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SMBCモビットの金利は高い?他社との比較や金利抑えるテクニックを紹介

SMBCモビットの利用を考えている方のなかには、SMBCモビットの金利が高いのか気になる方もいることでしょう。

SMBCモビットの金利は、大手消費者金融のなかでは平均的な水準といえ、銀行系カードローンと比較するとやや高めです

しかし工夫をすれば、金利を抑えることや返済負担を軽減することは可能です。

本記事では、SMBCモビットの金利水準について他社との比較や金利を抑えるテクニックを紹介します。

利用を検討している方は、参考にしてください。

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借入限度額1~800万円
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※1.職場への電話連絡は原則なしの意味です※2.20歳以上の方に限る.安定した収入がある方であればご利用可能
※3.年金以外のその他収入がない人という意味です。年金の他、収入があり借入可能な場合→△で表記※4.5.お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
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SMBCモビットの金利は高い?低い?他社との比較

まずはSMBCモビットの金利水準について見てみましょう。

ほかの消費者金融や銀行系のカードローンと比較しながら説明します。

SMBCモビットの金利は3.0%~18.0%

SMBCモビットの金利は3.0%~18.0%で、借入金額や利用期間などさまざまな要素をもとに決定されます。

基本的に初回から3.0%の金利で借入できることはなく、18.0%での借入となります

最も高い金利での借入となる点についてはSMBCモビットに限らず、ほかのカードローンも同じです。SMBCモビットだけが特別なわけではないことを認識しておきましょう。

大手消費者金融間で金利に大きな差はない

大手消費者金融の金利に大きな差はなく、SMBCモビットの金利も他社と比べて平均的です。

実際に、SMBCモビットの金利とほかの大手消費者金融の金利を比較してみましょう。

SMBCモビットの金利3.0%~18.0%
アコムの金利3.0%~18.0%
アイフルの金利3.0%~18.0%
プロミスの金利4.5%~17.8%
レイクの金利4.5%~18.0%

プロミスの上限金利は17.8%と他社よりも低いですが、その差はわずかです。

ローンを初めて利用する方のなかには、大手消費者金融で最も金利の安いところを選びたい方もいるかもしれません。

しかし、実際に比較すると金利水準はほぼ変わらないため、利便性やスピードなど別の要素も検討する必要があります。

銀行カードローンと比較すると金利は高め

続いてSMBCモビットの金利を銀行系カードローンの金利と比較してみましょう。

SMBCモビット3.0%~18.0%
三井住友銀行1.5%~14.5%
三菱UFJ銀行
(バンクイック)
1.8%~14.6%
みずほ銀行2.0%~14.0%
イオン銀行3.8%~13.8%
楽天銀行1.9%~14.5%

SMBCモビットの金利は、銀行系カードローンの金利と比較すると高めな水準となります。

銀行系カードローンの金利は、最低金利が2.0%前後、最高金利が14.0%前後と、大手消費者金融よりも低金利です。

銀行カードローンは即日融資ができないほか、審査も消費者金融より厳しいといわれています。

スピードや契約のしやすさを意識するなら消費者金融がおすすめですが、金利の低さを重視するならば銀行カードローンがおすすめといえるでしょう。

SMBCモビットでの金利の決まり方

ここからSMBCモビットでの金利が、どのように決まるかについて説明します。

金利は審査により利用者ごとに決定するものですが、初回利用時には最も高い金利が適用されることが多い点と、上限金利は利息制限法で定められている点に注意が必要です。

利用者の返済能力などを審査することで決定する

SMBCモビットの金利は、利用者の信用度や返済能力などを審査して決定しています。

消費者金融業者はローンを提供するにあたり、利用者の審査を必ずおこないます。

審査で確認されるのは、利用者の収入のほかに、職業や勤務先、雇用形態などです。

返済が可能な収入を安定的に得られるかどうかを審査するともに、利用者に提供する適切な借入額や金利水準も検討されます。

審査の結果として、十分な返済実績や能力を持つ利用者に対しては、金利が優遇される可能性もあります。SMBCモビットの審査については次の記事で詳しく解説しているため、参考にしてください。

初回利用時は上限金利が適用されることが多い

SMBCモビットの初回利用時は、上限金利つまり3.0%~18.0%の幅のなかで最も高い金利での融資となることが多いです。

初回利用時は返済の実績がないため、貸し出しするローン会社も利用者がきちんと返済をする方なのかわかりません。

返済実績がない方は金利が優遇されることはなく、最も高い金利での貸し出しが適用されます

ローンの金利は、利用と返済の実績を積んで消費者金融業者に信頼できる利用者と認められれば、優遇される場合があります。

SMBCモビットの利用当初から金利優遇を受けることは難しいですが、着実な返済を継続していくことで、将来に適用が受けられる可能性があるでしょう。

上限金利は利息制限法で決められている

消費者金融業者が提供できるローンの金利には上限が利息制限法で決められており、上限を超えた利息での貸し出しはできません。

利息制限法で定められている元本に対する上限金利は次の通りです。

元本上限金利
10万円未満年利20.0%
10万円以上100万円未満年利18.0%
100万円以上年利15.0%

利息制限法とは、お金の貸し借りをするときに設定できる金利の上限を定めた法律です。

貸金業者は利息制限法を遵守する必要があるため、ローンの提供にあたり上限金利を超える金利での貸し出しはできません

利息制限法で定められた上限金利を超えた貸し付けをおこなっている場合、それは違法な業者、いわゆる「闇金」や「ソフト闇金」の危険性が高いです。

闇金やソフト闇金は法外な利息を請求するため、返済がいつまでも終わらないおそれがあります。暴力団と関連がある場合もあるため、最悪の場合は犯罪に巻き込まれるおそれも否定できません。

たとえどんな事情があったとしても、闇金やソフト闇金を利用することは絶対にやめてください。

SMBCモビットの利息・返済総額をシミュレーション

続いてSMBCモビットを利用した際に発生する利息と、元本と利息を合わせた返済総額がいくらになるかのシミュレーションについて解説します。

まず金利と利息、年率の違いを確認したうえで、利息の計算方法と返済額シミュレーションを見てみましょう。

金利・利息・年率の違いとは

「金利」「利息」「年率」とは、ローンを利用するときによく出てくる単語ですが、厳密にはそれぞれ意味が異なります。

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金利・お金を借りる際に発生する利息の割合を表し単位は「%」
・金利の計算期間は1日や1か月、1年とさまざまな形で表示
利息・お金を借りることにより支払う対価つまり金額
・金利を元に計算され、単位は「円」のような通貨で表示
・お金を貸すことにより得られる対価は「利子」と表現
年率・計算期間を1年とした金利
・計算期間をそろえることで、ほかの金利との比較を容易にする

また、金利は「利率」と表現されることもありますが、同じ意味です。

契約書や説明書のような重要文章では、それぞれの単語の意味により使い分けされているため、言葉の意味を正しく理解するように注意しましょう。

SMBCモビットの利息の計算方法

次に利息の計算方法について見てみましょう。

SMBCモビットの利息は、契約ごとに適用される金利が3.0%~18.0%の範囲で決定されます。

適用される金利を利用しておこなわれる利息の計算式は、次の通りです。

借入利息 = 借入残高 ✕ 借入利率 ÷ 365 ✕ 返済期日以前利用日数

なお、うるう年の場合は年366日の日割り計算になります。

たとえば、借入残高20万円で借入利率18.0%、返済期日以前利用日数が30日の場合の借入利息は、次のように計算します。

20万円 ✕ 18.0% ÷ 365 ✕ 30日 = 2,958円(円未満切り捨て)

借入額別の返済額シミュレーション

今度は借入額別の返済額シミュレーションを見てみましょう。

次の表は、借入金額に対する最低返済額と返済期間、返済総額と利息金額の一覧表です。

金利は18.0%で計算していますが、借入金額100万円の場合のみ15.0%で計算しています。

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借入金額最低返済金額返済期間返済総額利息
10万円4,000円32か月130,260円30,260円
20万円8,000円32か月260,540円60,540円
30万円11,000円36か月399,683円99,683円
40万円11,000円53か月593,494円193,494円
50万円13,000円58か月764,057円264,057円
60万円16,000円56か月904,380円304,380円
70万円18,000円59か月1,076,396円376,396円
80万円21,000円57か月1,216,059円416,059円
90万円24,000円56か月1,356,579円456,579円
100万円26,000円53か月1,397,743円397,743円

たとえば、借入金額20万円の場合、最低返済金額は8,000円です。

毎月8,000円を返済し続けると32か月で完済となり、その際に支払う返済総額は260,540円です。

20万円を借りて、260,540円を返済するため、支払う利息額は60,540円となります。SMBCモビットの返済額や返済シミュレーションについては、次の記事で詳しく紹介しています。

SMBCモビットの金利を下げる方法4つ

ここからはSMBCモビットの金利を下げる方法を紹介します。

紹介する金利を上げる方法は、増額申請して100万円以上借りる方法とSMBCモビットplus / premium を利用する方法、さらにおまとめローンを活用する方法と金利の引き下げ交渉をする方法の4つです。

増額申請によって合計100万円以上借りる

利用上限額が100万円未満の場合は、増額申請をして借入額を100万円以上にすることで金利を下げる方法があります。

前述の通り、借入元本が100万円を超えると利息制限法で上限金利が15.0%と定められています

100万円未満の借入の場合は18.0%が適用されるため、3.0%金利の引き下げが可能です。

なお、SMBCモビットの利用上限額は申し込み時に行われる審査で決められます。

増額申請をして100万円以上の利用上限額を認めてもらうためには、あらためて審査に通過する必要があります。

当初契約から間もない状況で、すでに通過した審査から収入や借入状況が変わらなければ、返済実績もないため増額審査の通過は難しいでしょう。

収入が増えたときや他社の返済を終えたとき、あるいは返済実績が半年や1年と継続して積み上げてきたときが増額申請のよいタイミングだと考えられます。SMBCモビットの増額については、次の記事を参考にしてください。

SMBCモビットplus / premium を利用する

三井住友カードが発行するクレジットカードを持っているならば、SMBCモビット「plus」もしくは「premium」を利用することで金利を下げられます。

SMBCモビットplus / premiumとは、三井住友カード株式会社のクレジットカード会員限定の金利優遇サービスです。

三井住友カードには、一般カードやゴールドカード、プラチナプリファードカードと複数の種類が存在しますが、すべて対象となります。

「plus」と「premium」の借入枠と金利は次の通りで、通常の借入よりも低金利で利用可能です。

種類借入枠金利
plus300~500万円4.5%~14.5%
premium500~999万円1.5%~4.5%

現在三井住友カードが発行するクレジットカードを持っていない方でも、新たにカードを作ればSMBCモビットplus / premiumに申し込めます。

三井住友カードのクレジットカードの発行には審査が必要なものの、グレードにより年会費がかからないカードも存在するため、ローンの利用を検討している方は上手に活用したいものです。

なお、SMBCモビットplus / premiumの利用には審査の通過が必要で、実際の利用上限額と適用金利は審査により決定されます。

おまとめローンを活用して金利を下げる

おまとめローンを活用して金利を下げる方法もあります。

SMBCモビットのおまとめローンは、金利が実質年率3.0%~18.0%で、他の消費者金融やクレジットカードのキャッシングを対象にして、借り入れ先を1つにまとめることが可能です。

おまとめローンを利用すると、もともと18.0%よりも高い金利で借り入れしている消費者金融があれば、最高金利が18.0%であるため借入金利を下げることが可能です。

また、金利が18.0%の100万円未満の借入が複数ある方が、借入をまとめることで合計が100万円以上となる場合には、利息制限法での上限金利15.0%が適用されるため、金利が下がります。

複数の消費者金融から借入をしている方には、SMBCモビットのおまとめローンで返済を一本に絞り金利を下げて、着実に借金を減らしていく方法がおすすめです。

なお、SMBCモビットのおまとめローンを利用するためには、通常のローンとは別に再度申し込みをおこない、審査に通過する必要があります。

優良顧客になって金利の引き下げを交渉する

SMBCモビットの優良顧客になり、金利の引き下げ交渉をする方法も考えられます。

SMBCモビットもビジネスでローンの提供をしており、ある程度の頻度で適切にローンを利用して、着実に返済する利用者は優良顧客であると考えられます。

SMBCモビットが今後も取引を継続してほしいと考える優良顧客に対しては、金利が優遇される余地があるでしょう。

継続的な返済実績を積み優良顧客となれれば、交渉により金利の引き下げができる可能性があります。

ただし、交渉による金利引き下げは、あくまで可能性がある方法であり、絶対に成功する方法ではないため注意してください。

SMBCモビットの返済負担を軽減する方法

続いてSMBCモビットの返済負担を軽減する方法として、金利を下げること以外で可能な、返済負担を減らすための方法について解説しましょう。

負担を減らす方法には、追加返済をする方法や延滞や遅延をしないこと、さらに返済ではATMを利用しないことが挙げられます。

追加返済によって短期間で返済を完了する

返済負担を軽減する方法として、追加返済により短期間で返済を完了する方法があります。

SMBCモビットの返済は毎月指定した日におこなわれますが、追加の返済はいつでも可能です。

返済方法もATMからや銀行振込など複数の方法から自信に適したものを選べます。

追加の返済をおこなうと返済期間を短縮できるため、最終的に支払う利息の合計額を少なくでき、確実に総返済額を減らすことができます。

ボーナスや臨時の収入が発生したときには、積極的に追加返済をおこなうことで返済負担を減らすように心がけましょう

追加返済は返済負担を軽減する方法としては、最もおすすめできる方法の一つです。

延滞や遅延はしない

SMBCモビットの返済負担を軽減する方法には、延滞や遅延をしないことも考えられます。

返済を期日までにおこなわないと、遅延損害金を支払う必要があります。

遅延損害金とは、定められた金額を期日までに返済しないときに発生する追加の利息です。

SMBCモビットの場合、遅延損害金の実質年率は20.0%で支払期日の翌日から日割り計算で発生し、返済しない状況が続けば毎日増えていきます

通常の利息も支払い、さらに追加で遅延損害金を支払うことになるため、延滞や遅延をすると返済の負担は大きく増加します。

常に支払期日を忘れないようにして、不要な延滞や遅延は起こさないように注意しましょう。

ATMは使用せず、口座振替やインターネット返済を利用する

ATMは利用せずに、口座振替やインターネット返済を利用するのも、返済負担を軽減する方法の一つです。

SMBCモビットは、全国に12万台を超える提携ATMネットワークがありますが、ATMからの返済には手数料がかかります。(2022年4月現在)

一方で、口座振替やインターネット返済の場合は、手数料がかかりません。手数料分の負担を回避するためには、ATMを使わずに無手数料の方法で返済する方がよいでしょう。

SMBCモビットの返済方法については、次の記事でも詳しく解説しているため、参考にしてください。

まとめ

SMBCモビットは、SMBCグループ傘下の三井住友カードにより提供される消費者金融ローンです。

SMBCモビットの金利は、大手消費者金融のなかでは平均的な水準といえ、銀行系カードローンと比較するとやや高めの水準です。

増額申請やクレジットカード会員優待の利用、おまとめローンの活用など、金利を低く抑える方法もいくつか考えられます。

本記事では、SMBCモビットの金利水準について他社との比較や金利を抑えるテクニックを紹介しました。利用を検討している方は、参考にしてください。

<参考>
SMBCモビット

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