
小田急ポイントサービス加盟店をよく利用する方は、ぜひ利用してみてください。
5.SEIBU PRINCE CLUBカード
メリット | デメリット |
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西武グループ加盟店でお得にポイントが貯まる 有効期限なしの永久不滅ポイントが貯まる西武グループのホテルや施設で優待や割引きが利用可能 | PASMOオートチャージサービスは永久不滅ポイント加算対象外 |
SEIBU PRINCE CLUBカードは全国の西武グループ加盟店で「SEIBU Smile POINT」と「永久不滅ポイント」の2つが同時に貯まります。
貯まるポイントは有効期限なしの永久不滅ポイントなので、自身のタイミングで利用できます。
また、西武グループのホテルやリゾート施設で優待サービスや割引が受けられるため、旅行やレジャーに行く方にもおすすめです。
西部グループをよく利用する方は、お得にポイント還元や特典、割引きを利用してみてください。
6.京王パスポートPASMOカード VISA
メリット | デメリット |
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「ポイントUPモール」経由で最大10%還元 最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯 | 年会費が262円かかる(初年度無料、条件次第で翌年度も無料※) |
・マイ・ペイすリボ登録、年間1回以上利用で翌年度無料
・WEB明細かつ過去1年の請求回数6回以上で翌年度無料
京王パスポートPASMOカード VISAは「ポイントUPモール」経由で最大10%還元されるカードです。
クレジット、PASMO、定期券の機能が集約しているため、電車やバス、お買い物がカード一枚で便利に利用できます。
また、最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯しています。
年会費262円と低コストで、初年度無料、条件次第で翌年度も無料で利用可能です。
電車やバス、ネットショッピングを利用する方は、カード一枚で便利にポイントが貯まる「京王パスポートPASMOカード VISA」を作成してみてください。
【関西・九州・北海道対応】おすすめ交通系クレカ一覧
関西、九州、北海道に対応しているおすすめ交通系クレジットカードは、次のとおりです。
サービス名 | J-WESTカード(ベーシック) | OSAKA PiTaPa | エメラルドSTACIA PiTaPa | BIC CAMERA JQ SUGOCA | ALL IN ONE JQ SUGOCA | ALL IN ONE nimoca ベーシックカード | ANA VISA nimocaカード | nimocaセゾンカード | JRタワースクエアカード ANA Kitaca | イオンカード Kitaca | clover SAPICA |
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券面デザイン | |||||||||||
地域 | 関西 | 関西 | 関西 | 九州 | 九州 | 九州 | 九州 | 九州 | 北海道 | 北海道 | 北海道 |
年会費 | 11,000円 | ・1,375円(初年度無料) ・JCB(1回でも利用すれば翌年度無料) ・VISA/MasterCard(10万円以上利用すると翌年度無料) | 1,375円(初年度無料) | 1,375円(初年度無料)※1 | 1,375円(初年度無料) | 1,375円(初年度無料) | 2,200円(初年度無料) | 永年無料 | 1,100円(初年度無料) | 永年無料 | 1,375円(初年度無料) |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.3% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
ポイントの種類 | WESTERポイント | OSAKA PiTaPa ポイント | Sポイント | JRキューポ | JRキューポ | nimocaポイント | Vポイント | nimocaポイント | JRタワースクエアポイント | WAON POINT | SAPICAポイント |
国際ブランド | |||||||||||
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
関西エリアでおすすめのカードとしては、J-WESTカード(ベーシック)、OSAKA PiTaPa、、エメラルドSTACIA PiTaPaが挙げられます。
J-WESTカードは、特にJR西日本エリアでの交通利用に強く、モバイルICOCAへのチャージで1.5%のポイント還元を受けられます。
九州エリアでは、BIC CAMERA JQ SUGOCA、ALL IN ONE JQ SUGOCA ベーシックカード、ANA VISA nimocaカードなどが代表的です。
BIC CAMERA JQ SUGOCAは、ビックカメラでの買い物でポイントが優遇されるほか、JR九州の利用でもポイントが貯まります。
北海道エリアでは、JRタワースクエアカード ANA Kitacaとイオンカード Kitacaが特に人気です。
JRタワースクエアカード ANA Kitacaは、JRタワースクエアポイントが貯まるほか、ANAマイルも貯められるため、出張や旅行で飛行機を利用する機会が多い方におすすめです。
交通系クレジットカードを利用するメリット3つ
交通系クレジットカードを利用するメリットは、次の3つです。
- オートチャージ機能で手間がかからない
- チャージや乗車でポイントをコツコツ貯められる
- 持ち歩くカード類を減らせる
メリットを最大限に受けたい場合は、上記を理解してからクレジットカードを発行しましょう。
1.オートチャージ機能で手間がかからない
オートチャージ機能とは、交通系ICの残高不足時にクレジットカードから自動でチャージされる機能のことです。
交通系クレジットカードの多くは、オートチャージ機能に対応しており、残高を気にせずに交通系ICの利用ができます。
とくに日常的に交通系ICを利用する方であれば、オートチャージ機能が利用できる交通系クレジットカードを選びましょう。
また、交通系ICは電車やバスなどの運賃以外にも、コンビニや自動販売機でも利用可能です。
コンビニや自動販売機を頻繁に利用する方であれば、交通系ICを利用すると会計をスムーズにできます。
2.チャージや乗車でポイントをコツコツ貯められる
鉄道会社と連携をしているクレジットカードは、公共交通機関の利用やチャージでコツコツとポイントが貯まり、毎日の固定費からポイントを得られるようになります。
また、交通系クレジットカードの中には、土日や祝日の乗車でポイントがアップする場合もあります。
すでにメインカードを発行している場合は、サブカードとしての利用もよいでしょう。
メインカードとして利用せずに公共交通機関の支払いのみでの活用でも、日々の生活の中で効率よくポイントが獲得できます。
3.持ち歩くカード類を減らせる
交通系クレジットカードは、交通系ICカードとクレジットカードが一体化しているため、それぞれを別々に持ち歩く必要がなくなります。
一枚のカードで交通機関の利用と日々の買い物を済ませられる交通系クレジットカードは、身軽に快適なキャッシュレス生活を送りたい方におすすめの一枚と言えるでしょう。
交通系クレジットカードを利用するデメリットや注意点
交通系クレジットカードを利用する際には、次のようなデメリットや注意点があります。
- 紛失時の不正利用のリスクが上がる
- 電子マネー決済での利用明細の内容が不十分
それぞれ解説します。
紛失時の不正利用のリスクが上がる
交通系クレジットカードは悪意ある第三者に拾われてしまうと、クレジットカードとしての不正利用に加えて、交通機関の不正利用にも繋がる可能性があります。
特に、オートチャージ機能を設定している場合は、オートチャージを不正利用されたり、チャージ済みの残高を悪用されるリスクがあります。
そのため、自宅ではカードを安全な場所に保管し、盗難や紛失に対して細心の注意を払いましょう。
電子マネー決済での利用明細の内容が不十分
交通系クレジットカードは、交通系ICへのチャージができるものの、交通系ICの利用明細まで確認ができません。
交通系ICにチャージした場合、利用明細にはチャージの文字のみしか記載されず内容が不十分です。
そのため、交通系ICのチャージで支払った分の利用明細を確認したい場合は、交通系ICのアプリやマイページなどで確認しなければいけません。
ただし、アプリをインストールする必要があったり、そもそも交通系ICの利用明細が見にくかったりする場合もあります。
また、経費の精算で領収証を取得したい場合、交通系ICの利用は税務署に指摘されやすい傾向があるため注意が必要です。
経費の精算をする必要がある場合は、交通系ICの利用を公共交通機関の利用のみに留めるようにしましょう。
交通系クレジットカードに関するよくある質問
交通系クレジットカードや交通系ICカードに関する疑問を解決します。
不明点がある方はチェックしてみてください。
交通系ICカードはどれがいい?おすすめはある?
交通系ICカードは、自分が住んでいる地域や生活圏内エリアに対応した交通系ICカードを選ぶのがおすすめです。
関東圏ならSuicaやPASMO、関西圏ならICOCAです。
交通系ICカードは全国相互利用が可能ですが、地域ごとの独自サービスやキャンペーンなどはその地域のカードでしか利用できない場合もあります。
交通系クレジットカードのおすすめは?
Suicaを利用する方は、ビューカード スタンダードやビックカメラSuicaカードがおすすめです。
ビューカード スタンダードはSuica付きのスタンダードなクレジットカードですが、Suica定期券として利用できて便利です。
またビックカメラSuicaカードは、ビックカメラでの買い物が最大11.5%の還元とお得になります。
PASMOを利用する方は、ソラチカカードやTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOが相性がよいでしょう。
年会費無料の交通系クレジットカードはある?
次の交通系クレジットカードは年会費無料で利用できます。
ただし、期限付き、条件付きのカードもあるため、発行前によく確認してみましょう。
対応交通系IC | カード名 | 年会費無料条件 |
---|---|---|
Suica | ビックカメラSuicaカード | 初年度無料かつ年1回クレジット機能を 利用すれば次年度無料 |
イオンSuicaカード | 条件なし | |
JALカードSuica | 初年度のみ無料 | |
JRE CARD | 初年度のみ無料 | |
PASMO | ソラチカカード | 初年度のみ無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | 初年度のみ無料 | |
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO | 初年度無料かつ年間50万円以上の ショッピング利用で次年度無料 | |
東京スカイツリー東武カードPASMO | 初年度のみ無料 | |
SEIBU PRINCE CLUBカード | Visa・Mastercard・JCBのみ無料 | |
京王パスポートPASMOカード VISA | 初年度のみ無料 |
まとめ:交通系クレジットカードはビューカードやソラチカカードがおすすめ
交通系クレジットカードは、公共交通機関に乗車すると、還元率が高くなりやすいクレジットカードです。
そのため、頻繁に電車やバスを利用する方であれば、交通系クレジットカードの発行で効率よくポイントが集められるようになります。
交通系クレジットカードの中でも、特にビューカードやソラチカカードがおすすめです。
ビューカードはSuicaとの相性がよく、オートチャージや定期券購入でポイントが貯まりやすい点が魅力です。
一方、ソラチカカードはPASMOとの連携に加え、ANAマイルを効率的に貯められる点が大きなメリットです。
ぜひ本記事を参考にして、メリットやデメリットを理解した上で、自身に適したカードを発行しましょう。