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SBI証券のクレカ積立は三井住友カード経由がおすすめ!対象カードやメリット・デメリットを解説

手軽に始められる投資として注目されている積立投資は、クレジットカードを使うとより簡単に資産運用できます。

投資で得た利益が非課税になる「NISA制度」についても2023年3月から2024年3月までの1年間で400万口座以上増加していることが金融庁から発表されており、お得かつ手軽に積立投資ができるクレカ積立はより盛り上がりを見せています。

とくにSBI証券のクレカ積立は、三井住友カードの利用で最大5.0%のポイント還元が受けられて非常にお得です。

ただし、カードのランクによっては還元率が低かったり、買付のタイミングが選択できなかったりするなどのデメリットもあるため、利用する際は気を付ける必要があります。

今回は、三井住友カードを使ったSBI証券のクレカ積立について詳しく紹介します。

対象となるカードについても詳しく解説するので、クレカ積立を始めようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

記事のまとめ

SBI証券×三井住友カードのメリット

  • 最大3.0%のポイント還元
  • 100円から投資が可能
  • NISAにも対応

ただし、積立投資には10万円の上限あり

少額から投資をはじめたい方におすすめ!

TOC

SBI証券のクレカ積立とは

SBI証券では2021年6月30日からクレジットカードを使用した積立投資サービスの提供が始まり、手軽に投資信託ができるサービスとして注目されています。

  • 簡単に投資ができる
  • 1円単位で積立が可能
  • NISA口座でも使える

ここでは、SBI証券のクレカ積立の3つのポイントについて紹介します。

簡単に投資ができる

SBI証券のクレカ積立はSBI証券とクレジットカード大手の三井住友カードが、業務提携してスタートしたサービスです。

若年層や投資初心者へ顧客基盤を広げることが提携目的のひとつとされており、両社の強みを活かした手軽で簡単な投資が可能です。

基本的な内容は通常の投資信託と変わりませんが、買付をクレジットカードで決済できる点が異なります

そのため、買付のたびに入金する必要がなく、手軽に積立投資が可能です。

100円~10万円まで1円単位で積立が可能

SBI証券のクレカ積立は100円から始められるため、手軽な投資が可能です。

少額であればリスクも少ないため、安心して投資できるでしょう。

そのため、投資初心者の方やリスクを避けたい方にもおすすめです。

一方、上限額は100,000円です。少額の投資をメインとした制度であるため、上限額が設定されています。

100円から100,000円の範囲内であれば1円単位での設定が可能です。

自身の予算や目標にあわせて、自由度の高い投資信託ができます。

NISA口座でも使える

クレカ積立は、NISA口座でも利用できます。

NISA(旧つみたてNISA)は、少額の投資で得た利益が非課税となる制度です。

若い方や初めての方でも投資を始めやすく、利用者も増えています。

金融庁が2024年6月12日に発表したNISA口座の利用状況に関する調査結果によると、2023年3月から2024年3月までの1年間で、NISA口座は約450万も増加しています。

NISA口座を活用して積立投資をクレジットカード決済にすると、より簡単かつお得に投資を始められます

ただし、免税対象には上限があるため気をつけましょう。

SBI証券は三井住友カードでの投資がおすすめ

SBI証券にはさまざまな投資方法が用意されていますが、なかでも三井住友カード経由での積立投資には6つのおすすめポイントがあります。

ただし、対象となる範囲には注意が必要です。

ここでは、SBI証券のクレカ積立の概要を紹介します。

最短5分で手続きが完了する

クレカ積立の対象者は「SBI証券の総合口座を保有している方」のため、口座を持っていればすぐに始められます。

口座を持っていない方も口座開設は無料であり、本人確認書類をアップロードすれば最短5分で完了します。

口座開設の手続きはスマートフォンで手軽にできるため、だれでも始めやすい点は大きなポイントです。

ただし、本人確認書類を郵送する場合は手続きに1週間ほどかかる点に気を付けましょう。

SBI証券で積立買付ができる投資信託が対象

クレカ積立の対象商品は「SBI証券で積立買付ができる投資信託」です。

投信積立ができる銘柄であれば、すべてが対象になります。また、限度額の範囲内なら複数銘柄の取引も可能です。

投資信託以外の商品は、クレカ積立の対象になりません。

個別株式やETFへの投資をしたい場合は、他の買付サービスを利用しましょう。

三井住友カードが発行するクレジットカードが対象

SBI証券でのクレカ積立対象カードは「三井住友カードが発行するクレジットカード」です。

具体的には三井住友カードやOliveフレキシブルペイなどが対象となります。

対象以外のカードではSBI証券でクレカ積立ができないため、注意してください。

三井住友カードは多様なクレジットカードがあり、それぞれ年会費や還元率が異なるため、自身の予算や使い方にあわせて選びましょう。

買付タイミング

クレカ積立の買付のタイミングは、毎月3日~9日のいずれかかの自分で指定した日です。

2024年5月31日までは毎月1日と定められていましたが、2024年6月1日より3日~9日の間で自分で設定できるようになりました。

また、積立設定の締切は毎月10日です。10日までの設定で、翌月の3日~9日に買付がおこなわれます。

限度額は10万円

SBI証券のクレカ積立は100円から100,000円までであり、その範囲内であれば1円単位での設定が可能です。

2024年5月1日買付分より、クレカ積立の月間積立上限が5万円から10万円に引き上げられました。

積立投資は一定期間に一定額の投資をするもので、コツコツと手堅い資産運用が可能です。

ポイント付与率は積立額の0.5%から3.0%

クレカ積立のポイント付与率はカードによって異なり、積立額の最大0.5%から5.0%が付与されます。

カードごとのポイント付与率は次の通りです。

カード名ポイント付与率
通常の三井住友カード/Oliveフレキシブルペイ最大0.5%
ゴールドカード最大1.0%
プラチナカード最大2.0%
プラチナプリファード最大3.0%
※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。

プラチナプリファードの3.0%は、他社のクレカ積立と比較しても非常に高い付与率です。

また、Oliveフレキシブルペイを利用した場合も、カードのランクに応じて最大3.0%分のVポイントをもらいながら投資ができます。

年間の利用金額に応じてポイント付与率が異なり、たとえば三井住友カード プラチナプリファードは年間500万円以上の利用で還元率3.0%、年間300万円以上の利用で還元率2.0%になります。

SBI証券クレカ積立の対象カードおすすめ5選

SBI証券クレカ積立の対象の中で、おすすめのクレジットカードを5枚紹介します。

三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カード ゴールド(NL)
年会費5,500円(税込)※1
還元率0.5%~7.0%※3
国際ブランド
発行スピード最短10秒
付帯保険・海外旅行保険※2
・国内旅行保険※2
・ショッピング保険
海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険ラウンジサービスマイル交換
最短即日発行グルメ優待ホテル優待家族カードETCカード
※1. 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※2. カードご入会後に希望に応じて選べる無料保険に切替え可能
※3スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。 ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 ※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。 ※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。 ※通常のポイントを含みます。 ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。 ※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
こんな方におすすめ!
  • 日常使いでお得にポイントを貯めたい
  • 年間100万円以上クレジットカードで決済する
  • セキュリティを重視したい

三井住友カード ゴールド(NL) は、年会費5,500円(税込)で所持できるゴールドカードです。

年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年無料になります。

通常の三井住友カードと比較すると、旅行保険やショッピング保険が付帯している点もメリットです。

SBI証券の投資信託をクレカ積立すると、積立額の最大1.0%のVポイントが貯まります

また、対象の店舗を最大3つまで登録し、三井住友カード ゴールド(NL)を利用すると、通常のポイントに加えて、利用金額200円(税込)につき0.5%のポイントが還元されます。

充実した優待や付帯サービスのあるゴールドカードを無料で持ちたい方は、三井住友カード ゴールド(NL) を発行して、年間100万円以上を利用しましょう。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)
年会費永年無料
還元率0.5%~7%※1
国際ブランド
発行スピード最短10秒※2
付帯保険海外旅行傷害保険※3
海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険ラウンジサービスマイル交換
最短即日発行グルメ優待ホテル優待家族カードETCカード
※1.スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※通常のポイントを含みます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※2.※即時発行ができない場合があります。
※3.カードご入会後に希望に応じて選べる無料保険に切替え可能
こんな方におすすめ!
  • 年会費無料でお得にポイントを貯めたい
  • ナンバーレスでセキュリティを強化したい
  • タッチ決済を利用したい

三井住友カード(NL)は、条件なしで年会費永年無料のカードです。

SBI証券でのクレカ積立によるポイント還元率は0.5%です。

基本還元率も0.5%ですが、対象のコンビニ、ファーストフード、ファミレスなどでスマートフォンのタッチ決済を利用すると、最大7%ポイント還元されます。

また、三井住友カード提供のポイントUPモールを経由すると、通常のポイント還元に加えて、0.5%以上も還元率がアップします。

楽天市場やAmazonなどの総合ECサイトなどをよく利用する方におすすめのサービスといえるでしょう。

※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。

Oliveフレキシブルペイ ゴールド

Oliveフレキシブルペイ ゴールド
年会費5,500円(税込)※1
還元率0.5%~20%※2
国際ブランド
発行スピード【三井住友銀行口座をお持ちでない方】
デビットモード:最短3営業日
クレジットモード:最短3営業日※3
【三井住友銀行口座をすでにお持ちの方】
デビットモード:最短即時
クレジットモード:最短5分
付帯保険・海外旅行保険※4
・国内旅行保険※4
・ショッピング保険
※1. 年間100万円以上の利用で翌年以降年会費永年無料
※2. デビットモードは0.5%、ポイント払いモードは0.25%
※2.対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます(※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります)
※3.SMBCアプリにログインすることで審査開始となる ※4.カードご入会後に希望に応じて選べる無料保険に切替え可能
海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険ラウンジサービスマイル交換
最短即日発行グルメ優待ホテル優待家族カードETCカード
こんな方におすすめ!
  • さまざまな支払い方法をまとめて管理したい
  • 年間100万円以上クレジットカードで決済する
  • 付帯保険をライフスタイルに合わせて選びたい

Oliveフレキシブルペイ ゴールドは、年会費5,500円(税込)で発行可能なゴールドカードです。

初年度は年会費無料、年間100万円以上利用すると翌年以降の年会費が永年無料になります。

基本的なポイント還元率は最大0.5%ですが、SBI証券でクレカ積立をした場合の還元率は最大1.0%です。

また、対象のコンビニ、飲食店で利用した場合、対象サービスの利用状況に応じて、通常のポイント分を含んだ最大20%のポイントが還元されます。

年間300万円まで補償するショッピング保険が付帯している点も大きなメリットです。

年間100万円以上利用する方やショッピング保険を利用したい方は、Oliveフレキシブルペイ ゴールドの利用を検討してみてください

※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※¹ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※² ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード
年会費33,000円(税込)
還元率1.0%~20%※1
国際ブランド
発行スピード【三井住友銀行口座をお持ちでない方】
デビットモード:最短3営業日
クレジットモード:最短3営業日※2
【三井住友銀行口座をすでにお持ちの方】
デビットモード:最短即時
クレジットモード:最短5分
付帯保険・海外旅行保険※3
・国内旅行保険※3
・ショッピング保険
※1. デビットモードは1.0%、ポイント払いモードは0.25%
※1.対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます(※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります)
※2.SMBCアプリにログインすることで審査開始となる
※3. カードご入会後に希望に応じて選べる無料保険に切替え可能
海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険ラウンジサービスマイル交換
最短即日発行グルメ優待ホテル優待家族カードETCカード
こんな方におすすめ!
  • さまざまな支払い方法をまとめて管理したい
  • 年間100万円以上クレジットカードで決済する
  • 国内外での旅行や出張が多い

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードは、クレジットカードと三井住友銀行口座がセットになったサービスです。

キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い、追加したカードでの支払い、の5つの機能を1枚に集約して管理できます。

年会費は33,000円(税込)ですが、積立額の最大3.0%がポイントで貯まるため、ほかのカードと比べてよりお得な投資が可能です。

また、クレジットカードの通常の還元率は1.0%、対象のコンビニや飲食店でご利用での還元率は最大20%に設定されています。

利用額に応じて最大40,000ポイントの継続特典がもらえる点も魅力です。

付帯サービスの旅行傷害保険は、国内、海外ともに5,000万円まで補償されるため、出張や旅行が多い方にもおすすめのカードといえるでしょう。

Oliveフレキシブルペイ

Oliveフレキシブルペイ
年会費永年無料※1
還元率0.5%〜20%※2
国際ブランド
発行スピード【三井住友銀行口座をお持ちでない方】
デビットモード:最短3営業日
クレジットモード:最短3営業日※3
【三井住友銀行口座をすでにお持ちの方】
デビットモード:最短即時
クレジットモード:最短5分
付帯保険海外旅行保険※4
※1.一般のみ
※2.デビットモードは0.5%、ポイント払いモードは0.25%
※2.対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます(※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります)
※3.SMBCアプリにログインすることで審査開始となる
※4.カードご入会後に希望に応じて選べる無料保険に切替え可能
海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険ラウンジサービスマイル交換
最短即日発行グルメ優待ホテル優待家族カードETCカード
こんな方におすすめ!
  • さまざまな支払い方法をまとめて管理したい
  • コンビニや飲食店をよく利用する
  • 付帯保険を生活に合わせて選びたい

Oliveフレキシブルペイは、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い、追加したカードでの支払い、の5つの機能が一体となったオールインワンカードです。

SBI証券でのクレカ積立によるポイント還元率は、三井住友カード(NL) と同様0.5%です。

継続特典はありませんが、年会費が永年無料である点がメリットです。

また、クレジットカードの通常還元は0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店での利用時に通常ポイントを含んだ最大20%ポイントが還元されます。

クレジットカードの所持にお金をかけたくない方は、年会費無料で保有できるOliveフレキシブルペイに申し込みましょう。

三井住友カードをSBI証券で使うメリット

SBI証券のクレカ積立は、他社のクレカ積立にはない魅力的な点があるサービスです。

ここでは、三井住友カードをSBI証券で使うメリットを5つ紹介します。

クレカ積立自体のメリットもあるため、ぜひ参考にしてみてください。

クレカのランクによってポイント還元率が上がる

SBI証券のクレカ積立では三井住友カードのVポイントが貯まりますが、Vポイントは0.5%から3.0%ととくに還元率が高いです。

還元率は登録するカードによって変わります。

カード名ポイント付与率
通常の三井住友カード/Oliveフレキシブルペイ0.5%
ゴールドカード最大1.0%
プラチナカード最大2.0%
プラチナプリファード最大3.0%

ただし、通常のカードは年会費が無料であるのに対してゴールドカードは5,500円(税込)、プラチナプリファードは33,000円(税込)かかります。

利用の仕方やキャンペーンによってお得さが変わるため、慎重に選びましょう。

三井住友カードのVポイントが貯まりやすい

SBI証券のクレカ積立はポイント還元率が高く、とくにSMBCグループ共通のポイントであるVポイントが貯まりやすい特徴があります。

貯まったVポイントは次に挙げるサービスに利用可能です。

  • 三井住友銀行や関連サービスの利用
  • SMBCダイレクトの手数料
  • 景品の交換
  • Amazonや楽天市場でのショッピング利用

Vポイントは普段のショッピングでも貯まるため、非常にお得です。

積立投資は長期間にわたっておこなうケースが多く、トータルで非常に大きなポイントを貯められるでしょう。

100円から投資が可能でリスクが低い

SBI証券のクレカ積立であれば100円(税込)から投資を始められます。

上限の100,000円(税込)以内であれば1円単位で設定できるため、予算にあわせて柔軟な投資信託が可能です。

投資は少額でもまずは実際にやってみて、感覚をつかむのが大切だとされています。

クレカ積立でリスクが低い投資から始め、慣れたら増額する運用も可能です。

投資マイレージ制度がある

SBI証券のクレカ積立は積立投資でVポイントが貯まるのみでなく、投資信託の保有によってポイントが貯まる「投信マイレージ」制度もあります。

手間がかからない投資で二重にポイントを貯められるため非常にお得です。

投信マイレージ制度で貯まるポイントは次のとおりです。

  • Vポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント
  • JALマイル
  • PayPayポイント

5種類からひとつを選ぶ必要があるため、自身の生活圏で使いやすいものを選びましょう。

NISAも対応している

NISAに対応している点も、SBI証券クレカ積立のメリットです。

NISAとは、投資で利益を得た際にかかる約20%の税金が一定額まで免除される制度です。

2018年に少額の投資を奨励する目的で始まったNISAは、2024年1月から新NISAへと変わり、さらにお得に投資できる制度として注目されています。

SBI証券でNISAを利用する場合、つみたて投資枠として年間120万円、成長投資枠として年間240万円が上限となります。

SBI証券で三井住友カード経由のクレカ積立をするデメリット

SBI証券のクレカ積立には、メリットのみでなくデメリットもあります。

  • カードによっては還元率が低い
  • 買付のタイミングが選択できない
  • 積立金額に上限がある

ここでは、三井住友カードをSBI証券で使用する際のデメリットを3つ紹介します。

カードによっては還元率が低い

三井住友カードを使ったクレカ積立のポイント還元率は、カードの種類によって0.5%から3.0%までと幅があります。

他社のクレカ積立が1.0%程度の還元率であるのに比べると、プラチナプリファードの還元率は3.0%で非常にお得です。

一方で、ゴールドカードの還元率は最大1.0%で他社と同程度、通常のカードは0.5%で他社より低くなる可能性があります。

設定するカードによっては他社の還元率の方がお得なため、サービス全体を比較して自身にあったカードを選びましょう。

基本還元率の高いクレジットカードを利用したい方には、リクルートカードがおすすめです。

買付のタイミングが選択できない

SBI証券の投資信託は現金での積立であれば、買付のタイミングを「毎日」「毎週」「毎月」の3つから選択可能です。

一方、クレカ積立の場合は、買付のタイミングが毎月の3日~9日のいずれかと決まっています

この範囲内であれば自分で設定できますが、日々の値動きにあわせて柔軟に投資をしたい方には向かない方法です。

また、投資信託の設定は毎月10日までとスケジュールが決まっています

10日を過ぎると買付が翌々月になるため注意が必要です。

買いたい投資信託がある場合は、早めに申し込みましょう。

積立金額が最大10万円と上限がある

積立金額に上限がある点も、場合によってはデメリットです。

SBI証券のクレカ積立は、積立設定の上限が100,000円と定められています

100円から1円単位で自由に積立できますが、100,000円を超える積立設定はできません。

クレカ積立は若年層や投資初心者向けに少額の投資を勧めるサービスであるため、上限額があるのは当然だといえます。

なお、SBI証券に限らず、他社のクレカ積立も基本的に100,000円が上限に設定されています。

投資額を増やしてより大きな利益を出したい方は、クレカ積立でない投資信託を利用するとよいでしょう。

SBI証券で三井住友カード積立を設定する方法

SBI証券のクレカ積立の設定は、スマートフォンからでも簡単にできます。

ここでは、SBI証券で三井住友カード積立を設定する方法を解説します。

9つのステップに分けて具体的に説明するため、利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1:SBI証券にログイン

クレジットカードの登録は、SBI証券の総合口座へログインしておこないます。

公式サイトにアクセスし、ユーザーネームとパスワードを入力してログインしましょう。

クレカ積立の専用ページからも、登録画面にアクセスできます。

なお、クレカ積立の設定にはSBI証券に口座を持っている必要があります

そのため、口座開設していない方は先に公式サイトから口座を開設しましょう。

SBI証券の口座開設には本人確認書類が必要で、審査もあります。

2:画面上部の「取引」を開き「投資信託」を選択

総合口座へログインしたら、続いて画面上部のメニューバーから「取引」を選択し、開いてください。

「取引」内のより細かいメニューが開くため、さらに「投資信託」の項目を選びます。

3:「投信(積立買付)」を選択

続いて、表示されるメニューバーから「投信(積立買付)」を選択してみてください。

4:「クレジットカード」を選択

メニューバーが表示されるため、「クレジットカード」の項目を選択します。

5:SBI証券の取引パスワードを入力

次に、各種規約が表示されます。

開いて内容を確認し、同意のチェックボックスにチェックを入れましょう。

続いて、設定しているSBI証券の取引パスワードを入力してみてください。

そして、右側の「同意して本人確認へ」ボタンを押します。

6:Vpassアカウントでログイン

画面が自動的に三井住友カード(Vpass)のページに移ります。

ここでVpassIDとパスワードを入力し、ログインすると本人確認ができます。

なお、ここではVpassアカウントが必須です。

アカウントを持っていない方は、先に三井住友カードの公式サイトから登録しましょう。

7:「カード番号入力」で入力

本人確認のあと、「カード番号入力」の青いボタンを押してみてください。

続いて開いた画面に、カード番号と有効期限、セキュリティコードを入力します。

入力できたら「次へ」のボタンを押し、SBI証券のサイトへ戻ると、クレジットカードの登録は完了です。

「クレジットカードのご登録が完了しました」と表示されるのを確認しましょう。

カードや登録内容の変更がなければ、再設定の必要はありません。

8:購入画面で「積立買付」を選択

クレカ積立の設定をする際は、登録時と同じく公式サイトの総合口座にアクセスし、上部メニューバーから「取引」を選びます。

続いて「投信」に進み、「投資信託ランキング」からクレカ積立に設定したい投資信託の銘柄を探しましょう

設定したい銘柄をクリックすると、銘柄の詳細情報が表示されます。

クレカ積立をおこなう際は、メニューの「積立買付」を選択してみてください。

9:毎月自動で積立を選択

決済方法の欄は「クレジットカード」にチェックを入れ、設定したい毎月の金額を入力してみてください。

「次へ」のボタンをクリックすると確認画面へ移るため、必要事項を確認して「設定する」を押せば完了です。

登録が完了したら、初回の買付日まで待ちましょう。

10日までに設定を済ませれば、翌月の指定日に買付がおこなわれ、そのあとは設定どおりに毎月自動で積立されます。

SBI証券の三井住友カード積立に関するよくある質問

最後に、SBI証券の三井住友カード積立に関するよくある質問を紹介します。

SBI証券のクレカ積立の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

SBI証券で三井住友カード以外のクレカ積立は可能?

SBI証券では、三井住友カードやOliveフレキシブルペイ以外のカードでは、次のカードでクレカ積立が可能です。

  • 東急カード
  • タカシマヤカード
  • アプラスゴールドカード
  • 大丸松坂屋カード など

東急カードやタカシマヤカードでもSBI証券でのクレカ積立は可能ですが、ポイント付与率はあまり高くありません。

SBI証券でクレカ積立をするなら、ポイント付与率が最大3.0%と高い三井住友カードがおすすめです。

SBI証券のクレカ積立におすすめの三井住友カードは?

SBI証券のクレカ積立では、コストパフォーマンスを重視する場合は三井住友カード ゴールド(NL) 、ポイント還元率を重視する場合はプラチナプリファードがおすすめです。

プラチナプリファードは積立額の最大3.0%がポイントで貯まり、非常にお得な投資ができます。

ただし、年会費は33,000円(税込)と他のカードと比べて高額です。

一方、三井住友カード ゴールド(NL)は最大1.0%還元、条件次第で年会費無料になります。

自身の利用状況と照らし合わせて、お得に利用できそうな方を選んでください。

三井住友カードの積立投資の買付日は?

三井住友カードの積立投資の買付日は、原則として毎月3日~9日のいずれか自分で設定した日です。

それ以外の日を設定できず、必ず上記内が買付日になります。

なお、積立設定は前月の10日までにおこなってください。

10日を過ぎると翌月は丸1か月買付ができないため、気をつけましょう。

iDeCoはクレカ積立の対象となる?

iDeCoの掛金はクレジットカードでの支払いはできません

そのため、クレカ積立の対象とはなりません。

まとめ

今回は、三井住友カードを使ったSBI証券のクレカ積立について解説しました。

SBI証券では、クレジットカードを使った積立投資のサービスを提供しています。

対応しているカードは、主に三井住友カードやOliveフレキシブルペイです。

最大のメリットは高いポイント還元率で、三井住友カードプラチナプリファードであれば積立額の最大3.0%のポイントが付与されます

ポイント還元率が高いSBI証券は、とくに投資初心者の方におすすめです。

クレカ積立に興味がある方は、ぜひSBI証券と三井住友カードの積立投資を利用してみましょう。

<参考>
SBI証券

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