Oliveは、三井住友銀行の新しい金融サービスです。
キャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント支払い・追加したカードでのお支払いの5つの機能を備えた「Oliveフレキシブルペイ」など、魅力的なサービスが多数あります。
すでに三井住友カードを利用している方の中には、Oliveへ切り替えられるのか、または切り替えるべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、三井住友カードはOliveへ直接の切り替えはできません。
ただし三井住友カードを所持している方向けの新規向けキャンペーンは開催しているため、気になる方はこの機会にOliveアカウントを開設しておきましょう。
本記事では、切り替えの詳しい手順や対象となるカード、すでに三井住友カードを所持している方向けのキャンペーンなどを解説します。
Oliveに興味がある方は、本記事を参考に三井住友カードからの切り替えを検討してみましょう。
- 三井住友カードからOliveへ切り替えられるか
- Oliveアカウントへの切り替え方法
- Oliveの特徴
※タップすると詳細箇所に飛びます
年会費 | 永年無料※1 |
---|---|
還元率 | 0.5%〜20%※2 |
国際ブランド | |
発行スピード | 【三井住友銀行口座をお持ちでない方】 デビットモード:最短3営業日 クレジットモード:最短3営業日※3 【三井住友銀行口座をすでにお持ちの方】 デビットモード:最短即時 クレジットモード:最短5分 |
付帯保険 | 海外旅行保険※4 |
※2.デビットモードは0.5%、ポイント払いモードは0.25%
※2.対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます(※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります)
※3.SMBCアプリにログインすることで審査開始となる
※4.カードご入会後に希望に応じて選べる無料保険に切替え可能
- さまざまな支払い方法をまとめて管理したい
- コンビニや飲食店をよく利用する
- 付帯保険を生活に合わせて選びたい
三井住友カードからOliveへの切り替えはできる?
Oliveへの切り替えができるカードは上記のとおりです。
三井住友カードからOliveへの切り替えはできません。三井住友カードからOliveへの切り替えは、新規契約のみです。
Oliveを契約した後も所持している三井住友カードは利用可能なため、不要な場合は解約の手続きが必要になります。
不正利用や盗難など、トラブルを避けるために忘れないようにしましょう。
三井住友カード(NL) からOliveへの切り替えはできない
三井住友カード(NL) からOliveへの切り替えはできません。
そのため、三井住友カード(NL) を持っている方がOliveを利用したい場合は、新規契約の手続きが必要となります。
Oliveを契約しても三井住友カード(NL) は引き続き利用できる状態です。
Oliveと三井住友カード(NL) の2枚を持つことになるため、不正利用や盗難が心配で不要な方は解約しましょう。
また、三井住友カード ゴールド(NL) や、プラチナプリファードを利用している方は、お得にOliveへ乗り換えられるキャンペーンが実施中です。
通常口座からOliveアカウントへの切り替えは可能
三井住友銀行の通常口座は、Oliveアカウントへ切り替えが可能です。
切り替え後も口座残高や店番号は、変わらずそのまま引き継がれます。
またキャッシュカードとデビット一体型キャッシュカードは解約は不要ですが、クレジット一体型キャッシュカードは解約が必要です。
クレジット一体型キャッシュカードはOliveを申し込む前に解約しましょう。
またOliveへ切り替える際は、先にOliveアカウントを開設しないと手続きできないため注意してください。
カード保持者向けのキャンペーンも要チェック
三井住友カードを所持している方はOliveへの直接切り替えはできませんが、カード保持者向けのキャンペーンが適用されます。
キャンペーン適用条件と内容を次の表にまとめました。
対象カード | 条件 | 特典内容 |
---|---|---|
三井住友カード ゴールド(NL) | 年間100万円以上利用 | Oliveフレキシブルペイゴールドの年会費永年無料 |
三井住友カード プラチナプリファード | 年間継続 | 前年100万円の利用ごとに10,000ポイントプレゼント(最大40,000ポイント) |
三井住友カードからOliveに切り替えたい方は、上記のキャンペーンを活用しましょう。
「Olive」とは?
本項では、Oliveについて解説します。
SMBCグループの新しい金融サービス
SMBCグループが提供するOliveは、次の金融系サービスを1つのアプリで管理できます。
- 銀行口座
- クレジットカード
- デビットカード
- ポイント払い
- 保険
- 証券 など
さまざまなサービスをスマートフォン内のひとつのアプリで管理できる点が魅力です。
またOliveアカウントの開設で、手数料割引やポイント還元、毎月自由に選べる特典などキャンペーンも豊富です。
三井住友銀行の口座開設やカード発行も、アプリ内から手続きできます。
Oliveは三井住友関連サービスの管理や手続きが1つのアプリでできる、非常に便利なサービスです。
カード1枚に機能を集約
Oliveアカウントを開設すると発行されるカード「フレキシブルペイ」は、1枚に次の機能が集約されています。
- キャッシュカード
- デビットカード
- クレジットカード
- ポイント払い
- 追加したカードでの支払い
Oliveフレキシブルペイさえあれば、ATMでの入出金や振込、口座残高から即時に引き落としができます。
また後払いや分割払い、VポイントやANAマイルなどを使って支払いも可能です。
さらにNFC機能に対応しており、スマートフォンと連携してSuicaやiDなどの電子マネーが利用できます。
支払い方法は、アプリ上で切り替え可能です。
そのため買い物ごとに支払い方法を変更や機能ごとの利用額確認が、スマートフォンから即座にできます。
Oliveはカード1枚に機能を集約し、アプリで一括管理できる画期的なサービスなため、金融サービスをさらに便利に利用したい方におすすめです。
三井住友カードとOliveの主な違い
三井住友カードとOliveの違いは次のとおりです。
項目 | Olive | 三井住友カード |
---|---|---|
管理できるサービス | 銀行口座クレジットカードデビットカードポイント払い保険証券 など | クレジットのみ |
支払い方法 | デビットカードクレジットカードポイント払い | クレジットのみ |
特典、ポイント還元 | ポイントアッププログラム毎月選べる特典 | ポイント還元家族ポイント など |
Oliveは三井住友銀行やSBI証券など複数のサービスを管理できますが、三井住友カードはクレジットの管理のみです。
また、支払い方法もOliveは4つの中から選べますが、三井住友カードはクレジットのみです。
機能面においては、多機能な点ではOliveの方が優れています。
しかしクレジット機能さえあれば充分な方もいるでしょう。
ライフスタイルやニーズにあわせて、適切なサービスを選ぶことが大切です。
Oliveアカウントへの切り替え方法
Oliveアカウントへの切り替え方法を、上記の6つのステップで解説します。
Oliveのアカウントを開設する方は、本項を参考にしてください。
1:三井住友銀行アプリにログイン
まずは三井住友銀行のアプリを開きます。
ログイン画面が表示されるため、ユーザー名とパスワードを入力します。
2:Oliveアカウントに切り替えを選択
画面の左上にあるメニューボタンを押します。
設定を選択し、アカウント設定をクリックしましょう。
次に、Oliveアカウントに切り替えを選択してください。
3:SMBC IDの登録
Oliveアカウントに切り替えるためには、SMBC IDが必要です。
必要な情報を入力し、登録ボタンを押すと、SMBC IDの登録が完了します。
4:アカウントランク・デザインの選択
次にゴールドやプラチナプリファードなど、アカウントランクとデザインを選択します。
各ランクはそれぞれ特徴や特典が異なるため、自身に適したものを選んでください。
また、デザインも自身の好みにあわせて選ぶことができます。
5:お客様情報の入力
氏名や住所、電話番号などのお客様情報を入力します。
すべての情報を正確に入力したら、次へボタンをクリックし進んでください。
6:登録完了
以上のステップがすべて完了したら、Oliveアカウントへの切り替えが完了です。
申し込みから約1週間後にカードが自宅に届きます。
Oliveの特徴
Oliveには、上記の3つの特徴があります。
他の金融サービスにはない、Oliveのみの特徴もあるため、一度チェックしてみてください。
他銀行への振り込み手数料が無料
Oliveは、他行への振り込み手数料が無料です。
一般的に振込手数料は100円から300円ほどかかりますが、Oliveではいつでも月3回まで無料※になります。
※Oliveアカウントご契約口座を出金口座とした、SMBCダイレクトでの他行あて振込手数料が月3回まで無料。
他銀行への振込を頻繁に利用する場合、年間1万円ほどの節約になる方もいるでしょう。
たとえば次の場面で恩恵を受けられます。
- 賃貸物件や車のローンなどの口座振替
- オンラインショップやサブスクの支払い
- 業務委託で仕事を依頼した際の報酬の支払い
また、Oliveはスマートフォンから操作できるため、銀行窓口やATMに振込手続きに行く手間も省けます。
口座振込を頻繁に利用する方や、銀行窓口やATMに行く時間を作りにくい方にOliveはおすすめです。
毎月1つ特典を選べる
Oliveを利用すると、次の4つ特典の中から毎月1つを選べます。(※プラチナプリファードは2つ)
- 給与・年金受取特典で毎月200ポイントをプレゼント
- コンビニATM手数料が月1回無料
- 対象のコンビニや飲食店でVポイント還元率+1%
- 1万円以上の外貨預金残高があれば毎月100ポイントプレゼント
自身の好みやライフスタイルにあわせて、特典を受けられます。
銀行窓口に行く時間がない方はコンビニATM手数料月1回無料、三井住友銀行を給料受け取り口座に指定している方は200ポイントプレゼントを選ぶと恩恵を受けられます。※1
※1:選べる特典で「給与・年金受取特典」を選択した場合
https://www.smbc.co.jp/kojin/olive-account/
対象店舗利用でポイント還元率アップ
Oliveは、対象店舗を利用するとポイント還元率がアップし、日常のショッピングで効率的にポイントを貯められます。
たとえば、ポイントアップ対象店舗のセブンイレブンやマクドナルドなどを利用すると、還元率が+1%アップします。
ポイントアップ対象の主な店舗は次のとおりです。
- セブン-イレブン
- ローソン※
- マクドナルド
- モスバーガー※
- すき家
- はま寿司
- ドトールコーヒー
※ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも対象です。
※モスバーガー&カフェも対象です。
※なお、その他のコンビニ・飲食店についても、商業施設内の店舗など、 一部ポイント加算の対象とならない店舗がありますので、ご注意ください。
Oliveアカウントを開設し、ポイントアップ対象の店舗で買い物するのみで、より多くのポイントを獲得でき節約に繋がります。
Oliveの注意点・ポイント
Oliveを利用する際の注意点を2つ紹介します。
国際ブランドはVISAのみ
Oliveの国際ブランドは、VISAしか利用できないため注意しましょう。
MastercardやJCBでは発行できません。
支払いはクレジットカードが主流な方や、海外へ行く方は注意が必要です。
日本国内でも、VISAに対応していない店舗やサービスがあります。
支払いの際にトラブルにならないよう、OliveはVISAしか利用できないことを把握しておきましょう。
クレジットモードには審査がある
Oliveフレキシブルペイは、デビットカードやキャッシュカードの他、クレジットカードも一体になったカードです。
クレジットモードを利用するためには必ず審査があります。
審査が完了後にクレジットカードとして利用できるようになるため、Oliveアカウントに申し込んですぐにクレジットカードとして利用できるわけではありません。
なお、クレジットの審査結果に関わらず、デビットモード(とポイント払いモード)は使用可能です。
クレジットモードの審査に通らなかった場合でも、ランクの年会費はかかるので注意しておきましょう。
Oliveフレキシブルペイに関するよくある質問
Oliveフレキシブルペイに関する、上記のよくある質問に回答します。
ランクの変更や紹介キャンペーンが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
切り替え後手元のキャッシュカードはどうなる?
単体のキャッシュカードは、Oliveフレキシブルペイ切り替え後、一定期間を過ぎると利用できなくなります。
また、デビット一体型キャッシュカードは、切替手続きが完了後の最短即日で利用できなくなります。
Oliveフレキシブルペイのランクは途中変更可能?
2024年4月から、Oliveフレキシブルペイのカードのランクを途中で変更できるようになりました。
三井住友銀行アプリより手続きできるため、変更したい方はアプリへログインしましょう。
Oliveの紹介キャンペーンとは?
Oliveアカウントの利用者が、紹介キャンペーンにエントリーして知人を紹介すると、紹介した方とされた方の両方が1,000円相当のVポイントをもらえます。
紹介者は紹介コードを共有し、紹介された方はその紹介コードを使ってエントリーをおこないます。
また、紹介された方は契約日の翌月末時点で口座残高を1万円以上にしないとポイントが付与されないため、忘れないよう注意しましょう。
Oliveに申し込み条件はある?
Oliveアカウントの申し込み条件に年齢制限はなく、誰でも申し込むことができます。
ただし、クレジットモードについては、高校生除く満18歳以上(ゴールド・プラチナプリファードは満20歳以上)から申込可能(※一般ランクのみ)です。
年齢によって提出書類や手続き方法が異なりますので、注意してください。
Oliveのゴールドやプラチナリファードを利用するメリットは?
Olive一般ランクと比べ、ゴールドとプラチナリファードは特典が増える点がメリットです。
たとえばゴールドは5,500円(税込)の年会費がかかりますが、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。
プラチナプリファードは前年100万円の利用ごとに10,000ポイントがもらえたり、ポイント還元率が一般ランクよりも高く設定されていたりします。
年間でどれくらいの金額を利用するのかと、年会費、特典を考えてランクを選ぶとよいでしょう。
まとめ
Oliveを新規契約し、不要であれば三井住友カードを解約する流れになります。
ただし三井住友カードを現在所持している方は、Oliveに新規登録する方向けのキャンペーンが適用される場合があります。
Oliveは銀行口座や証券などを1つのアプリで管理でき、1枚のカードでクレジット払いやポイント払いなどが選べる、便利なサービスです。
今よりもさらにキャッシュレス生活を便利にしたい方は、この機会にOliveへの申し込みを検討してみましょう。