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【2024年最新】楽天経済圏のお得な使い方とは?今から始めるのはやばい?メリット・デメリットから他経済圏との比較まで徹底解説

楽天グループが提供する豊富なサービスを自身の生活で活用し、ポイントを貯めたり利用したりする生活スタイルを楽天経済圏と呼びます。

楽天経済圏は楽天市場での買い物で最大17.5倍のポイントを貯められ、各種サービスの利用でもポイントを獲得できてお得です。

「楽天は改悪続きでやばい」と言われることもありますが、2024年に入ってからサービス改善が続いており、今から始めても決して遅くはありません。

たとえば2024年6月から楽天モバイルではプラチナバンドが開始され、より繋がりやすく使いやすい通信状況が期待できるでしょう。

本記事では楽天経済圏の基本情報やメリット、具体的な経済圏の始め方などを解説します。

家計の節約をしたい方や、多くのポイントを貯めてさまざまな支払いに利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

楽天カード
楽天カード
出典:楽天カード
年会費永年無料
還元率1.0%
国際ブランド
発行スピード約1週間~10日前後
付帯保険・海外旅行保険
・カード盗難保険
海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険ラウンジサービスマイル交換
最短即日発行グルメ優待ホテル優待家族カードETCカード
こんな方におすすめ!
  • 楽天市場でお得にポイントを貯めたい
  • デザインや国際ブランドを選びたい
  • 2枚目のカードも発行したい
TOC

楽天経済圏とは

楽天経済圏とは楽天グループが提供するさまざまなサービスを利用して、多くのポイントを貯めて活用できる生活サイクルを指します。

サービスの利用状況により、楽天市場でのポイント還元率がアップしたり、サービスの利用自体でポイントを貯められたりする点が大きなメリットです。

契約や切り替えるのみで、継続的に楽天市場でのポイント還元率をアップできるサービスも多く、大きな手間をかけずにはじめられます。

また日用品や食料品、商品や書籍の購入、スマートフォンキャリアや旅行の予約など、幅広いサービスを利用でき、ポイントを貯められます。

楽天経済圏は楽天グループが提供する豊富なサービスを利用して、買い物やサービスの利用がお得になり、家計の節約ができる点が魅力です。

楽天経済圏の攻略方法!賢い使い方をわかりやすく解説

楽天経済圏を活用する方法は主に2つです。

  • 楽天経済圏のサービス利用でポイントを貯める
  • SPUでポイント還元率を上げる

楽天経済圏の攻略方法をわかりやすく解説します。

楽天経済圏のサービス利用でポイントを貯める

楽天経済圏のサービスを利用すると貯まるポイントは、楽天ポイントです。

1種類のポイントを集中して貯めると、より多くのポイントを効率よく貯められるでしょう。

たとえば楽天カードを利用すると、100円につき1ポイント(1.0%分)の楽天ポイントが貯まります。

出典:楽天カード

毎月5万円のカード支払いがある方は、楽天カードで支払うだけで500円分のポイントが貯まる計算です。

また、楽天市場での買い物や楽天モバイルの支払いでも1.0%分の楽天ポイントが付与されるため、日々の生活に必要なサービスを楽天経済圏に集約すると、楽天ポイントが貯まりやすいでしょう。

【最大17.5倍】SPUでポイント還元率を上げる

楽天SPU
出典:楽天市場

楽天市場での買い物時には、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用するとポイント還元率をアップできます。

SPUとは、対象となる楽天グループのサービスを利用して条件を満たすと、楽天市場でのポイント還元率が最大で17.5倍になる仕組みです。

楽天会員になって楽天市場で買い物をすると基本の1倍(還元率1.0%)ですが、楽天カードの利用で+2倍、楽天モバイルのRakuten最強プラン契約で+4倍と還元率が上がります。

たとえば楽天市場で月に10万円の買い物をした場合は1,000ポイントが付与されます。

しかしSPU対象の楽天サービスを利用して還元率が17.5倍になると、17,500ポイントが付与される計算です。

楽天経済圏の各サービスとSPU倍率一覧

楽天経済圏の主なサービス一覧と、SPUの倍率は次のとおりです。

スクロールできます
サービス倍率
楽天カード+2倍
楽天銀行最大+0.5倍
楽天証券最大+1倍
楽天モバイル+4倍
楽天ひかり、Rakuten Turbo+2倍
楽天トラベル+1倍
楽天ブックス、楽天Kobo各+0.5倍
Rakuten Pasha+0.5倍
Rakuten Fashionアプリ+0.5倍
楽天ビューティ+0.5倍

楽天グループのサービスを利用するとポイントを貯められるうえに、楽天市場での還元率も上がり二重にメリットがあります。

各種サービスとも達成条件やポイント付与対象、月間獲得上限があるためよく確認してから利用しましょう。

【+2倍】楽天カード

出典:楽天カード

楽天経済圏を活用するなら、クレジットカードは年会費無料の楽天カードを発行しましょう。

楽天市場の支払いを楽天カードにすれば、楽天市場でのポイント還元率が+2倍になり、3.0%分のポイントが付与されます。

楽天市場以外の買い物でも基本還元率1.0%なので、楽天市場での買い物頻度が高くない方でもポイントを貯めやすいでしょう。

楽天カードはほかにも次のようなメリットがあります。

  • 年会費永年無料
  • 通常還元率1.0%
  • 海外旅行傷害保険最高2,000万円
  • 家族カード無料
  • ETCカード:ダイヤモンド、プラチナ会員は無料

日頃の買い物を楽天カードにすれば、効率よくポイントを貯められて、さまざまな支払いやサービスに利用可能です。

申し込みもオンライン上で簡単にできるため、楽天経済圏をはじめる方は、必須サービスとして楽天カードを発行しましょう。

【最大+0.5倍】楽天銀行

楽天カードの申し込みと同時に、楽天銀行の口座を開設しましょう。

楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定すると、SPUの倍率が+0.3倍になります。

さらに給与や賞与などの受け取りを楽天銀行にすると+0.2倍になるため、楽天市場での買い物が最大+0.5倍です。

出典:楽天銀行

楽天銀行の主なメリットは次のとおりです。

  • ATM手数料無料
  • 他行振込手数料無料
  • コンビニATMで24時間365日利用可能
  • 楽天ポイントを貯められて利用可能
  • スマートフォンで各種手続きができて便利
  • 楽天証券との連携で高金利

楽天銀行の優遇プログラム「ハッピープログラム」の会員ステージにより、ATMや振込手数料は無料の回数が決まります。

スマートフォンやパソコンで家計の管理や各種手続きができる楽天銀行は、楽天経済圏の必須サービスです。

【最大+1倍】楽天証券

出典:楽天証券

楽天証券口座を開設して、マネーブリッジと呼ばれる銀行と証券口座の連携サービスを利用すると、楽天銀行の金利が0.1%(税引前)になります。

メガバンクの普通預金金利が0.001%(税引前)のため、100倍の金利にできてお得です。

また楽天証券への入金や出金もスムーズになり、証券口座としても利便性が増します。

さらに楽天証券を開設して次の条件を満たすと、楽天市場での還元率を最大+1倍にできます。

楽天ポイントコース、マネーブリッジの設定
  • 投資信託:当月合計3万円以上のポイント投資で+0.5倍
  • 米国株式や円貨決済:当月合計3万円以上のポイント投資で+0.5倍

3万円のポイント投資は、1ポイントでも利用していれば還元率アップの対象になります。

楽天経済圏をはじめるための必須サービスとして楽天証券を開設し、資産運用もはじめてみましょう。

【+4倍】楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天経済圏には通信サービスもあり、その代表格が楽天モバイルです。

携帯キャリアサービスの契約数は年々増加しており、2024年6月時点で700万回線を突破しています。

2024年6月27日からはプラチナバンドがサービス開始されたため、電波の繋がりやすさも期待できる通信キャリアです。

2023年12月にサービス変更でスーパーポイントアップの倍率がアップし、楽天モバイルのRakuten最強プランを契約すると還元率が+4倍、キャリア決済で+2倍になります。

Rakuten最強プランの楽天モバイルを使うだけで、毎月5万円分の買い物時にもらえる楽天ポイントが500ポイントから2,500ポイントにアップする計算です。

なお、Rakuten最強プランの料金は次のとおりで、データ利用量が20GBを超えたあとは、無制限でデータを利用できます。

  • 3GBまで:月額968円(税込)
  • 3GB超~20GBまで:月額2,068円(税込)
  • 20GB超:月額3,168円(税込)

現在利用しているスマートフォン代と比べて割安になるのであれば、還元率も上がり料金もお得な楽天モバイルを契約しましょう。

【+2倍】楽天ひかり・Rakuten Turbo

出典:楽天ひかり

自宅に光回線やホームルーターなどを利用している場合、楽天ひかりやRakuten Turboへの乗り換えると、楽天市場でのポイント還元率は+2倍になります。

同じNTT東日本、NTT西日本フレッツ回線を利用している光回線であれば、工事なしで楽天ひかりに乗り換えられます。

またRakuten Turboは、ほかのホームルーターと同様にコンセントにつなぐのみで利用できるため、乗り換えも簡単です。

光回線やホームルーターを利用している方は、楽天ひかりやRakuten Turboへの乗り換えを検討しましょう。

【+1倍】楽天トラベル

出典:楽天トラベル

よく旅行や出張でホテルに宿泊する方は、楽天トラベルの利用がおすすめです。

楽天トラベルを利用すると、楽天市場でのポイント還元率が+1倍になるうえに、宿泊先の予約でもポイントを貯められます。

通常のポイントに加えて、宿泊先や期間限定でポイントが5倍付与されたり、予約の際に利用できる割引クーポンが獲得できたりしてお得です。

楽天市場でのポイント還元率を上げるためには、月1回5,000円(税込)以上の予約と対象期間の利用が条件となります。

旅行や出張でホテルを予約する方は楽天トラベルを活用して、ポイントを受け取りながら還元率をアップさせましょう。

【+0.5倍】楽天ブックス・楽天kobo

出典:楽天ブックス

本や漫画などをよく購入する方は、楽天ブックスや楽天Koboの利用が向いています。

楽天ブックスで月1回1注文3,000円(税込)の買い物をすると、楽天市場でのポイント還元率が+0.5倍になります。

電子書籍の楽天Koboも同様のため、両方の条件を満たせば+1倍でさらにお得です。

楽天ブックスはいつでも送料無料なうえに、ポイントを貯められたり割引料金で書籍を購入できたりします。

普段からよく本や漫画を読む方は、楽天ブックスと楽天Koboを利用して、お得な買い物をしながら楽天市場の還元率を上げましょう。

【+0.5倍】Rakuten Pasha

出典:Rakuten Pasha

Rakuten Pashaは、レシートを撮影して送ると楽天ポイントがもらえるアプリです。

対象商品を購入したレシートを撮影するだけなので、誰でも簡単にポイントを獲得できます。

また次の2つの条件を満たすと、SPUで+0.5倍の対象になります。

  • クーポンで合計300ポイント以上獲得する
  • 「きょうのレシートキャンペーン」で10枚以上レシートが審査通過する

コンビニやスーパーで頻繁に買い物をする方は、アプリをダウンロードしておきましょう。

【+0.5倍】Rakuten Fashionアプリ

出典:Rakuten Fashion

洋服が好きな方は、楽天が公式運営するファッション通販サイトRakuten Fashionでの購入がお得でおすすめです。

Rakuten Fashionアプリで月1回5,000円(税込)以上お買い物すると、楽天市場でのポイント倍率が+0.5倍にアップします。

ただし、楽天市場のアプリやWebサイト、Rakuten Fashion Webサイトで購入してもSPUの対象にはなりません。

Rakuten Fashionのアプリ経由での買い物のみが対象となるため、ご注意ください。

【+0.5倍】楽天ビューティ

出典:楽天ビューティ

美容院でヘアカットやヘアカラーなどをする方は、楽天ビューティーの利用がおすすめです。

自身の好みの美容院を探せて予約できるうえに、ほかの楽天グループのサービスと同様に、ポイントを貯めたり利用できたりします。

また楽天市場でのポイント還元率が+0.5倍になるため、よくネットショッピングをする方はさらに買い物がお得です。

SPUの対象になるためには、楽天ビューティーで3,000円(税込)のオンライン予約をして施術を完了する必要があります。

よく美容院を利用する方は、楽天ビューティーで便利に予約して、楽天経済圏を最大限活用しましょう。

楽天経済圏を活用してポイントをお得に貯める方法

楽天経済圏では、ポイントをお得に貯める方法を実践すれば、多くのポイントを貯められます。楽天ポイントを効率的に貯める方法を解説します。

楽天ペイの利用でポイント最大2.5%還元

コンビニやスーパーなどいつもの買い物での決済は、スマホ決済アプリ「楽天ペイ」の利用が一番お得です。

楽天ペイにチャージして支払うと、最大1.5%還元が受けられます。

出典:楽天ペイ

2024年6月4日から全てのチャージ方法が最大1.5%還元の対象になったため、楽天カードだけでなく楽天銀行やローソン銀行ATMからのチャージでもお得にポイントが貯まります。

さらに楽天ポイント対象店ではポイントカード提示で最大1.0%還元が受けられるため、1回の支払いで最大2.5%のポイント還元が可能です。

ポイントカードの提示も楽天ペイアプリからできるため、スマホひとつでスムーズに支払いができる点も魅力でしょう。

楽天スーパーセールなどのイベント開催中に楽天市場で買い物

楽天市場での楽天スーパーセールをはじめとしたイベント開催中に買い物をすると、お得にポイントを貯められます。

楽天市場で定期的に開催されているイベントの一例は次のとおりです。

  • 楽天スーパーセール:3月、6月、9月、12月
  • 楽天お買い物マラソン:基本的に毎月
  • 楽天ブラックフライデー:11月
  • 楽天大感謝祭:12月

どのイベントも共通して、商品を買うほどポイント還元率がアップしていくため、まとめ買いをすれば効率よくポイントを貯められてお得です。

さらにイベントにあわせて商品が割引されていたり、期間限定のクーポンが利用できたりして割安な買い物ができます。

楽天市場でのイベントはエントリーが必要なものが多いため、買い物をする際はよく確認する必要があります。

お得にポイントを貯めて活用したい方は、楽天市場で開催されるイベント中に買い物をしましょう。

楽天ふるさと納税を利用する

出典:楽天ふるさと納税

ふるさと納税でポイントを貯められるのも、楽天経済圏ならではの特徴です。

楽天市場での買い物と同様、ポイントを貯められるうえ節約にもなるため、経済的なメリットがあります。

スーパーセールやお買い物マラソンのようなイベントでの還元率アップはありませんが、5と0のつく日に利用すると、還元率を上げられます。

ふるさと納税では、各自治体がさまざまな返礼品を用意しており、一例は次のとおりです。

  • 精肉や魚介類
  • フルーツや米
  • スイーツやお菓子
  • 日用品雑貨や文房具
  • ビールや洋酒

ふるさと納税で受け取れる返礼品を選べるうえに、ポイントを貯められるのはうれしい方も多いでしょう。

楽天経済圏では、ふるさと納税でもお得にポイントを貯められるうえに、返礼品が受け取れたりします。

【やめたほうがいい?】楽天経済圏のデメリット

2023年12月1日にSPUのポイント還元率やポイント獲得上限、達成条件などが大きく変更されました。

改悪された点が多いため「楽天経済圏は崩壊するのか」「楽天経済圏はやばい、オワコンだ」との声が多く挙がり、楽天経済圏をやめて他の経済圏へ乗り換えた方も多くいます。

また、直近でも次の改定が発表されたため、楽天経済圏を利用しても多くのポイントを貯められない可能性がある点はデメリットでしょう。

  • 2024年8月1日から保険料や携帯電話利用料金のポイント還元率が変更される
  • 2025年10月から楽天ふるさと納税でのポイント付与廃止

しかし、改悪は一部サービスに限ってのことであるうえ、2024年からはサービス改善も続いています。

ポイントを貯めやすい点は変わらず、今すぐに経済圏が崩壊することはないので安心してください。

【2024年最新】楽天経済圏のメリット

改悪が目立つ楽天経済圏ですが、メリットはまだ多く存在します。

楽天経済圏をはじめるメリットについて詳しく解説します。

1:2024年からはサービス改善が続いている

2024年に入り、楽天経済圏では次のようなサービスの改善が続いています。

  • 楽天ペイアプリのチャージ払いで誰でも最大1.5%のポイント還元になる
  • 楽天証券のクレカ積立額が月10万円にUP
  • SPUにおいて楽天モバイルの倍率が+4倍にUP
  • 楽天モバイルでプラチナバンドのサービス開始

楽天モバイルの利用でポイント倍率が+4倍になったり、楽天ペイのチャージ払いで最大1.5%のポイント還元が可能になったりと、ポイントをより貯めやすくなりました。

楽天モバイルでプラチナバンドが開始され、スマホの繋がりやすさや使いやすさが充実したのも大きなメリットでしょう。

2:楽天ポイントを効率よく貯められる

楽天経済圏にはSPUの仕組みがあるため、楽天グループのサービスを利用すればするほど楽天市場でのポイント還元率を上げられ、効率よくポイントを貯められます。

楽天経済圏には日々の生活に関するサービスが多数あるため、日常生活の中で自然にポイントを貯められるでしょう。

また貯めた楽天ポイントは楽天市場やほかのサービスで利用できるため、実質無料で買い物ができるケースも数多くありお得です。

ポイントの利用方法の一例は、次のとおりです。

  • 楽天市場での支払い
  • 楽天ブックスでの書籍の購入代
  • 楽天トラベルでの宿泊代
  • 楽天モバイルの利用料金
  • ポイント運用

豊富なサービスでポイントを活用できるのは、楽天グル―プならではのメリットです。

ほかにもEdyにチャージできたり、ANAマイルに交換できたりするため、貯めたポイントの利用方法に困るケースは少ないでしょう。

3:生活に関わるサービスが揃っている

楽天経済圏には、次のように、生活に関わるあらゆるサービスが揃っています。

  • 楽天カード(クレジットカード)
  • 楽天銀行・楽天証券(金融機関)
  • 楽天市場(日常の買い物)
  • 楽天モバイル・楽天ひかり(通信)
  • 楽天トラベル(旅行予約) など

また、楽天経済圏の各サービスはひとつの楽天アカウントに紐づけされているため、サービスやポイントの管理が楽になります。

楽天が提供しているサービスは、楽天サービス一覧ページから選んで利用でき、ポイントの管理は専用のページで確認できます。

どのサービスをいつ利用したかや、ポイント獲得数や利用履歴などが実績でわかるため、管理するのに便利でしょう。

楽天経済圏の始め方

具体的に「楽天経済圏を始めるには、何をすればよいかわからない」という方のために、おすすめの始め方を解説します。

これから解説する3つのステップで楽天経済圏を始めてみましょう。

1:楽天カードに申し込む

楽天カード
楽天カード
出典:楽天カード
年会費永年無料
還元率1.0%
国際ブランド
発行スピード約1週間~10日前後
付帯保険・海外旅行保険
・カード盗難保険
海外旅行保険国内旅行保険ショッピング保険ラウンジサービスマイル交換
最短即日発行グルメ優待ホテル優待家族カードETCカード
こんな方におすすめ!
  • 楽天市場でお得にポイントを貯めたい
  • デザインや国際ブランドを選びたい
  • 2枚目のカードも発行したい

まずは楽天カードを発行しましょう。

普段の買い物時の支払いを楽天カードにすると、1.0%分のポイントが付与されます。

スマホ決済「楽天ペイ」が利用できる店舗では、楽天カードから楽天ペイにチャージして支払えば、ポイント還元率は1.5%です。

また、楽天カードはSPUの対象サービスのため、楽天市場での買い物では常に3.0%のポイント還元が受けられてお得です。

楽天カードは年会費無料のため、コストをかけずに所持し続けられる点もメリットでしょう。

2:楽天銀行と楽天証券の口座開設をする

楽天カードの発行と同時に、楽天銀行の口座を開設しましょう。

カードの引き落とし口座を楽天銀行にすると、SPUの対象で最大+0.5倍のポイント還元が受けられます。

また、楽天証券も特定の取引がSPUの対象になっているため、楽天証券の口座開設もおすすめします。

楽天証券では投資で得た利益が一定額まで非課税になる新NISAを始めてみましょう。

2024年3月からクレカ積立金額の上限が5万円から10万円にアップし、より多くのお金を楽天カードで積み立てられるようになりました。

また、クレカ積立によるポイント還元率は、楽天カードが0.5%、楽天ゴールドカードが0.75%です(※)。

たとえば月10万円を楽天ゴールドカードでクレカ積立した場合、年間9,000ポイントが付与されます。

楽天ゴールドカードの年会費は2,200円のため、年会費以上のポイントが付与されて元が取れる計算です。

※代行手数料が年率0.4%未満の場合

3:普段使いしているサービスを楽天に置き換える

普段使っているサービスを楽天に置き換えると、楽天経済圏をより活用できます。

たとえば大手携帯電話会社のスマホを使っている方は、楽天モバイルに乗り換えれば、スマホ代を大きく節約できる可能性があります。

楽天モバイルのRakuten最強プランなら、データ量無制限で月額3,168円(税込)です。

出典:楽天モバイル

その他のサービスも楽天経済圏サービスに置き換えると、利便性が高まったり、ポイントを貯めやすくなったりするでしょう。

楽天経済圏に向いている方

多くのポイントを貯められる楽天経済圏には、向いている方の特徴があります。

楽天経済圏の利用がおすすめの方の特徴について解説します。

ポイントを貯めて買い物代や固定費を節約したい方

ポイントを貯めて日々の買い物代や、スマホや光熱費の固定費を節約したい方に楽天経済圏は向いています。

楽天経済圏はさまざまなサービスでポイントを貯められるうえに、イベントや効率よく貯めるコツを活用すれば、多くのポイントを獲得できるでしょう。

さらにSPUの仕組みを利用すれば、楽天市場でのポイント還元率を最大17.5倍まで上げられます。

貯めた楽天ポイントは楽天経済圏内で利用できるため、ポイントを多く貯めて、買い物代を節約できるでしょう。

計画的に買い物ができる方

計画的に買い物ができる方は、楽天経済圏に向いている可能性が高いです。

楽天グループの豊富なサービスでは、多くのポイントを貯められる一方で、買い物での計画性が求められます。

楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンなどのイベント開催期間にまとめ買いをすると、効率よくポイントを貯められます。

そのため、イベント開催期間を把握して、計画的に買い物をする必要があるでしょう。

ポイントアップがのぞめる期間や日にちに商品をまとめ買いをするなど、計画を立てながら買い物をしてみてください。

楽天経済圏に向いていない方の特徴

楽天経済圏に向いている方がいる一方、向いていない方もいます。

楽天経済圏をおすすめできない方の特徴を解説します。

楽天以外のサービスを利用している方

すでに楽天以外のサービスを多く利用している方や利用し続けたい方は、楽天経済圏には向いていないかもしれません。

現在利用中のサービスが他社の経済圏に属している場合は、新たに楽天経済圏を始めるのはハードルが高いといえます。

たとえば、すでにSBI証券や三井住友カードを利用している方はSBI経済圏を活用したほうがメリットが大きく、イオン系列のスーパーを頻繁に利用している方はイオン経済圏が向いています。

ただし、楽天モバイルなど楽天経済圏のサービスに乗り換えると、支払い料金が安くなったりポイントが貯まりやすくなったりしてお得なケースも多くあります。

活用する経済圏を一つにまとめたい場合は、どの経済圏が自分に合っているかよく考えてみてください。

楽天ポイントを貯めていない方

楽天経済圏を活用するうえでの大きなメリットは、楽天ポイントを貯められる点です。

楽天ポイントを貯めていない方、他社ポイントを重点的に貯めている方は、楽天経済圏に向いていません。

たとえばスマホ決済「PayPay」を利用していてPayPayポイントを多く貯めている方は、PayPay経済圏を活用したほうがお得にポイントを貯め続けられるでしょう。

楽天経済圏が向いていない方におすすめの経済圏

楽天経済圏はサービスの幅が広く、楽天サービスを使えば使うほどポイントが貯まりやすいのが特徴です。

さまざまなサービスを一つの経済圏でまとめたい方におすすめでしょう。

しかし、楽天サービスを利用しない方や向いていない方は、他の経済圏の利用も検討しましょう。

楽天経済圏の崩壊が不安という方も、乗り換え先を検討しておくと安心です。

楽天以外の経済圏の魅力とおすすめな方の特徴をまとめました。

スクロールできます
経済圏SBI経済圏ドコモ経済圏PayPay経済圏au経済圏イオン経済圏
クレジット
カード
三井住友カード(NL)

公式サイトへ
dカード
dカード
公式サイトへ
PayPayカード

公式サイトへ
au PAYカード
au pay
公式サイトへ
イオンカードセレクト

公式サイトへ
証券会社

公式サイトへ


公式サイトへ


公式サイトへ
魅力・SBI証券や三井住友カードなど金融系に強い
・ポイント統合でVポイントが貯まりやすくなった
・ドコモユーザーはとくにお得に活用できる
・dポイント加盟店、dカード特約店の数が多い
・Yahooショッピングのポイント還元率が高い
・PayPayポイントに有効期限なし
・au料金へのポイント還元率が高い
・金融系のサービスに強い
・クーポンが豊富に配布される
・毎月10日はポイント5倍
おすすめな方・コンビニの利用頻度が高い方
・三井住友銀行の口座を開設している方
・ドコモユーザーの方
・通信品質のよいキャリアを利用したい方
・PayPayユーザー、ソフトバンクユーザーの方
・Yahooショッピングをよく利用する方
・auユーザーの方
・auじぶん銀行の口座を所有している方
・イオングループをよく利用する方
・日頃の買い物で効率よくポイントを貯めたい方

経済圏ごとの特徴や、どのような方に向いているかを比較して、移行する際には自身に適した経済圏を選んでみましょう。

楽天経済圏を利用する際の注意点

お得な楽天経済圏を利用する際は、注意点を意識していないと自身が損をする可能性があります。

楽天経済圏を利用する際に、注意したほうがよい点について解説します。

ポイントには有効期限がある

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。

通常ポイントの有効期限は、ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日までです。

ただし、期限までに新たに通常ポイントを獲得すれば有効期限が切れません。

一方、期間限定ポイントの有効期限は短く設定されている場合が多いため注意が必要です。

なかには1~2か月程度で失効になるポイントもあるため、楽天PointClubで各ポイントの有効期限を確認し、失効しないようにしましょう。

無駄に買い物をしすぎない

楽天グループのサービスを利用する際は、無駄に買い物をしすぎないように気をつける必要があります。

ポイントが効率よく貯まる一方、ポイント獲得を意識しすぎると、不要な買い物をするおそれがあるためです。

楽天経済圏は利用するほど還元率がアップしたり、ポイントを貯められたりしますが、自身に必要な買い物のみにしましょう。

たとえば楽天市場での買い物で、ポイント還元率がよいからとの理由で、利用頻度の低い商品を買わないようにする必要があります。

ポイント獲得が目的で無駄に買い物をすると、トータルで損になる可能性があるため、買い物をする際は注意しましょう。

楽天経済圏に関するよくある質問

人気のある楽天経済圏に関して、よくある質問に回答します。

楽天SPUについてや公共料金の支払いなどが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

楽天SPUとはなんですか?

楽天SPU
出典:楽天市場

楽天SPUとは、スーパーポイントアッププログラムを指し、対象の楽天サービスを利用すると楽天市場での還元率がアップする仕組みです。

SPU対象の楽天サービスの一例は、次のとおりです。

  • 楽天カード(+2倍)
  • 楽天銀行(最大+0.5倍)
  • 楽天証券(最大+1倍)
  • 楽天モバイル(+4倍)
  • 楽天トラベル(+1倍)

SPU対象の対象となる楽天グループのサービスをすべて利用すると、楽天市場でのポイント還元率が最大で17.5倍になります。

ただし有償での利用が条件なサービスもあり、無理して最大のポイント還元率を目指す必要はありません。

SPUは必要な楽天グループのサービスを利用して、楽天市場でのポイント還元率を上げられる点が大きな魅力です。

公共料金の支払いでもポイントは貯まりますか?

電気やガスなどの公共料金の支払いでも、楽天ポイントを貯められます。

毎月の支払いを楽天カードから決済するように設定すれば、ポイントが貯められてお得です。

ポイント還元率は電力会社やガス事業者により異なり、100円につき1ポイントの場合もあれば、500円につき1ポイントの公共料金もあります。

ただし楽天カードでの支払いに対応していない事業者もあり、設定できない可能性があります。

なお、2024年8月1日から保険料やNHK放送受信料におけるポイント還元率が変わったため、公共料金や固定費の支払いを楽天カードでおこなう方はよく確認してください。

楽天カード以外のクレジットカードはありますか?

楽天経済圏で利用できるクレジットカードは、楽天カード以外にもあります。

利用できるクレジットカードの一例は、次のとおりです。

  • 楽天ゴールドカード
  • 楽天プレミアムカード
  • 楽天ANAマイレージクラブカード
  • 楽天カード アカデミー

ただし一般の楽天カードとは異なり、年会費が発生するクレジットカードもあるため注意が必要です。

たとえば楽天プレミアムカードは、空港ラウンジ利用や誕生月サービスの特典がある一方で、年会費は11,000円(税込)かかります。

楽天経済圏を今後はじめる方は楽天カードでスタートして、慣れてきてからほかのカードを検討する方法がおすすめです。

他の経済圏と併用して利用しても大丈夫ですか?

楽天経済圏は、ほかの経済圏と併用しても問題ありません。

利用するサービスが重複しなければ複数の経済圏を併用でき、さらに買い物がお得になる可能性があります。

たとえば楽天経済圏を活用しながらイオン経済圏を併用すると、楽天市場やイオングループの買い物で効率よくポイントを貯められます。

ただし年会費はかからないものの、クレジットカードを2枚持つ手間が増え、場合によりお得にならないケースもあるため注意が必要です。

また、付与されるポイントが分散して、ポイントを貯めづらくなる可能性もあるでしょう。

楽天経済圏は崩壊しますか?

近年、楽天経済圏においてサービスの改悪が続いたため、「楽天経済圏が崩壊するのでは?」「メリットはないのでは?」と感じる方の声がSNS上でよく見られます。

結論から言えば、今すぐに楽天経済圏が崩壊することはありません。

2024年からはサービスの改善が続いており、よりポイントが貯めやすくなったり、使い勝手が良くなったりしています。

楽天経済圏の活用はメリットが大きいと言えるでしょう。

もし楽天経済圏の崩壊が不安な方は、他の経済圏との併用や乗り換えを検討するのをおすすめします。

まとめ

多くのポイントが貯まる楽天経済圏は、楽天グループが提供する豊富なサービスを利用して、お得な買い物ができます。

また、各サービスを利用して条件を満たせば、楽天市場での買い物で最大17.5倍のポイント還元を受けられるため、楽天経済圏を使えば使うほどお得といえるでしょう。

「楽天経済圏は崩壊するからやめたほうがよい」という声もありますが、直近ではサービス改善が続いており、メリットは数多くあります。

これから楽天経済圏を始める方は、まずは年会費無料の楽天カードを発行してみましょう。

還元率が1.0%と高還元のため、コストをかけずにポイントを効率よく貯められておすすめです。

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