PayPayは、多数のキャッシュレスユーザーが利用している人気の電子決済サービスです。
PayPayポイントを効率的に貯めたい方の中には、PayPayにクレジットカードを登録してポイントを二重取りする方法が知りたいと考えている方も多いでしょう。
結論からお伝えすると、PayPayでポイントの二重取りはできません。
例外的に、SoftBankのまとめて支払いを活用すると、二重取りができます。
この記事では、PayPayの特徴やPayPayと相性がよいクレジットカード、PayPayにクレジットカードを登録する方法などをまとめました。
まとめて支払いでポイントを二重取りする方法も紹介するため、PayPayの利用でポイントを多く貯めたい方は必見です。
- PayPayポイントの二重取りは可能か?
- PayPayと相性が良いPayPayカードの特徴
- PayPayカードをPayPayに登録する手順
※タップすると詳細箇所に飛びます
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜5.0% |
国際ブランド | |
発行スピード | 最短7分※1 |
付帯保険 | なし |
- PayPay払いをよく利用する
- PayPay残高チャージに唯一対応
- Yahoo!ショッピングをよく利用する
PayPayでポイントの二重取りはできる?
そもそも、PayPayでポイントの二重取りはできるのでしょうか。
ポイントの二重取りの基本情報や、PayPayでポイントの二重取りができるのかなどを解説するため、PayPayを利用する予定の方は確認してみてください。
そもそもポイントの二重取りとは
そもそもポイントの二重取りとは、クレジットカードやQRコード決済(バーコード決済)などを組み合わせて、2つのポイント還元を得る仕組みのことです。
2つのポイントを一回の会計で獲得できるため、ポイントの二重取りと呼ばれています。
たとえば、楽天が提供している楽天カード(クレジットカード)と楽天ペイ(QRコード決済)を利用すると、楽天ポイントを二重で獲得可能です。
楽天ペイには、チャージして利用する楽天キャッシュと呼ばれる機能が搭載されており、楽天キャッシュに楽天カードでチャージすると、0.5%のポイントが還元されます。
また、チャージした楽天キャッシュで会計した際も100円(税込)につき1ポイント貯まり、ポイントが2回付与されます。
楽天カードと楽天ペイでポイントの二重取りを活用すると、合計1.5%の還元率でポイントを貯められるため、非常にお得です。
まずは、上記のようなポイント二重取りの仕組みを理解しておきましょう。
PayPayはポイント二重取りの対象外
現在、PayPayではポイント二重取りができません。
以前は、Yahooカードでチャージする場合はポイントの二重取りが可能でしたが、現在はサービスの変更により対象外となりました。
しかし、方法がないわけではなく、SoftBankのまとめて支払いを活用すると、例外的にポイントの二重取りができます。
方法については記事後半で解説しているため、参考にしてみてください。
PayPayの特徴と仕組み
PayPayの特徴と仕組みは、次のとおりです。
- QRコードで支払うキャッシュレス決済
- PayPayの仕組み
- 特定ショップでの買い物で還元率アップ
一つずつ解説します。
QRコードで支払うキャッシュレス決済
PayPayは、QRコードで支払うキャッシュレス決済サービスです。
決済時に店に表示されているQRコードをPayPayアプリで読み取るのみで決済できるため、支払いは非常にスムーズです。
利用できる店も多く、全国のコンビニエンスストアやドラッグストア、飲食店などで利用できます。
キャッシュレスでスムーズに決済したい方は、PayPayを活用しましょう。
PayPayの仕組み
先ほど解説したとおり、PayPayはQRコード決済サービスです。
QRコードの読み込み以外にも、バーコードの提示でも決済できるため、バーコード決済に対応している店でも利用できます。
支払い方法は残高支払いとクレジットカード払いの2種類です。
残高払いはPayPayにチャージしたお金を支払いに充てる方法で、クレジットカード払いは、PayPayに登録したクレジットカードを利用した支払い方法です。
特定ショップでの買い物で還元率アップ
特定のショップでPayPayを利用して買い物すると、高い還元率でポイントが貯まります。
特定のショップとアップする還元率の一例を紹介すると、次のとおりです。
WINTICKET | +0.5% |
Yahoo!ショッピング | +1.0%〜 |
ebookjapan | +1.0%〜 |
LOHACO by ASKUL | +1.0%〜 |
Yahoo!トラベル | +1.0%〜 |
還元率がアップする店で頻繁に買い物する方は、PayPayを利用してみてください。
PayPayと相性がよいのはPayPayクレジットカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜5.0% |
国際ブランド | |
発行スピード | 最短7分※1 |
付帯保険 | なし |
- PayPay払いをよく利用する
- PayPay残高チャージに唯一対応
- Yahoo!ショッピングをよく利用する
PayPayと相性がよいクレジットカードは、PayPayカードです。
PayPayカードの基本情報や相性がよい理由などを解説するので、PayPayにチャージできるクレジットカードを探している方は、確認してみてください。
PayPayカードの基本情報
年会費が無料で利用しやすいです。QRコード決済の残高が不足している場合も、ボタン一つでクレジットカード決済に切り替えて、チャージ不要で利用が可能です。
引用:みん評
PayPayカードは、年会費無料で発行できるクレジットカードです。
PayPayカードをPayPayに登録し条件を達成すると、最大1.5%の還元率でポイントが貯まります。
ほかにも、Yahoo!ショッピング特典として、Yahoo!ショッピングやLOHACOで買い物すると、+3%のPayPayポイントが付与される特典も適用されます。
ただし、旅行保険やショッピング保険は付帯していません。
PayPayカード ゴールドであれば最高1億円の海外、国内旅行傷害保険が付帯しているため、保険が付帯しているクレジットカードを発行したい方には、PayPayカード ゴールドがおすすめです。
また、ETCは年会費550円(税込)、家族カードは年会費無料で追加できます。
PayPayカードは年会費無料で所有できるため、気になる方はすぐに申し込みましょう。
PayPay残高をチャージできる唯一のカード
まずこのカードをアプリに連携すれば、いちいちお金をチャージする必要がないので、店頭で残高を気にせずにQRコード決済できるから安心。またコンビニやファミレスはもちろん、近所の小さなお店でも使用できるケースが多いことも、大きな魅力と言えます。日頃からアプリの利用頻度が高い人なら、このカードは重宝するはずです。
引用:みん評
PayPayの支払い方法には、残高支払いとクレジットカード払いがあります。
しかし、PayPay残高にチャージできるクレジットカードはPayPayカードのみのため、残高支払いを利用したい方は、PayPayカードを発行する必要があります。
PayPayのチャージ方法については「PayPayのおすすめチャージ方法は?特徴やお得な使い方を解説」でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
PayPayカードの利用でPayPayポイント還元率アップ
ペイペイステップと呼ばれる支払金額に応じたランク制度があり、支払額の条件を満たすと、翌月のポイント還元率が高くなるといった特典も用意されていて、使うほどにメリットを強く感じられるカードですね。魅力的なキャンペーンも多いので、賢く活用して、お得にお買い物ができるようにしたいです。
引用:みん評
PayPayカードをPayPayのクレジット払いに登録すると、PayPayステップと呼ばれるプログラムが適用され、ポイント還元率が高まります。
残高支払いでPayPayを利用する場合は、最大でも1.0%の還元率です。
しかし、PayPayカードをPayPayに登録し、クレジット払いを利用すると、最大1.5%の還元率で買い物できます。
内訳は、基本の還元率が1.0%、条件達成特典で+0.5%され、合計1.5%の還元率になります。
残高支払いと比較すると0.5%の小さな差だと考える方も多いですが、買い物する金額が大きくなるほど差も大きくなるため、PayPayを頻繁に利用する方はPayPayカードをPayPayに登録しましょう。
PayPayカードの登録・紐付け方法
PayPayのクレジットカードの登録、紐付け方法は、次のとおりです。
- アプリホーム画面のその他を選択
- カード追加を選択
- カード情報を追加
- カードの登録が完了
上記のとおり、PayPayのアプリ上でPayPayカードを登録できます。
PayPayカード以外のクレジットカードも登録できますが、VISAかMastercardのみ登録可能で、残高へのチャージには対応していません。
PayPayカードであれば、クレジット払いや残高へのチャージに対応しているため、PayPayカードの登録がおすすめです。
PayPayクレジットカード利用の際のポイント・注意点
PayPayクレジットカードを利用する際のポイントや注意点は、次の4つです。
- PayPayでクレジットカード利用は上限あり
- PayPayカード以外が還元対象となるイベントもある
- 紐付けられるのは本人名義のカードのみ
- まとめて支払いの利用で例外的にポイント二重取りが可能
一つずつ解説します。
PayPayでクレジットカード利用は上限あり
PayPayのクレジット支払いには、次のとおり上限が設定されています。
過去24時間 | 過去30日間 | |
---|---|---|
本人確認完了済み | 最大50万円 | 最大200万円 |
本人確認未完了 | 最大10万円 | 最大10万円 |
本人確認が完了している場合の方が上限が高く設定されているため、なるべく多くの金額を利用したい方は、本人確認を完了させましょう。
PayPayカード以外が還元対象となるイベントもある
PayPayでは、高頻度でさまざまなイベントが実施されていますが、PayPayカード以外の支払い方法が対象のイベントも多数あります。
たとえば、PayPay残高での支払いによってポイント還元率が高まるキャンペーンが実施されている場合、PayPayカードで支払ってもキャンペーンは適用されません。
お得なイベントやキャンペーンを受けたい方は、適用条件を確認してから参加しましょう。
紐付けられるのは本人名義のカードのみ
PayPayに紐付けられるクレジットカードは、本人名義のカードのみです。
家族や友人などのクレジットカードは登録できない点に注意しましょう。
まとめて支払いの利用で例外的にポイント二重取りが可能
PayPayのサービス変更により、ポイントの二重取りはできなくなりました。
しかし、SoftBankのまとめて支払いを活用すると、例外的にポイントの二重取りが可能です。
SoftBankのまとめて支払いとは、SoftBank回線の料金とPayPay残高へのチャージ料金をまとめて支払う方法です。
SoftBankのまとめて支払いに設定したクレジットカードのポイントと、残高支払いで還元されるポイントを獲得できるため、二重取りを実現できます。
しかし、PayPayカードはSoftBankのまとめて支払いのポイント還元の対象外であり、二重取りできません。
SoftBankのまとめて支払いを活用した二重取りをする際は、PayPayカード以外のクレジットカードを設定しましょう。
PayPay経済圏のサービスを利用することで、お得にポイントを貯めることができます。
PayPay・クレジットカードに関するよくある質問
ここでは、PayPayや登録するクレジットカードに関するよくある質問に回答します。
PayPayカードの登録がうまくいかない場合は?
PayPayカードの登録がうまくいかない原因は、主に次のとおりです。
- カード番号や有効期限が間違っている
- セキュリティコードが間違っている
- 海外で発行したクレジットカードを登録しようとしている
- 複数枚のクレジットカードを登録しようとしている
- 別のPayPayアカウントに登録されているクレジットカードを登録しようとしている
上記に当てはまる場合は、クレジットカードを登録できないため、正しい情報を入力し、登録できるカードを登録してください。
まとめて支払いができないのはなぜ?
まとめて支払いが利用できない場合の原因は、次のとおりです。
- SoftBank、Y!mobile、LINEMOとの連携が解除されている
- SoftBank、Y!mobileまとめて支払いの利用を制限している
- SoftBank、Y!mobileまとめて支払いの利用上限金額を超えている
上記に当てはまる場合は、まとめて支払いができません。
それぞれの原因の対処法は、PayPay公式サイトで確認してみてください。
まとめ
今回は、PayPayの特徴やPayPayカードの登録方法、PayPayでクレジットカードを利用する際のポイントなどについて解説しました。
基本的に、PayPayでクレジットカードを利用したポイントの二重取りはできません。
しかし、まとめて支払いを活用すればポイントの二重取りが可能なため、お得に買い物したい方は活用しましょう。
また、PayPayにチャージして残高支払いを利用したい方には、PayPayカードがおすすめです。
PayPayカードを発行し条件を達成すると、PayPayステップと呼ばれるプログラムが適用され、ポイント還元率を高められます。
PayPayを利用する方は、PayPayカードの発行も検討しましょう。