PayPayポイントの利用を検討している方の中には、「PayPayポイントの使い方がわからない」「お得に貯める方法を知りたい」といった疑問を抱えている方もいるかもしれません。
結論からお伝えすると、PayPayポイントは簡単かつ手軽にポイントを貯められるうえに、支払いや運用に利用可能です。
本記事ではPayPayポイントの具体的な使い方と、お得に貯める7つの方法を紹介します。
PayPayポイントの使い道や貯め方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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PayPayポイントの3つの使い方
PayPayポイントが何に使えるかわからない方も多いでしょう。
PayPayポイントの使い方は、上記の3つがあります。
それぞれ詳しく解説するため、PayPayポイントの使い道を知りたい方はぜひ参考にしてください。
1:PayPayポイントを支払いに利用する
PayPayポイントは、スマホ決済の一つである「PayPay」での支払い時に利用できます。
1PayPayポイント=1円で、実店舗やネットショップで利用可能です。
PayPayアプリ内の設定で「支払いに使う」に設定しておけば、PayPayポイントが優先して消費されます。
PayPayポイントは決済時に、残高やPayPayクレジットとあわせて使用できます。
PayPayは2024年8月時点で登録者数6,500万人を超える人気の決済アプリであり、利用している方も多いでしょう。
普段からスマホ決済を利用している方、PayPayを利用している方は、手軽にPayPayポイントを使えるPayPayを活用しましょう。
2:PayPayポイントを貯める
PayPayポイントは有効期限がないため、貯め続けられます。
コンビニやスーパー、ファストフード店、家電量販店、ドラッグストア、ネットショップなど、PayPayが利用できる場所は数多くあります。
ポイントは失効しないため、利用するタイミングが訪れるまで貯め続けるのもよいでしょう。
3:PayPayポイントを運用する
PayPayポイントは「PayPayポイント運用」と呼ばれる、運用サービスがあります。
IDや口座開設は不要で、1ポイントから運用でき、誰でも気軽にはじめられる点が魅力です。
運用残高を現金に変換は出来ませんが、運用残高とPayPayポイントの交換は、いつでも可能です。
PayPayポイント運用では、コース(銘柄)を次の5種類の中から選択できます。
金(ゴールド)コース | SPDR Gold Trust(GLD) |
スタンダードコース | SPDR S&P500 ETF(SPY) |
逆チャレンジコース | SPDR S&P500 ETF(SPY) |
テクノロジーコース | INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ) |
チャレンジコース | Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares(SPXL) |
運用成績次第ではポイントが減りますが、実際のお金ではなく付与されたPayPayポイントの中で運用できるため、PayPayポイントの使い方としておすすめです。
PayPayポイントが利用できるお店
PayPayポイントがどこで利用できるのかわからない方に向けて、利用できるお店を紹介します。
上記のお店では、PayPay支払いも利用可能です。
コンビニ
コンビニでは、PayPayポイントが利用できます。
PayPayポイントが利用できる、主なコンビニは次のとおりです。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- NewDays
- デイリーヤマザキ
多くのコンビニでPayPay支払いができるため、便利でしょう。
スーパー
PayPayポイントは、スーパーでも利用可能です。
PayPayポイントが利用できる、主なスーパーは次のとおりです。
- イトーヨーカドー
- SEIYU
- ライフ
- サミット
家の近くのスーパーやよく利用するスーパーで、PayPayの利用ができるかどうかを確認しましょう。
ドラッグストア
ドラッグストアでもPayPayポイントの利用が可能です。
PayPayポイントが利用できる、主なドラッグストアは次のとおりです。
- マツモトキヨシ
- ウエルシアグループ
- サンドラッグ
- ココカラファイン
- スギ薬局
- くすりの福太郎
上記のドラッグストアは店舗数も多いため、全国どこでも利用できるのもPayPayの大きなメリットです。
飲食店
カフェやファストフード店、ファミリーレストラン、お弁当チェーン店など、多くの飲食店でPayPayポイントが利用できます。
PayPayポイントが利用できる、主な飲食店は次のとおりです。
- スターバックス
- ガスト
- スシロー
- マクドナルド
- モスバーガー
- すき家
PayPayポイントをお得に利用し、外食を楽しみましょう。
PayPayポイントが利用できるネットショップ
PayPayポイントは、実店舗のみでなく次のようなネットショップでも利用可能です。
ジャンル | 対象サービス |
---|---|
総合通販 | ・Amazon ・PayPayフリマ ・Yahoo!ショッピング ・ヤフオク ・Qoo10 など |
電子書籍 | ・めちゃコミック ・コミックシーモア ・ブックライブ など |
エンタメ | ・TOHOシネマズ ・Netfilx など |
ファッション | ・ユニクロオンラインストア ・ZOZOTOWN など |
AmazonやYahoo!ショッピング、ZOZOTOWNなどのネットショップでも利用できます。
使い勝手がよい点もPayPayポイントの魅力といえるでしょう。
PayPayポイントを支払いに利用する場合の設定方法
PayPayポイントを支払いに利用する場合の、アプリ設定方法を解説します。
- PayPayアプリからポイントをタップする
- ポイントの使い方設定を変更する
- 支払いに使うを選択する
まずは、PayPayアプリのホーム画面から、QRコード下の赤枠にある「ポイント」をタップします。
次に、貯まっているPayPayポイントが表示されている箇所の下部分にある、青文字「ポイントの使い方設定を変更する」をタップしましょう。
「貯める」「運用する」「支払いに使う」の項目が表示されますが、デフォルトでは「貯める」に設定されているため、「支払いに使う」を選択し、右上の「保存」を押すと設定完了です。
設定完了すると、PayPay残高にPayPayポイントが加算されます。
PayPayポイントのお得な貯め方7選
PayPayポイントのお得な貯め方を7つ紹介します。
ぜひ実践してお得にポイントを貯めてください。
1:PayPayカードを利用する
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜5.0% |
国際ブランド | |
発行スピード | 最短7分※1 |
付帯保険 | なし |
- PayPay払いをよく利用する
- PayPay残高チャージに唯一対応
- Yahoo!ショッピングをよく利用する
PayPayカードを利用すると、ポイントが貯まりやすくなります。
PayPayカードのポイント還元率は1.0%であり、通常のPayPay支払い時の還元率の2倍です。
また、PayPay残高にチャージするクレジットカードを用意する際は、PayPayカード一択となります。
PayPayステップやYahoo!ショッピングでのお買い物など、PayPayカードの特典が多いのも特徴です。
PayPayをよく利用する方には、PayPayカードは持っていて損がないカードといえるでしょう。
年会費無料なので、カード発行や所持にお金は一切かかりません。
2:PayPayステップの条件を達成する
PayPayステップの条件を達成すると、ポイント還元率を上げられます。
PayPayステップとは、PayPayやPayPayカードの毎月の利用状況に応じてポイント還元率が高くなる仕組みで、最大で2.0%の還元率になります。
次の3つの条件をクリアすると、それぞれの条件においてポイント付与率が高くなります。
- 基本付与分
- 条件達成特典
- ゴールドカード特典
1か月以内にPayPayまたはPayPayカード、PayPayカードゴールドあわせて 「200円(税込)以上の支払いを30回 」と「合計で10万円(税込)以上の支払い」をすると、条件達成でポイント還元率が0.5%上昇する仕組みです。
また、PayPayカードゴールドと連携した場合は、さらにポイント還元率がアップします。
PayPayを普段から利用している方は、PayPayステップの条件を達成してお得にポイントを貯めましょう。
3:キャンペーンを活用する
キャンペーンを活用するのもおすすめです。
PayPay独自のキャンペーンでは、特定の店舗で30%ポイント還元されるものや、抽選で最大100%ポイント還元されるものなど、さまざまなキャンペーンがおこなわれています。
期間限定のものも多いですが、基本的に毎月キャンペーンが開催されているため、確認してみましょう。
また、全国の自治体と連携しておこなっているキャンペーンもあります。
自治体対象の店舗でPayPayを利用した方に対して、10%〜30%ポイント還元するケースもあります。
お住まいの自治体でキャンペーンがおこなわれているのかも、ぜひ確認しましょう。
4:Yahoo!ショッピングで買い物をする
Yahoo!ショッピングで買い物をすると、ポイントがお得に貯まります。
Yahoo!ショッピングでの支払いをPayPayに設定すると、ポイント還元率が1.0%になります。
さらに、支払い方法をPayPayカードに設定すると最大で5.0%になるため、お得にポイントが貯まるでしょう。
- Yahoo!ショッピングの通常還元率1.0%
- PayPayカード決済で1.0%
- Yahoo!ショッピング内でPayPayカードを利用した際に適用となる「毎日もらえる」キャンペーンの3.0%
「毎日もらえる」は、Yahoo!ショッピング内でおこなわれているPayPayのキャンペーンです。
ただし「毎日もらえる」は、2023年12月1日よりヤフーIDとLINEアカウントの連携が必要です。
5:PayPayクーポンを活用する
PayPayクーポンを活用すると、ポイントをお得に貯められます。
PayPayでは毎週や毎月、クーポンが発行されています。
クーポンは、アプリのホーム画面「クーポン」をタップすると確認可能です。
クーポン適用のお店を利用して、お得にPayPayポイントを貯めてください。
6:携帯キャリアをSoftBankで契約する
携帯キャリアをSoftBankで契約すると、PayPayポイントがより貯まりやすくなります。
SoftBankが提供するスマートフォンプラン「ペイトク」では、PayPayポイント付与率が高くなるためお得です。
また、SoftBank限定のクーポン「スーパーPayPayクーポン」では、PayPayポイントが最大半額相当翌月に戻ってきます。
クーポンは毎月発行されるため、忘れずに獲得しましょう。
さらに、PayPayカードゴールドでスマートフォン代や公共料金(ソフトバンク光・Air、ソフトバンクでんき)の支払いをすると、それぞれにつきPayPayポイントが最大3.0%〜10%受け取れます。
7:さとふるを活用する
ふるさと納税サイトのさとふるを利用すると、PayPayポイントを貯められます。
さとふるマイポイントを獲得すると、PayPayポイントに交換できます。
さとふるマイポイントとは、さとふるで開催されるキャンペーンに参加してふるさと納税を活用すると貯められるポイントです。
1さとふるマイポイントは、1PayPayポイントに変更できます。
ふるさと納税する際はキャンペーンに参加して、PayPayポイントを貯めましょう。
PayPayポイントのおすすめの使い方5選
PayPayポイントのおすすめの使い方は、次の5つです。
- PayPay加盟店やネットショップでの買い物に使う
- PayPay資産運用に回す
- Softbankの支払いに充当する
- 請求書払いに利用する
- App StoreやGoogle Playの課金に使う
一つずつ解説します。
1:PayPay加盟店やネットショップでの買い物に使う
PayPayポイントは、PayPayマークがある店舗の支払いや、ネットショップでの買い物の支払いに1ポイント=1円として手軽に利用できます。
利用できる実店舗は、セブンイレブン、ファミリーマート、ライフ、ユニクロ、スギ薬局グループなどさまざまです。
また、ネットショップでは、AmazonやYahoo!オークションなどの総合通販や、ファッション、デリバリー、電子書籍など多くのネットサービスに利用できます。
少しでもお得に買い物をしたい方は、ぜひPayPayポイントを日々の買い物に活用してみてください。
2:PayPay資産運用に回す
PayPay資産運用は、PayPayアプリの中でPayPayマネーとPayPayポイントを利用して資産運用ができるサービスです。
気軽に100円、100ポイント、1円、1ポイントからはじめられるため、初心者の方も少額から資産運用ができます。
PayPay資産運用をはじめるためにはPayPay証券の口座開設が必要ですが、運用に成功すれば現金化が可能です。
なお、PayPay資産運用は、ポイント運用とは異なります。
ポイント運用はPayPayポイントを利用した疑似運用体験ですが、PayPay資産運用はPayPayマネーとPayPayポイントを利用して実際に資産運用ができます。
3:Softbankの支払いに充当する
Softbankの新料金プランのぺイトクを利用すると、ペイトク特典として付与されたPayPayポイントが携帯料金の支払いに利用できます。
ペイトクは、PayPayの利用状況などに応じて、ポイント付与率や容量が異なる三つのプランから選択できます。
携帯電話をお得に利用したいSoftbankユーザーの方には、PayPayポイントのおすすめの使い方といえるでしょう。
4:請求書払いに利用する
PayPay請求書払いを利用すると、税金以外の公共料金や通信サービスなど、一部の請求書をPayPayポイントで支払えます。
支払日の予約も可能なため、支払い忘れの心配もありません。
コンビニなどにいかなくても家にいながら支払いができ、忙しい方でも手軽に支払いを済ませられる点もメリットです。
5:App StoreやGoogle Playの課金に使う
App StoreやGoogle PlayにPayPayを紐づければ、アプリ購入やアイテム課金、サブスクの支払いにPayPayポイントを充当できます。
請求はすべてPayPayでまとめて、簡単に支払えるため非常に便利です。
また、Google Playはポイントの二重取りが可能です。
毎月の利用状況に応じたPayPayポイントと、AndroidユーザーならGoogle Play Pointsがどちらも貯まります。
PayPayポイントを利用する場合の注意点
PayPayポイントを利用する場合には上記の注意点があります。
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
割り勘・送金・出金では利用できない
PayPayポイントの割り勘・送金・出金は利用できません。
しかし、PayPay残高の場合は可能です。
割り勘の場合、2023年5月31日に「わりかん」のサービスが終了し、現在は「グループ支払い」に変更となっています。
幹事がグループ支払いを作成し、支払うメンバーを選んでグループを作り、各メンバーが支払いをする方法です。
オートチャージ設定が無効か確認する
PayPayのオートチャージ設定が無効か確認しましょう。
オートチャージ設定とはPayPay残高以上の決済をした際に、設定した金額が自動でチャージされる機能です。
チャージ方法は銀行口座、PayPayカード、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いから選択できます。
アプリのバージョンにより、PayPayカードの設定は不可となるため、注意してください。
もし自動でチャージされたくない場合は、オートチャージ設定を無効にしておきましょう。
通信環境が悪いと決済に時間がかかる
PayPayポイントを利用する際、通信環境の悪さや通信制限によって、決済に時間がかかる場合があります。
混雑場所や地下、山奥などの電波の届きにくいエリアでは、問題が起こりやすくなるでしょう。
決済に時間をかけたくない方は、次の点に注意しましょう。
- 決済前にスマートフォンの通信状況を確認し、なるべく電波のよい場所で決済をおこなう
- データ通信量が制限に近づいている場合は、Wi-Fi環境下での決済を検討する
- 通信速度の制限があり決済に時間がかかる場合は、別の支払い方法を検討する
決済をスムーズにおこないたい場合は、上記の点に注意しましょう。
PayPayポイントの使い方に関するよくある質問
PayPayポイントに関するよくある質問をまとめました。
それぞれの質問にわかりやすく回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。
PayPayポイントの有効期限は?
PayPayポイントに有効期限はありません。
有効期限に焦る心配もなく、自身の利用したいときに利用できます。
PayPayポイントの残高確認方法は?
PayPayポイントの残高確認方法は、PayPayアプリ内の「ポイント」か「ウォレット」から確認できます。
「ポイント」をタップすると、貯まっているPayPayポイントが確認可能です。
アプリ下部の「ウォレット」から確認する場合、PayPayポイント欄に利用可能なポイントが表示されます。
また、付与予定のPayPayポイントは、ウォレット内PayPayポイント欄の付与予定で確認可能です。
PayPayポイントはいつ付与されますか?
支払いにより付与されるPayPayポイントは、原則支払いの翌日から起算して30日後に付与されます。
ポイントの付与日や付与されているかの確認は、PayPayアプリの「取引履歴」から可能です。
「取引履歴」の確認方法はウォレットから確認とアイコンから確認の2つあります。
項目 | 詳細 |
---|---|
ウォレットから確認 | 1.ホーム画面下部の「ウォレット」をタップ 2.「取引履歴」の「もっと見る」をタップ 3.取引履歴が表示 |
アイコンから確認 | 1.ホーム画面の「すべて」をタップ 2.機能一覧にある「取引履歴」をタップ 3.取引履歴が表示 |
「PayPayポイント付与処理中」のポイントは付与が完了していないと理解しておきましょう。
PayPayポイントは残高に移せる?
PayPayポイントは残高に移すことはできません。
PayPayポイントは現金への変換や口座への出金はできない仕組みです。
クレジットカードやPayPay商品券との併用ができない点にも注意しましょう。
PayPayポイントは決済時に、残高やPayPayクレジットとあわせて利用可能です。
PayPayポイントと残高はどちらが先に使われるの?
PayPayポイントと残高の支払いの優先順位は、ユーザーがPayPayポイントを「支払いに利用する」と設定した場合、PayPayポイントが残高よりも優先して使われます。
ユーザーがニーズに応じて支払いの優先順位を選択できるため、支払いスタイルにあわせて設定を変更しましょう。
PayPayのセキュリティは問題ない?
PayPayは高度なセキュリティ体制を整えており、不正利用を徹底的に防止しています。
金融機関とも連携し、不正検知システムと24時間365日体制の専任スタッフによる監視を常に行っています。
PayPayのセキュリティは問題ありませんが、ユーザー自身もパスワード管理のセキュリティ対策を心掛けることが必要です。
まとめ
PayPayポイントは通常の利用のみではなく、お得に貯めたり運用したりなど、さまざまな使い道があります。
使い方に悩む場合は、PayPayを利用できる店舗やネットサイトでの買い物に利用しましょう。
ポイントをお得に貯めるためには、PayPayカードでの支払いやキャンペーンの活用がおすすめです。
とくにPayPayカードとPayPayを紐づければ、PayPayだけで使用する場合と比較して2倍のポイント還元を受けられます。
ぜひ本記事で紹介したPayPayポイントの貯め方やお得な使い方を参考にして、日々の買い物をお得に楽しんでください。