複数社から借り入れがあり、「毎月の返済が苦しい」「お金の管理が大変」と感じている方には、おまとめローンがおすすめです。
おまとめローンにすれば複数社の借り入れを一本化でき、管理が楽になるうえに毎月のお金の負担を減らせる可能性があります。
貸金業者のカードローンには、貸付は年収の3分の1までと定めている総量規制がありますが、おまとめローンは総量規制の対象外です。
複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。
引用元:日本貸金業協会
また、金融庁の発表によると3年以内に借り入れており、借金がある方の18.0%が、借入残高が収入の3分の1を超えているとのデータもあります。
引用元:貸金業利用者に関する調査・研究
- 3年以内借入経験者かつ現在借入残高がある者で、借入残高が収入の1/3を超える者の割合は18.0%となっている。
- 年収別でみると、年収が低いほど借入残高が年収の1/3を超える者の割合が高い傾向が見られる。
- 職業別に見ると、「個人事業主」、「学生」、「パート・アルバイト・フリーター」、「契約社員・派遣社員」で割合が高くなっている。(回答者30人以上)
- また、消費者金融に借入残高がある者に絞ると、借入残高が年収の1/3を超える者の割合は18.3%となっている。
収入が不安定な方ほど、借入残高が年収の3分の1を超えていることがわかります。
本記事では返済が苦しい方向けに、おまとめローンのおすすめ業者を紹介し、メリットや注意点、選ぶときのポイントなどを解説します。
毎月のお金の負担を減らしたい方や、おまとめローンを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
おまとめローンおすすめ16選!申し込みやすさで選ぶなら消費者金融
早めに借り入れをまとめたい方や、申し込みやすさを重視する方は、消費者金融のおまとめローンがおすすめです。
消費者金融のおまとめローンは、審査から借り換えが早い、1社の審査で済むなどのメリットがあります。
消費者金融のおまとめローンのおすすめを16社紹介します。
アコムのおまとめローンは利用中でも新規でも安心して借り換えられる
大手消費者金融のアコムは、通常のカードローンに加えて、借換え専用ローン(おまとめローン)も提供しています。
アコムを利用中の方や新規の方でも申し込めて、安心して返済に集中できるためおすすめです。
アコムの借り換え専用ローンの主な商品内容は、次のとおりです。
- 貸付金額最大300万円
- 金利年7.7~18.0%
- 返済期間は最長12年3か月
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
アコムはサポートが充実しており、電話やチャットでオペレーターに相談しやすいため、返済が不安な方に向いています。
プロミスのおまとめローンは返済日を選べて自身のペースで返済できる
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- 98.0%の申込者が電話連絡なし※1
- 返済でVポイントが貯まる
- 365日24時間申込・取引可能
審査時間 | 最短3分※5 |
融資時間 | 最短3分※6 |
金利 | 年4.5~17.8% |
借入限度額 | 1~500万円 |
新規成約率 | 36.9%~42.3%※7 |
無利息期間 | 最大30日間(初回借入の翌日から)※8 |
※4.年金以外のその他収入がない人という意味です。年金の他、収入があり借入可能な場合→△で表記※5.6.お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※7.2024年2月~2024年4月の新規貸付率 ※8.メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
プロミスはおまとめローン(借換用ローン)を提供しており、返済日を選べる点がメリットです。
毎月5日、15日、25日、末日から都合のよい返済日を選べるため、給料日後やほかの支払いが済んだあとなど、自身のペースで返済できます。
プロミスのおまとめローンの商品内容は、次のとおりです。
- 融資額は最大300万円
- 金利年6.3~17.8%
- 返済期間は最長10年
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
金利が低めに設定されているため、利率を下げられれば毎月の返済額を減額でき、経済的な負担を軽くできます。
返済日を選びたい方や、お得な金利で借り換えたい方は、プロミスのおまとめローン(借換用ローン)に申し込みましょう。
アイフルのおまとめMAX・かりかえMAXは銀行のローンやリボ払いも対象
審査時間 | 最短18分※1 |
融資時間 | 最短18分※1 |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1000円~800万円※5 |
新規成約率 | 39.3〜36.1%※6 |
無利息期間 | 初めての方最大30日間※1 |
※3.20歳以上の方に限る.安定した収入がある方であればご利用可能※4.年金以外のその他収入がない人という意味です。年金の他、収入があり借入可能な場合→△で表記
※5.一部提携CD/ATMでのご利用は10,000円からとなります
※6.2023年11月~2024年2月の新規貸付率。
アイフルは利用中の方向けのおまとめMAX、はじめての方はかりかえMAXと、2つのおまとめローンを用意しています。
消費者金融をはじめとする貸金業者のおまとめローンでは、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いなどはおまとめ対象外のケースが大半です。
しかし、アイフルのおまとめローンは、銀行カードローンや、クレジットカードのリボ払いも対象のため、さまざまな支払いをまとめたい方におすすめです。
アイフルのおまとめMAX、かりかえMAXの概要は次のとおりです。
- 貸付金額最大800万円
- 金利年3.0~17.5%
- 返済期間は最長10年
利用中の方向けのおまとめMAXであれば、カードや郵送物をなしにできて、誰にも知られずに借り換えができます。
借り入れのなかに銀行のカードローンがある方や、クレジットカードのリボ払いを一本化したい方は、アイフルのおまとめローンが最適です。
SMBCモビットのおまとめローンは三井住友銀行のATM手数料無料
SMBCモビットのおまとめローンは、返済方法を口座振替やATM、振り込みやポイントから選べます。
三井住友銀行ATMであれば手数料が無料のため、毎月の返済や繰り上げ返済のときにコストをかけたくない方に適しています。
SMBCモビットのおまとめローンの商品概要は、次のとおりです。
- 限度額最大800万円
- 金利年3.0~18.0%
- 返済期間最長13年4か月
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
返済期間が長めに設定されているうえに、返済日を5日、15日、25日、末日から選べるため、無理のないペースで返済を続けられます。
三井住友銀行ATMを利用する機会が多く、自由度高く返済していきたい方は、SMBCモビットのおまとめローンを検討しましょう。
レイクのレイク de おまとめは20歳~70歳が申し込めて幅広い方が対象
- 業界最長の無利息期間
- 最短15秒の審査時間※4
- 最短25分の融資時間※5
審査時間 | 最短15秒※4 |
融資時間 | 最短25分※5 |
金利 | 年4.5~18.0% |
借入限度額 | 1~500万円 |
新規成約率 | 約31.0%※6 |
無利息期間 | 最大180日間 |
注釈
【融資時間について】
※Web申込みの場合、最短25分融資も可能
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除く
【無利息期間について】
※Web経由で申込みされた方のみ60日間無利息を利用可能
※「60日間無利息(Web申込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可
※レイクで初回契約の方が対象
※初回契約翌日から無利息適用
※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみ利用可能
※無利息期間終了後は通常金利適用
【貸付条件】
ご融資額:1万円~500万円
貸付利率(年率):4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
年齢制限:満20歳~70歳
遅延損害金(年率):20.0%
ご返済方式:残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式
ご返済期間・回数:最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
必要書類:運転免許証等、収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャル株式会社が必要とする場合)
担保・保証人:不要
商号・名称:新生フィナンシャル株式会社
登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
レイクが提供しているおまとめローン、レイク de おまとめは20歳~70歳の幅広い方が、申し込めるローン商品です。
幅広い方を対象としているため、ほかの大手消費者金融とは異なる審査を期待できる可能性があります。
レイク de おまとめの主な商品内容は、次のとおりです。
- 融資額最大500万円
- 金利年6.0~17.5%
- 返済期間は最長10年
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
レイク de おまとめを契約すると、レイクが手数料無料で借入先に振り込んでくれるため、手間やコストをかけずに借り換えが可能です。
大手消費者金融のおまとめローンを利用したいけれど、審査が不安な方はレイク de おまとめが向いています。
アローの借換ローンはアプリを利用すれば融資までWebで完結
アローは通常のフリーローンに加えて、貸金業法に基づく借換ローン(おまとめローン)も提供しています。
アプリを利用して必要書類を送信すれば、融資までWebで完結するため、忙しくて外出できない方におすすめです。
アローの借換ローンの内容は、次のとおりです。
- 融資額は最大200万円
- 金利年率15.0~19.94%
- 返済期間は最長15年
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
アローをはじめとした中小消費者金融は、柔軟な審査を実施しており、信用情報に傷がある方でも契約できる可能性があります。
中小消費者金融を利用して、複数社の借り入れをまとめたい方は、アローの貸金業法に基づく借換ローンに申し込みましょう。
いつものおまとめローンはカードレスで自宅への郵送物なし
中小消費者金融のいつもが提供しているおまとめローンは、カードレスで自宅への郵送物がなく、家族にバレずに契約できます。
契約書類はセブン-イレブンのマルチコピー機で出力し、メールかFAXで送信するため、自宅に契約書類は届きません。
いつものおまとめローンの商品内容は、次のとおりです。
- 契約額1万円~500万円
- 金利年4.8~18.0%
- 返済期間は最長5年
- 資金使途は返済のみ
Webから24時間365日申し込めるため、自身の好みのタイミングで、借り入れをまとめられます。
中小消費者金融を検討しており、自宅への郵送物を避けたい方は、いつものおまとめローンを利用しましょう。
中央リテールはおまとめローンを専門に運営している消費者金融
中央リテールは、おまとめローンに特化して運営している中小消費者金融で、Webから24時間365日申し込めます。
公式サイトではクイック診断も用意されているため、審査に通過できるか不安な方は、試してみるとよいでしょう。
中央リテールのおまとめローンの概要は、次のとおりです。
- 融資額最大500万円
- 金利年10.95~13.0%
- 返済期間は最長10年
- 資金使途は他社返済のみ
相談窓口の担当者は国家資格を取得しており、おまとめローンへの借り換えや、返済が心配な方でも安心して相談できます。
おまとめローン契約後も気軽に相談できるため、今後の返済に不安を感じる方は、中央リテールがおすすめです。
ユーファイナンスのビッグローンはローンの借り換え専用の商品
大口のローンを取り扱うユーファイナンスは、借り換え専用のビッグローンを提供しています。
東京都台東区にある会社ですがWebから申し込めて、一次審査を通過したら店舗での対面審査がある点が特徴の中小消費者金融です。
ユーファイナンスのビッグローンの商品内容は、次のとおりです。
- 融資額100万円~700万円
- 金利年7.3~15.0%
- 返済期間は最長10年
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
ユーファイナンスは、融資額最大3,000万円の不動産担保ローンも提供しており、不動産を所有している方は検討する価値があります。
審査後に対面で相談したい方は、ユーファイナンスのビッグローン(貸金業法に基づく借換ローン)を利用しましょう。
デイリーキャッシングのおまとめローンは最大600万円まで対応
審査時間 | 最短30分※4 |
融資時間 | 最短即日※5 |
金利 | 年5.2~18.0%※6 |
借入限度額 | 1~300万円 |
無利息期間 | – |
デイリーキャッシングはフリーローンのほかにも不動産担保ローン、貸金業法に基づくおまとめローンを提供している中小消費者金融です。
50万円~最大600万円までの金額に対応しているため、複数社の借り入れの総額が多い方でも利用できます。
デイリーキャッシングのおまとめローンの商品内容は、次のとおりです。
- 金利年8.5~14.5%
- 返済期間は最長10年
- 対象は貸金業者からの借り入れのみ
デイリーキャッシングのおまとめローンの金利は、8.5~14.5%と低めに設定されており、毎月のお金の負担を減らせる方も多いでしょう。
借入残高が多額だけれど着実に返済していきたいと考える方は、デイリーキャッシングの貸金業法に基づくおまとめローンが向いています。
JCB CARD LOAN FAITHは上限金利12.5%でローンの借り換えに最適
JCB CARD LOAN FAITHは、複数社の借り入れをまとめるのに適したカードローンです。
上限金利が12.5%のため、12.5%を超える金利で複数社から借り入れをしている方は、契約できれば確実にお金の負担を軽減できます。
JCB CARD LOAN FAITHのメリットは、次のとおりです。
- 最短即日審査
- 利用限度額は最大900万円
- 金利は年1.3~12.5%
- 利息実質無料キャンペーン実施中
借り換えに最適なカードローンのため、返済のみのおまとめローンとは異なり、資金は自由に利用できます。
複数社から借り入れをしており、金利が12.5%を超えている方は、契約できれば経済的な負担を減らせる、JCB CARD LOAN FAITHがおすすめです。
ORIX MONEY(オリックスマネー)のおまとめローンはアプリが便利
ORIX MONEY(オリックスマネー)のおまとめローンは、公式のアプリで利用残高や次回返済日がチェックできます。
スマホATM取引、インターネットでの追加返済もアプリからできるため、利便性高く返済を続けられます。
ORIX MONEYのおまとめローンの商品概要は、次のとおりです。
- 50万円~800万円
- 金利年3.0~17.8%
- 返済期間は最長8年
- 銀行ローンやカードのリボ払いも対象
銀行のカードローン、クレジットカードのリボ払いもおまとめの対象のため、それぞれの支払いがある方に向いています。
アプリを利用して便利に管理や返済をしたい方は、ORIX MONEY(オリックスマネー)のおまとめローンを申し込みましょう。
ダイレクトワンのお借り換えローンはスルガ銀行グループの安心感がある
スルガ銀行グループのダイレクトワンは、お借り換えローン(貸金業法に基づくおまとめローン)も用意している中小消費者金融です。
銀行が親会社のため、中小消費者金融の利用に抵抗を感じる方でも、安心して利用できると考える方もいるでしょう。
ダイレクトワンのお借り換えローンの商品内容は、次のとおりです。
- 利用限度額1万円~300万円
- 金利年4.9~18.0%
- 返済期間は最長10年
- 銀行ローンやカードのリボ払いも対象
返済方法は提携ATMや振り込み、店頭窓口から選べるため、手続きに困るケースは少ないでしょう。
中小消費者金融を利用したいけれど不安な方は、スルガ銀行グループで安心できるダイレクトワンのお借り換えローンが最適です。
AZのおまとめローンは最長7年3か月かけて返済できる
中小消費者金融のAZは、貸金業法に基づくおまとめローンを提供しており、返済期間は最長で7年3か月です。
借り入れを一本化できて利率を下げられれば、毎月の支払いが楽になり、自身のペースで返済を続けられます。
AZのおまとめローンの商品概要は、次のとおりです。
- 利用額30万円~200万円
- 金利年7.0~18.0%
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
AZは京都にある中小消費者金融ですが、Webから申し込めて契約まで完了し、できる限り早い振り込みも可能です。
審査が柔軟な中小消費者金融を申し込みたい方は、Web完結で貸金業法に基づくおまとめローンを契約できるAZを検討しましょう。
キャッシングMOFFは金利年5.0~15.0%でローンを一本化できる
キャッシングMOFFは、金利年5.0~15.0%のおまとめローンを提供しており、複数の借り入れを1つにまとめられます。
担保や保証人は不要で全国からWebで申し込めるため、審査に通過すれば窓口まで行かなくても契約できます。
キャッシングMOFFのおまとめローンの商品概要は、次のとおりです。
- 融資額50万円~500万円
- 返済期間は最長10年
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
キャッシングMOFFは公式サイトにて、プライバシーの配慮と顧客目線での対応を約束しており、バレずに融資を受けたい方は助かるでしょう。
誰にも知られずに複数の借り入れをまとめて、お金の不安を軽減したい方は、キャッシングMOFFのおまとめローンが適しています。
三井住友カード カードローンは適用利率引き下げサービスでお得に返済可能※サービス終了
※三井住友カード カードローンは現在、新規入会の受け付けを終了しています。
適用利率引き下げサービスがある三井住友カード カードローンは、借り換えに適しているローン商品です。
1年間返済に遅れがなければ、毎年0.3%ずつ金利が引き下げられ、最大1.2%のまで利率がお得になります。
三井住友カード カードローンの特徴は、次のとおりです。
- 利用枠最大900万円
- 金利年1.5~15.0%
- 全国のコンビニ、銀行ATMを利用可能
- 原則24時間融資可能
もともとの金利も1.5~15.0%と低く設定されており、金利15.0%を超える借り入れをしている方は、契約できればお金の負担を減らせます。
低い利率で借り換えたいうえに、金利引き下げサービスで毎月の支払いを楽にしたい方は、三井住友カード カードローンを検討しましょう。
銀行のおまとめローンおすすめ15選|低金利でローンをまとめればお得に返済できる
銀行のカードローンは金利が低く、総量規制の対象外のため、複数の借り入れを一本化するおまとめローンとしても利用できます。
厳密には大半がローンの借り換えで、限度額内であれば追加の借り入れもでき、自由度が高い点がメリットです。
おまとめローンとして利用できる、銀行カードローンのおすすめを紹介します。
三菱UFJ銀行カードローンバンクイックは専用のアプリで管理や返済が便利
三菱UFJ銀行カードローンバンクイックは、専用のアプリで借り入れや返済、管理ができる点が魅力です。
アプリのホーム画面で、利用可能額や次回の返済日を確認できるため、計画的な返済の役に立ちます。
三菱UFJ銀行カードローンバンクイックのほかの特徴は、次のとおりです。
- 金利年1.8~14.6%
- 24時間申し込めてWeb完結
- 三菱UFJ銀行の口座がなくても申し込み可能
- 三菱UFJ銀行、提携コンビニATM手数料無料
- 返済期日の3営業日前にメールで通知
メガバンクならではの金利のため、低い利率で借り換えができれば、お金の負担が軽減できるうえに、利便性高く返済を続けられます。
アプリでお金の管理をしながら完済を目指したい方は、借り換えに最適な三菱UFJ銀行カードローンバンクイックを申し込みましょう。
みずほ銀行カードローンは全国の提携コンビニATMで利用可能
みずほ銀行カードローンは、全国の提携コンビニATMを利用可能で、買い物のついでに返済の手続きが可能です。
イーネットのATMであれば、月3回まで無料で利用できるため、返済にコストをかけたくない方にも向いています。
ほかにもみずほ銀行カードローンには、次のような特徴があります。
- 限度額10万円~800万円
- 金利2.0~14.0%
- Web完結で24時間申し込み可能
- 住宅ローンの契約で金利優遇
- 審査結果は最短当日
最大800万円まで利用できるうえに、銀行ならではの金利のため、複数のローンを一本化するのに向いています。
借り入れを1つのローンにまとめて、お金のストレスから解放されたい方は、みずほ銀行カードローンに借り換えましょう。
りそな銀行カードローンは上限金利が13.5%でお得に借り換えができる
りそな銀行カードローンは、上限金利が13.5%と低めに設定されており、借り換えで金利を下げられる可能性が高いローン商品です。
所定の住宅ローンを利用していると、さらに金利が年0.5%引き下げられるため、マイホームを検討している方にもおすすめです。
ほかにもりそな銀行カードローンには、次のような特徴があります。
- 利用限度額10万円~800万円
- 利用残高でポイント付与
- 全国のコンビニ、銀行ATMを利用可能
- 申し込みから契約までアプリで完結
りそな銀行カードローンは、月中平均残高10万円以上でポイントが貯まり、他社の提携ポイントへの交換やキャッシュバックも可能です。
とにかく金利を重視する方は、上限金利が低く金利優遇もある、りそな銀行カードローンを利用しましょう。
三井住友銀行カードローンは自身の都合にあわせて返済日を選べる
三井住友銀行カードローンは、毎月5日、15日、25日、月末から自身の都合にあわせて返済日を選べる点がメリットです。
給料日が25日ではなくほかの日の方であれば、4つのなかから返済日が選べるのはうれしいでしょう。
三井住友銀行カードローンのほかの特徴は、次のとおりです。
- 利用額10万円~800万円
- 金利年1.5~14.5%
- 三井住友銀行や全国のコンビニATM利用手数料無料
- カードレスで利用可能
限度額や金利が借り換えローンに最適なうえに、セブン銀行やローソン銀行などのコンビニATM利用手数料が無料なため、節約しながら返済できます。
期日を選んで自由度高く返済したい方は、借り換えにも利用できる、三井住友銀行カードローンがおすすめです。
楽天銀行スーパーローンは借り換えに関する相談ができる
楽天銀行スーパーローンは、金利や返済プランの見直しに向いており、借り換えに関する相談ができます。
電話番号 | 0120-720-115(無料) |
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受付時間 | 平日9:00~19:30 土日祝9:00~17:30 |
また楽天銀行スーパーローンの特徴は、次のとおりです。
- 利用限度額10万円~800万円
- 金利年1.9~14.5%
- 自由な返済プラン
- 楽天会員ランクに応じて審査優遇
通常の返済に加えて、随時返済を提携ATMやインターネット、振り込みででき、返済に関する問い合わせや相談も可能です。
借り換えを検討しているうえに、楽天のサービスをよく利用する方は、楽天会員ランクに応じた審査優遇もある、楽天銀行スーパーローンがよいでしょう。
東京スター銀行おまとめローン(スターワン乗り換えローン)は本気で完済したい方向け
東京スター銀行おまとめローン(スターワン乗り換えローン)は、銀行のなかでは珍しく、おまとめ専用のローン商品です。
資金は返済以外に利用できないため、今までの借り入れを一本化して、本気で完済を目指したい方に向いています。
東京スター銀行おまとめローンの商品概要は、次のとおりです。
- 融資額30万円~1,000万円
- 年率9.8%、12.5%、14.6%
- 返済期間は最長10年
- 資金使途は無担保個人向けローンの借り換え
正社員や契約社員、派遣社員が申し込めて、前年度の年収が200万円以上の方が対象です。
複数の借り入れの返済に苦しんでおり、本気で完済を目指したい方は、東京スター銀行おまとめローン(スターワン乗り換えローン)が最適です。
auじぶん銀行カードローンは借り換えで年0.5%の金利優遇あり
auじぶん銀行カードローンは、借り換えでの利用を推奨しており、au IDがあれば金利優遇を受けられます。
au IDを登録しており、他社からの借り換えで契約した場合は、年0.5%金利が優遇されるカードローンです。
auじぶん銀行カードローンの特徴は、次のとおりです。
- 利用限度額10万円~800万円
- 通常金利年1.48~17.5%
- 申し込みはWebで完結し最短即日融資も可能
- 提携ATM手数料無料
24時間いつでもWebで申し込めて、最短即日での融資も可能なため、できる限り早く借り入れをまとめたい方に向いています。
複数の借り入れをお得な利率で一本化したい方は、借り換えで金利優遇がある、auじぶん銀行カードローンを申し込みましょう。
横浜銀行カードローンは24時間Webで申し込めて審査結果は最短即日にわかる
横浜銀行カードローンは、神奈川県、東京都内全域、群馬県内の前橋市、高崎市、桐生市に住んでいるか、勤務先がある方が申し込み対象です。
窓口に行かなくてもWebで24時間申し込めて、最短即日で審査結果の回答があります。
横浜銀行カードローンの特徴は、次のとおりです。
- 限度額最大1,000万円
- 金利年1.5~14.6%
- 提携コンビニATM手数料無料
- 在籍確認を書類に変更可能
銀行カードローンのため、他社のローンやクレジットカードのリボ払いも一本化できて、お金の管理が楽になります。
申し込み対象の方は、おまとめ用のローンとして利用できるうえに自由度が高い、横浜銀行カードローンがおすすめです。
イオン銀行カードローンは年中無休で審査を実施している
イオン銀行カードローンは、年中無休で審査を実施しており、審査完了後5日程度でローンカードを受け取れます。
イオン銀行の口座があれば、ローンカードが届く前に1回のみ、融資を振り込んでくれるため、早めに借り換えたい方でも利用可能です。
ほかにもイオン銀行には、次のような特徴があります。
- 限度額10万円~800万円
- 金利年3.8~13.8%
- イオン銀行の口座がなくても利用可能
- イーネット、ローソン銀行のATM利用手数料無料
イオン銀行の口座がなくても、指定の口座からの引き落としやATMで返済できるため、口座を新しく開設したくない方でも問題ありません。
平日は忙しくて土日に申し込みや借り換えをしたい方は、年中無休で審査をしているイオン銀行カードローンを利用しましょう。
ちばぎんフリーローン(クイックパワー<アドバンス>)返済期間は最長で15年
ちばぎんフリーローン(クイックパワー<アドバンス>)は、原則千葉県、東京都、茨城県、埼玉県、神奈川県に住んでいる方が申し込めます。
カードローンでの借り換えだと、再び借り過ぎてしまうおそれがある方は、1度の融資のみのフリーローンがおすすめです。
ちばぎんフリーローンの特徴は、次のとおりです。
- 融資額10万円~800万円
- 金利年1.7~14.8%
- 返済期間は最長15年
- 事業性資金以外であれば自由に利用可能
おまとめローンとは性質が異なりますが、1度借りてしまえば返済に集中できるため、複数のローンを一本化するのに適しています。
自由が高いカードローンだと不安な方は返済に集中できる、ちばぎんフリーローン(クイックパワー<アドバンス>)にしましょう。
セブン銀行カードローンはアプリで簡単に申し込めて最短翌日に借り入れ可能
セブン銀行カードローンは、申し込みから契約までアプリで簡単にでき、最短翌日には複数のローンをまとめられます。
またアプリを利用すれば、全国のセブン銀行ATMからカードレスで、気軽に返済の手続きが可能です。
ほかにもセブン銀行カードローンには、次のような特徴があります。
- 限度額10万円~300万円
- 金利年12.0~15.0%
- 好みのタイミングで返済可能
- 原則職場への電話連絡なし
毎月の指定日の引き落とし以外にも、ダイレクトバンキングやセブン銀行ATMで、いつでも随時返済ができます。
おまとめ用のローンをカードレスで利用したい方は、アプリが便利なセブン銀行カードローンを検討しましょう。
ひめぎんクイックカードローンは返済日を自由に設定できる
愛媛銀行が提供するひめぎんクイックカードローンは、毎月1日から月末まで自身の都合にあわせて返済日を選べる点がメリットです。
1か月以内であれば、約定返済額を分けて入金してもよく、借り換えしたあとの返済が続けやすいでしょう。
ひめぎんクイックカードローンのほかの特徴は、次のとおりです。
- 融資額最大800万円
- 金利年4.4~14.6%
- 愛媛銀行の口座がなくても申し込み可能
- 全国のコンビニATM手数料月4回まで無料
ひめぎんクイックカードローンは愛媛銀行の口座がなくても、全国からWebで申し込めるため、複数のローンをまとめる目的でも利用できます。
銀行カードローンに借り換えたいうえに、返済日を自由に設定したい方は、ひめぎんクイックカードローンが最適です。
みんなの銀行ローンは申し込みから返済・管理まですべてアプリで完結
みんなの銀行ローンは、申し込みから借り入れ、返済や管理までアプリで完結するカードローンです。
面倒な手続きが一切不要なため、手間をかけずに複数社のローンを一本化したい方に向いています。
みんなの銀行ローンのほかの特徴は、次のとおりです。
- 限度額最大1,000万円
- 金利年1.5~14.5%
- 最短即日で借入条件を提示
- 柔軟な返済が可能
みんなのローンはアプリで簡単に申し込めて、最短即日で適用金利や限度額が提示されるため、おまとめ用で利用できるかの目安が早めにわかります。
現在のローンの借り換えを手軽に、すべてアプリで済ませたい方は、みんなの銀行ローンを申し込みましょう。
住信SBIネット銀行カードローンはカードレスでバレたくない方向け
住信SBIネット銀行カードローンは、カードレスで利用できるため、借り換えを周囲に知られたくない方に向いています。
契約後はキャッシュカードにカードローン機能が付帯され、自宅へのローンカードの郵送もありません。
ほかにも住信SBIネット銀行カードローンには、次のような特徴があります。
- 限度額10万円~1,000万円
- 金利年1.89~14.79%
- 条件を達成すれば金利優遇あり
- 返済にかかる手数料無料
SBI証券の口座を保有登録するか、住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用していれば、年0.5%の金利優遇を受けられます。
現在の借り入れを誰にも知られずにまとめたい方は、カードレスで郵送物もない、住信SBIネット銀行カードローンを利用しましょう。
ソニー銀行カードローンは限度額別に金利が設定されていてわかりやすい
ソニー銀行カードローンは、利用限度額が細かく分かれており、適用金利もすでに設定されているため、わかりやすいローン商品です。
限度額100万円であれば金利9.8%、150万円であれば9.0%と決められており、申し込む前に今より金利を下げられる可能性があるのかがわかります。
ソニー銀行カードローンのほかの特徴は、次のとおりです。
- 限度額10万円~800万円
- 金利年2.5~13.8%
- 申し込みはパソコンやスマートフォンで完結
- Webや全国のコンビニATMで返済可能
パソコンやスマートフォンがあれば簡単に申し込めて、お得な金利で借り入れをまとめられる可能性があります。
おまとめ用として利用できるか知りたい方は、ソニー銀行カードローンに申し込んで限度額や適用金利を確認しましょう。
70歳以上におすすめのおまとめローンはクレジットカード会社
おまとめローンは消費者金融や銀行以外に、クレジットカード会社も提供しています。
クレジットカード会社のおまとめローンは、高年齢の方でも利用できる可能性があるため、70代以上の方におすすめです。
クレジットカード会社のおまとめローンを3つ紹介します。
ライフカードサポートローンは上限も年齢制限がない
ライフカードが提供する借り換え専用のサポートローンは、26歳以上で安定した収入があれば申し込めて、上限の年齢制限がありません。
70歳以上の方は一般的に借り入れが難しくなる傾向がありますが、申し込みの上限年齢がないライフカードサポートローンならば契約できる可能性があります。
ライフカードのサポートローンには、次のような特徴もあります。
- 融資額最大500万円
- 金利年12.0~16.5%
- 返済期間は原則7年まで
- 他社借り入れ、クレジットカードのショッピング枠が対象
ローンを一本化するまでに最短7日かかる点は他社より劣るものの、クレジットカードのショッピング利用分も対象なのはメリットです。
ほかのおまとめローンで対象年齢ではない方は、年齢の制限がないライフカードサポートローンを検討しましょう。
セゾンカードメンバーズローンは80歳までの方が申し込める
セゾンのメンバーズローンは、20歳~80歳の安定した収入がある方が申し込めるローン商品です。
完済時の年齢が80歳を超える場合は申し込みできないものの、70代でも十分に契約できる可能性があります。
メンバーズローンの商品概要は、次のとおりです。
- 融資額10万円~300万円
- 金利年10.0~15.0%
- 返済期間は最長で8年
- 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外
おまとめローンの試算や相談もフリーコール(0120-919-664)で受け付けており、気軽に問い合わせできます。
消費者金融や銀行のおまとめローン以外も検討したい方は、セゾンカードメンバーズローンがおすすめです。
日専連ベネフルおまとめローンプレミオは20歳以上の方が申し込み対象
日専連ベネフルおまとめローンプレミオは、20歳以上で継続的な収入がある方が申し込めます。
消費者金融のおまとめローンと同様の商品のため、年齢が原因でほかの業者に申し込めない方に最適です。
日専連ベネフルおまとめローンプレミオの商品内容は、次のとおりです。
- 融資額最大500万円
- 金利年5.7~14.7%
- 返済期間は最長10年
- 銀行ローンやカードのリボ払いも対象
銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いも対象のため、さまざまな支払いをまとめたい方は助かるでしょう。
年齢が原因でほかの業者に申し込めない方は、日専連ベネフルおまとめローンプレミオの利用が向いています。
その他の金融機関が提供するおすすめおまとめローン
紹介してきたほかに、ろうきんや信用金庫のフリーローンを利用して、複数の借り入れを一本化する方法もあります。
申し込み条件があう方は、ろうきんや信用金庫も検討してみましょう。
ろうきんフリーローンは金利が低めだが条件は厳しい
全国にあるろうきん(労働金庫)はそれぞれ次のように、借り換えに利用できるローンを提供しています。
名称 | 限度額(最大) | 金利 |
---|---|---|
中央ろうきん「フリーローン」 | 500万円 | 5.825~7.5% |
近畿ろうきん「スマートチョイス」 | 500万円 | 3.9~5.5% |
東海ろうきん「ろうきんローンエール」 | 2,000万円 | 2.5% |
東北ろうきん、おまとめローン「アシスト500」 | 500万円 | 5.0% |
ろうきんは、労働組合や生協の方々が支え合う目的で設立されており、一般的な金融機関とは異なります。
金利が低く条件がよい一方で申し込み条件が厳しく、利用するためのハードルは高い傾向があります。
一例として、中央ろうきんのフリーローンの申し込み条件は次のとおりです。
- 事業エリア内の給与所得者
- 同一の勤務先に1年以上勤務
- 安定した年収(前年税込み年収)が150万円以上
- 満18歳以上、完済時の年齢が満81歳未満
- 指定の保証機関の保証を受けられ方
利用条件をクリアできる方は、全国にあるろうきんのローンを検討してみましょう。
信用金庫のフリーローンは契約できればお得に返済できる
日本全国にある信用金庫でも、おまとめローンや借り換えに利用できるローンを提供しています。
名称 | 限度額(最大) | 金利 |
---|---|---|
東京東信用金庫「ひがしんしんきんローン」 | 500万円 | 6.0% |
大阪信用金庫「おまとめONE’S LOAN」 | 500万円 | 9.8~13.8% |
愛知信用金庫「あいしんフリーローン」 | 500万円 | 4.0~14.0% |
福岡信用金庫「フリーローン・モア」 | 800万円 | 3.8~13.8% |
日本では254(2024年7月時点)の信用金庫があります。
信用金庫のローンは、銀行と同水準のローンを提供しており、利用できればお得に借り入れを返済できます。
ただし銀行よりも利用条件が厳しく、審査通過も簡単ではありません。利用を検討したい方は、住んでいる地域の信用金庫に問い合わせてみましょう。
おまとめローンとは?複数社の借り入れを一本化できる金融商品
おまとめローンとは、複数社の借り入れを1つにまとめて、返済しやすくするための金融商品です。
借り換えに便利なおまとめローンの特徴を解説します。
総量規制の対象外で年収の3分の1を超える借り入れも可能
冒頭の解説どおり収入が不安定な方は、年収の3分の1以上借り入れがあるケースも珍しくはありません。
貸金業者のおまとめローンは総量規制の対象外のため、年収の3分の1を超える借り換えが可能な点が大きなメリットです。
総量規制の例外貸付に当たる主な条件は、次のとおりです。
引用元:日本貸金業協会
- 顧客に一方的に有利となる借換え
- 借入残高を段階的に減少させるための借換え
- 顧客やその親族などの緊急に必要と認められる医療費を支払うための資金の貸付け
- 社会通念上 緊急に必要と認められる費用を支払うための資金(10万円以下、3か月以内の返済などが要件)の貸付け
- 配偶者と併せた年収3分の1以下の貸付け(配偶者の同意が必要)
- 個人事業者に対する貸付け(事業計画、収支計画、資金計画により、返済能力を超えないと認められる場合)
- 新たに事業を営む個人事業者に対する貸付け(要件は、上記⑥と同様。)
- 預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け(貸付けが行われることが確実であることが確認でき、1か月以内の返済であることが要件)
おまとめローンは①の「顧客に一方的に有利となる借換え」に該当し、年収の3分の1を超える借り入れが可能です。
ただしおまとめローンは返済専用の融資のため、追加の借り入れはできません。
おまとめローンは多重債務になる前に、借り入れを一本化して、無理なく返済していけるように提供されている金融商品であることを認識しておきましょう。
借り入れした経験がある方の30%が利用している
全国銀行協会の調査によると、借り入れした経験がある方の30%が、おまとめローンを利用しています。
利用したことがある | 30.0% |
---|---|
検討したことはある | 32.6% |
検討したことはない | 22.9% |
おまとめローンを知らない | 14.5% |
借入経験者の30%もの方々が、おまとめローンでの一本化に成功しており、複数社の借り入れがある方には有効な選択肢になります。
現在複数社を利用しており、返済が苦しい、お金の管理が大変と考えている方は、おまとめローンを検討しましょう。
借り換えローンとフリーローンとの違い
おまとめローンと借り換えローン、フリーローンとの主な違いは、次の表を参考にしてください。
種類 | 資金使途 | 追加の借入 |
---|---|---|
おまとめローン | 返済のみ | 不可 |
借り換えローン | 自由(事業性資金は除く) | 可能 |
フリーローン | 自由(事業性資金は除く) | 不可 |
いずれも複数社の借り入れを一本化する目的で利用できますが、借り換えローンやフリーローンは、返済以外にもお金を利用できます。
また借り換えローンは追加の借り入れもできるため、自由度が高い点が特徴です。
ただし自由度が高い分、再び追加でお金を借りてしまい、借入残高が増える可能性もゼロではありません。
借金の完済を目指したい方は、返済のみにしか利用できず、追加の借り入れもできないおまとめローンがおすすめです。
何社までカードローンをまとめられるかは非公表
おまとめローンは何社までまとめられるかは公表されておらず、借入件数が多すぎる方は審査落ちします。
各社の公式サイトを見ると、3社をまとめるイメージ図が多い傾向があり、一般的に4社以上利用していると、審査通過が難しくなる傾向があります。
ただしおまとめローンの審査では、借入額や返済状況なども加味されるため、4社以上利用中でも契約できるケースもあるでしょう。
一方で2~3社の利用でも、返済能力がないと判断されれば審査には通過できません。
おまとめローンが何社まで一本化できるかはわからないため、利用を検討している方は申し込んでみるのをおすすめします。
消費者金融と銀行のおまとめローンの違い
おまとめローンは主に、消費者金融と銀行が提供しており、次のような違いがあります。
消費者金融 | 銀行 | |
---|---|---|
利用限度額 | 300万円~800万円 | 800万円~1,000万円 |
金利 | 高め | 低め |
審査 | 最短即日 | 数日かかる |
おまとめの対象 | 制限ありの場合が多い | 制限なしの場合が多い |
それぞれに特徴があり、おすすめできる方も異なるため、違いを確認しておきましょう。
消費者金融は早めに一本化したい方におすすめ
消費者金融のおまとめローンは、早めに借り入れを一本化したい方におすすめです。
銀行のローンは融資まで数日かかるケースが多い一方で、消費者金融のおまとめローンであれば最短即日で契約できることがあります。
大手消費者金融であればおまとめローンの契約後すぐに、複数の借入先に返済の手続きをおこなうため、返済期日が近くても問題ありません。
一方で銀行のローンと比べると限度額が低く、金利が高い傾向があり、時間的な余裕がある場合は向いていない方もいます。
複数社からの借り入れをまとめて、お金のストレスを早めに軽減したい方は、消費者金融を利用しましょう。
銀行のローン商品は金利を低く抑えたい方向け
基本的に銀行は、カードローンをおまとめ用として利用するケースが大半です。
低金利の銀行カードローンは利息を抑えられ、できる限り毎月の支払い額を減らしたい方に向いています。
返済総額を減額できて早めの完済も目指せるため、時間的な余裕がある方は銀行カードローンを利用するとよいでしょう。
ただし希望していた限度額が設定されずに、すべての借り入れを一本化できない可能性もあります。
また、借り入れをまとめられても追加の融資を受けられるため、完済するのに時間がかかるおそれがあります。
自由度が高く返済していける点は、銀行カードローンのメリットですが、デメリットにもなるのを覚えておきましょう。
審査がゆるい・甘いおまとめローンはある?絶対通るものはない!
おまとめローンを検討する際、「審査がゆるい業者に申し込みたい」と考える方もいるでしょう。
おまとめローンの審査について解説します。
絶対審査に通るおまとめローンはない
おまとめローンの審査基準は公表されていませんが、基本的に審査がゆるい、甘いなどの業者は存在しません。
おまとめローンを申し込むと必ず審査が実施され、申込情報や信用情報などから返済能力をチェックされます。
銀行や消費者金融を問わず、審査で返済能力がないと判断されれば審査落ちします。
仮に「誰でも借りられる」「審査なし」と宣伝している業者があれば、ヤミ金の可能性が高いため絶対に利用しないでください。
審査がゆるい、甘い業者はありませんが、のちほど解説する対策を実施すれば、審査通過率を上げられます。
審査が不安な方は消費者金融のおまとめローンがおすすめ
おまとめローンの審査が不安な方は、消費者金融を選ぶのがおすすめです。
銀行のローンは銀行と保証会社双方の審査に通過する必要がありますが、消費者金融であれば業者の審査のみで済むためです。
また大手消費者金融は一般的なカードローンに加えて、各社おまとめローンも提供しており、積極的に顧客の獲得に力を入れています。
一方で、おまとめローンを提供している銀行は少なく、ローンの審査が不安な方には向いていません。
審査に通過できるか不安な方は、おまとめローンで積極的に顧客を増やそうとしている、消費者金融を利用しましょう。
中小消費者金融は柔軟な審査を実施している
中小消費者金融は、大手で審査に落ちた方をターゲットにしている側面もあり、柔軟な審査を実施しています。
現在の返済能力を重視する中小消費者金融は、信用情報に傷がついている方でも、利用できる可能性があります。
債務整理をした経験がある、長期間滞納をして信用情報に傷がついている可能性があるなどの方は、中小消費者金融を利用しましょう。
なかには対面で審査や契約をする業者もあり、相談したい方やさらに他社とは異なる審査基準を希望する方におすすめです。
おまとめローンのメリットはお金のストレスを軽減できる
おまとめローンの最も大きなメリットは、お金のストレスを軽減できる点です。
借り入れが一本化できれば、おまとめローンを返済するのみのため、わかりやすくなり不安も和らぐでしょう。
おまとめローンを利用するメリットを解説します。
金利を下げて返済総額を減らせる可能性がある
おまとめローンを利用すると、金利を引き下げて返済総額を減らせる可能性があります。
金利を引き下げられれば利息分が減らせるため、毎月の支払いや返済総額の減額が可能です。
たとえば、おまとめローン利用前の借り入れが、次のような状況だと仮定します。
金利 | 借入残高 | 毎月の返済額 | |
---|---|---|---|
A社 | 16.0% | 30万円 | 9,000円 |
B社 | 17.0% | 40万円 | 12,000円 |
C社 | 18.0% | 50万円 | 15,000円 |
毎月の返済額合計は、36,000円ですが、アコムのおまとめローンを利用して、金利15.0%で借り換えられれば、返済額は24,000円になります。
毎月の返済額が12,000円削減できるのは、うれしい方も多いでしょう。
金利を下げられれば経済的な負担を軽減できる点が、おまとめローンのメリットです。
返済日を1日にできてお金の管理がしやすくなる
おまとめローンは返済日を1日にできて、お金の管理がしやすくなるのも魅力です。
カードローン各社は返済期日が異なる場合が多く、それぞれの返済のたびに手続きや確認が必要なため、手間に感じる方もいるでしょう。
たとえばA社は15日に12,000円、B社は25日に8,000円、C社は月末に15,000円だとすると、管理が複雑で支払い忘れがおこる可能性が高くなります。
おまとめローンに借り換えられれば、指定日に決められた金額を返済するのみのため、お金の管理が簡単です。
借入残高の確認も楽になり、着実に完済を目指せる点がおまとめローンのメリットです。
多重債務者と判断されるリスクを避けられる
おまとめローンを利用して、複数の借り入れを一本化すると、多重債務者と判断されるリスクを避けられます。
複数のカードローンを利用していると信用情報に記録されるため、クレジットカードやローンの審査の際、多重債務者と判断されるおそれがあります。
おまとめローンに借り換えると借入先が1つにまとまり、信用情報にも反映されれば、審査に影響が出ないケースもあるでしょう。
多重債務者と判断されれば、どの審査にも通過できなくなる可能性がありますが、おまとめローンで一本化すれば、新規でローンを契約する際の審査通過率を上げられます。
借金の返済に集中できる
おまとめローンは借金の返済に集中できるのも、大きなメリットです。一般的なおまとめローンの資金使途は返済のみで、追加の借り入れはできません。
カードローンの借り換え、増額で借り入れを一本化できるケースはありますが、追加の融資が可能で、再びお金を借りてしまうおそれがあります。
おまとめローンであれば追加でお金を借りられないため、借入残高が増えることはなく、着実に借金を減らしていけます。
借り入れを繰り返していたけれど、一度完済してお金のストレスから解放されたい方は、おまとめローンがおすすめです。
おまとめローンを利用する際にはデメリット・注意点を知る必要がある
多くのメリットがあるおまとめローンには、デメリットもあります。
おまとめローンを利用する前にデメリットや注意点を知り、後悔のないようにしましょう。
必ずしもローンを一本化できるわけではない
おまとめローンを契約できたとしても、必ずすべてのローンを一本化できるわけではありません。
申し込み者の状況により、融資額が希望していた金額にならないケースがあるためです。
たとえば3社の借り入れを一本化しようと申し込んだけれど、融資額が希望していた金額に届かず、2社までしかまとめられないケースも考えられます。
3社より2社のほうがお金の管理は楽になりますが、もともと一本化しようと申し込んだため、期待外れと考える方もいるでしょう。
おまとめローンは審査に通過できても、期待どおりの結果になるとは限らない点に注意が必要です。
金利が下がらない・支払いが多くなるケースもある
おまとめローンで適用される金利は、審査により設定されるため、必ず利率が下がるわけではありません。
複数の借り入れを一本化できればお金の管理は楽になりますが、金利が上がれば返済総額が増額してしまいます。
たとえば、まとめたい借り入れのなかに低金利の銀行カードローンがある場合、結果的におまとめ後の金利が上がるときもあるでしょう。
また、おまとめローンは返済期間が長く設定されており、金利を引き下げられたとしても、支払う利息の総額が増えるケースも考えられます。
おまとめローンを利用しても、支払いが多くなる可能性があるため、契約前に返済総額をシミュレーションしてみましょう。
資金使途は返済のみで追加の借り入れはできない
おまとめローンの資金使途は返済のみで、追加の借り入れはできないため、注意する必要があります。
借り入れを一本化できて返済を続けていても、急にお金が必要になり、融資を受けたい場合もあるでしょう。
おまとめローンは返済専用のため、お金を借りたいときは新しい借入先を探す必要があります。
急な出費に備えたい、追加での融資を受けられるようにしたいと考える方は、カードローンで複数の借り入れをまとめましょう。
カードローンで借り入れを一本化できれば、返済をしながら追加で借り入れしたいときに、必要なお金を用意できます。
一般的なカードローンより必要な書類は多い
おまとめローンは一般的なカードローンより、必要な書類が多い傾向があります。
おまとめローンで必要になる主な書類は、次のとおりです。
本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカードなど |
---|---|
収入証明書 | 源泉徴収票、確定申告書など |
他社借入書類 | 残高証明書、返済予定表など |
カードローンであれば本人確認書類のみの場合もありますが、おまとめローンは収入証明書や他社の借入条件が確認できる書類が必要です。
おまとめローンを申し込む際は、公式サイトで必要な書類を確認し、事前に用意しておくと契約までがスムーズに進みます。
クレジットカードが利用できなくなる可能性がある
一本化する借り入れのなかに、クレジットカードの支払いが含まれている場合、カードを解約しなければならないことがあります。
おまとめローンにより、利用規約でクレジットカードの解約が条件にされているケースがあるためです。
クレジットカードを引き続き利用したい方は、利用規約をよく確認するか、カードローンでの借り換えにしましょう。
ただし一本化したい借り入れのなかに、クレジットカードの支払いがない場合は、基本的に解約する必要はありません。
審査に落ちると新たな契約が難しくなる
おまとめローンの審査に落ちると、新たなローンの契約が難しくなる可能性があります。
審査に落ちた履歴は自身の信用情報に残り、他社のローン審査の際に悪影響が出るおそれがあるためです。
複数の借り入れがある状態で審査に落ち、すぐに他社へ申し込むと、慢性的にお金に余裕がないと判断されるケースもあるでしょう。
おまとめローンの審査に落ちた場合、履歴が抹消される6か月が過ぎてから、再度申し込むのをおすすめします。
6か月過ぎれば、ほかの業者は審査落ちしたと確認できなくなり、審査に通過できる可能性を上げられます。
おまとめローンを選ぶときに確認したい7つのポイント
おまとめローンを選ぶときは、一本化できる借り入れかや毎月の支払い額などを確認する必要があります。
解説する7つのポイントを意識しながら、借り入れを一本化しましょう。
すでに借り入れている業者を利用できないか
おまとめローンを申し込む前に、すでに借り入れている業者を利用できないかを確認しましょう。
増額申請をして限度額を上げられれば、おまとめローンを利用しなくても、複数社の借り入れをまとめられる可能性があります。
増額申請のみで済めば、新たなおまとめローンを契約する手間を省けて、楽に借り入れを一本化できます。
また、利用している業者がおまとめローンを提供している場合、すでに返済を続けている実績が評価されることもあるため、申し込んでみるのもおすすめです。
はじめに利用している業者の増額申請で一本化できないかを確認し、無理な場合はおまとめローンを利用しましょう。
自身が貸付の対象か
おまとめローンを選ぶ際、自身が貸付の対象かをチェックするようにしましょう。
一般的なカードローンの多くが20歳以上から申し込めますが、ライフカードのサポートローンのように、26歳以上が対象の場合もあります。
ご利用いただける方
引用元:ライフカード
満26歳以上で安定した収入のある方
また、イオン銀行カードローンのように学生が申し込めないローン商品もあるため、注意が必要です。
パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)の方もお申込みいただけます。学生の方はお申込みいただけません。
引用元:イオン銀行
自身に最適なおまとめローンを選んだとしても、当然ながら貸付の対象でなければ申し込めません。
おまとめローンを検討する際は、年齢をはじめとした貸付条件をチェックして、申し込めるローン商品を選びましょう。
おまとめできる借り入れかどうか
おまとめローンには、まとめられる借り入れの種類が制限されているケースがあります。
一例として表で比較してみましょう。
消費者金融 | 銀行 | クレジットカードキャッシング枠 | クレジットカードリボ払い | |
---|---|---|---|---|
アイフル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アコム | 〇 | × | 〇 | × |
ダイレクトワン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アロー | 〇 | × | 〇 | × |
消費者金融をはじめとする貸金業者が提供するおまとめローンは、消費者金融からの借り入れはおまとめ対象ですが、銀行カードローンは対象外の場合があります。
またクレジットカードのキャッシング枠は対象でも、ショッピング枠のリボ払いは一本化できない業者があります。
おまとめローンを選ぶ際は、まとめたい借り入れが対象かどうかを必ず確認しましょう。
またプロミスのように、他社からの借り入れのみ対象のケースもあるため、注意が必要です。
資金使途
引用元:プロミス
他の貸金業者からの借入金返済に限ります。
金利や毎月の支払い額
おまとめローンの大きなメリットの一つは、借り入れの金利を引き下げられる可能性がある点です。
複数の借り入れを一本化してお金の管理が楽になったとしても、金利が下がらなければ返済総額は減りません。
おまとめローンを利用する際は、必ず今の金利を下回る業者を選ぶようにしましょう。
また金利を下げられても返済期間が長くなると、支払い総額が増えるケースも考えられます。
各公式サイトに返済シミュレーションがある場合は、一本化してお得になるかどうかをチェックしましょう。
計算が複雑な場合は、各社のサポートに問い合わせると、返済のイメージを教えてもらえるでしょう。
毎月の返済方法やATM手数料
おまとめローンを選ぶときは、毎月の返済方法やATM手数料を確認してください。
とくに中小消費者金融の場合、自身が希望する返済方法ができない可能性があります。
たとえばダイレクトワンの返済方法は、次のとおりです。
- コンビニATM
- 銀行振込
- 店頭窓口
口座引き落としでの返済ができないため、希望する方はダイレクトワンには向いていません。
またコンビニや銀行のATMで返済するときに、手数料が発生する場合があります。
毎月の返済でコストを支払いたくない方は、ATM手数料が無料の業者を選ぶようにしましょう。
プロミスやSMBCモビットであれば、三井住友銀行ATM手数料が無料のためおすすめです。
申し込み方法や契約方法
おまとめローンを選ぶ際、申し込み方法や契約方法も確認しましょう。
Web完結で契約できるおまとめローンもありますが、ユーファイナンスのように一度店舗までの訪問が必要な業者もあります。
融資スピードや手続きの手軽さを重視する方は、Webで申し込みから契約まで完結する業者がよいでしょう。
相談しながら契約したい方、審査の柔軟さを期待したい方などは、訪問して契約する業者がおすすめです。
申し込み方法や契約方法をチェックしながら、自身が重視する点でおまとめローンを選ぶようにしましょう。
借り入れたお金の振り込み先
おまとめローンを契約した場合、自身の口座に振り込む業者と、直接借入先に返済をする業者に分かれます。
振り込み先の主な傾向は、次のとおりです。
大手消費者金融 | 借入先に返済 |
---|---|
中小消費者金融 | 自身の口座に振り込み |
銀行カードローン | 自身の口座に振り込み |
自身の口座に多額のお金が振り込まれたら、返済を手間に感じる方や、不安になる方もいるでしょう。
借入先に直接返済するサービスを希望する方は、大手消費者金融のおまとめローンがおすすめです。
自身の口座に多額のお金が振り込まれても、抵抗を感じない方は中小消費者金融、銀行カードローンで問題ありません。
おまとめローンの審査に通過するためのおすすめ対策6つ
審査がゆるい、甘いおまとめローンは存在しませんが、審査通過率をあげる方法はあります。
おまとめローンの審査に通過するために、おすすめの対策を6つ解説します。
毎月の支払いに遅れがないようにする
おまとめローンの審査通過率を上げるためには、毎月の支払いに遅れがないようにしましょう。
ローンの審査では自身の信用情報から、さまざまな支払い状況をチェックされます。
確認される支払い状況の一例は、次のとおりです。
- クレジットカード
- スマートフォン端末の分割払い
- 奨学金
- 各種ローン
信用情報に支払いの遅れがある場合、審査でマイナス評価を受ける可能性があるため注意が必要です。
すぐに支払えば問題ないケースもありますが、信用情報に遅延があるとよい印象は持たれないでしょう。
遅延や滞納がなければ、返済能力があると判断される場合もあるため、毎月の支払いが遅れないように心がけましょう。
借入額や借入件数はできる限り減らす
借入額や借入件数は、できる限り減らしてからおまとめローンに申し込むと、審査に通過できる可能性を上げられます。
借り入れを一本化できる点が魅力のおまとめローンですが、借入額や借入件数が多いと、返済能力が疑われて審査落ちするおそれがあります。
少額の借り入れがある場合は、完済してから申し込むと、返済能力があると判断されやすくなるでしょう。
また繰り上げ返済をして借入額を減らすのも、審査でよい影響を期待できます。
無理のない範囲で借入額や借入件数を減らすと、おまとめローンの審査に通過しやすくなり、契約できる可能性を上げられます。
申し込む前に自身の信用情報を確認する
おまとめローンへ申し込む前に、自身の信用情報を開示請求して、傷がついていないか確認することもおすすめです。
自身の信用情報は、次の信用情報機関に開示請求をすれば確認できます。
カードローンやクレジットカードの支払い情報はCICとJICC、銀行は全国銀行個人信用情報センターに記録されています。
信用情報に傷がついていない方は、大手消費者金融か銀行カードローンに申し込みましょう。
信用情報に傷がついている方は、中小消費者金融に申し込むと、審査に通過できる可能性を上げられます。
同時ではなく1社ずつ申し込む
おまとめローンを申し込む際は、同時に何社かを申し込むのではなく、1社ずつ申し込むようにしましょう。
同時に借り入れを申し込むと、お金に余裕がないと判断され、どの審査も通過できなくなるおそれがあります。
ローン商品に申し込んだ情報は、信用情報に記録されるため、同時に申し込んだ場合は審査で把握されます。
仮にどの審査にも通れない場合は、申し込み情報が消える6か月間が経過してから申し込みましょう。
早く一本化したい、審査が不安などの理由で、おまとめローンを同時に申し込むと逆効果なため要注意です。
情報を正しく入力する
Webでおまとめローンを申し込むときは、申し込みフォームの情報を誤りのないよう、正しく入力してください。
申し込みフォームの申告内容と提出した書類の情報が異なる場合、審査落ちする可能性が高くなります。
入力する内容が提出する書類と同じでなければ、どちらが正しいかわからず審査で確認ができません。
たとえば、申告内容と本人確認書類の住所が異なるときは、事前に担当者へ伝えておく必要があります。
ケアレスミスで間違えた場合でも、審査落ちする可能性が高まるため、申し込む際には情報を正確に入力するようにしましょう。
在籍確認にはスムーズに対応する
ローン商品の審査では必ず、申告した勤務先で働いているかをチェックする、在籍確認が実施されます。
在籍確認は書類の提出か、職場への電話でおこなわれます。職場への電話で在籍確認が実施される場合、スムーズに対応するようにしましょう。
基本的に在籍確認の電話は、申し込み者のプライバシーに配慮して、担当者個人名で連絡するためバレる心配はいりません。
職場への電話にはできる限り本人が対応して、在籍確認を早めに済ませれば審査がスムーズに進みます。
職場にいる時間があまりない、電話を取れる社員がいないなどの場合は、サポートに相談してみましょう。
おまとめローンの審査に通らない方の特徴
複数の借り入れを一本化できるおまとめローンに申し込んでも、審査に通らない可能性も十分にあります。
おまとめローンの審査に通らない方の特徴を解説します。
信用情報に傷がついている
信用情報に傷がついている方は、おまとめローンの審査には通れません。信用情報に傷がつく主な金融事故は、次のとおりです。
- 長期間の滞納
- クレジットカードの強制解約
- 債務整理
- 代位弁済
大手消費者金融や銀行の場合、信用情報に傷がついている方は返済能力がないと判断されて、基本的に審査には通過できません。
中小消費者金融であれば現在の返済能力を重視するため、金融事故をおこした方でも契約できる可能性があります。
信用情報に傷がついている方は、5年程度履歴が消えるまで待つか、中小消費者金融のおまとめローンを利用しましょう。
他社からお金を借りすぎている
他社からお金を借りすぎている場合も、おまとめローンの審査には通過できません。
何社利用していたら、いくら借りていたら審査に落ちるなどの基準は、各業者で異なりますが、多重債務者と判断されれば審査落ちします。
一般的に4~5社以上利用している方は、審査通過が難しくなるとされており、一本化が目的のおまとめローンとはいえ、契約は厳しくなるでしょう。
解説したとおり、おまとめローンへ申し込む前に、できる限り借入額や借入件数を減らしておくと、審査に通過できる可能性を上げられます。
おまとめローンを利用したい場合、目安として3社までの利用にしておけば、審査でマイナス評価は受けづらいでしょう。
安定した収入がない
安定した収入がないと審査で判断されれば、おまとめローンは契約できません。収入の安定性は主に、勤務形態や勤続年数などで判断されます。
おまとめローンは、アルバイトやパートでも申し込める商品が多いですが、正社員や公務員と比べると、収入が安定していないと判断されやすいでしょう。
また勤続年数が長ければ審査によい影響がある一方、短いと審査には不利に働きます。
会社員や公務員でも極端に勤続年数が短いと、収入が安定していないと判断されるケースもあります。
審査基準は公表されていませんが、勤続年数が短いほど審査落ちする可能性は高まるため、勤務先を変えようとしている方は注意しましょう。
虚偽の申告をしている
虚偽の申告をしている場合は、審査には通れません。
以前の勤務先を申告する、年収を高く偽るなどの行為は、信用情報の照会で発覚すれば審査落ちの対象になります。
信用情報には他社への申し込み情報も記録されており、おまとめローンの申告と異なれば、矛盾が生まれるため注意が必要です。
仮に契約できたとしても、利用中に虚偽申告がわかれば一括返済を求められるおそれもあります。
審査に通過したいとの理由で、虚偽申告をしてもよいことはないため、絶対にやめておきましょう。
自身の情報を正確に申告したほうが、おまとめローンの審査に通過できる可能性を上げられます。
おまとめローンの審査に落ちたときの対処法
審査に通過するコツを実践しても、おまとめローンを契約できないケースはあるでしょう。
おまとめローンの審査に落ちたときの対処法を解説します。
利用中の業者に相談する
おまとめローンの審査に落ちたうえに、返済が苦しい場合は利用中の業者に相談してみましょう。
各社どの程度まで対応するかは公表していませんが、返済が苦しい際は相談できる業者もあります。
Q:今月はいつもの返済金額だとちょっと厳しいのですが...
引用元:アコム
A:一時的な約定返済金額の減額など、ご返済金額に関するご相談を電話で承っております。アコム総合カードローンデスクまでお問い合わせください。
返済額の減額や返済期間の延長などができれば、毎月のお金の負担を減らせて、お金を返していけます。
現在の状況や今後の話を誠実に説明すれば、担当者も何らかの対応をする可能性は高いためおすすめです。
また店舗がある業者の場合は、直接窓口に訪問すれば誠意が伝わり、返済額やプランの見直しなどの対応をおこなってくれるでしょう。
有担保ローンでお金を借りる
どのおまとめローンも契約できない場合は、有担保ローンでお金を用意する選択肢もあります。
たとえば、不動産を所有している方は、不動産担保ローンを利用すれば融資を受けられ、借り入れを一本化できる可能性があります。
本記事で紹介した業者の不動産担保ローンは、次のとおりです。
業者名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
デイリーキャッシング | 200万円~8,000万円 | 5.2~13.0% |
AZ | 100万円~1億円 | 5.0~14.0% |
ユーファイナンス | 100万円~3,000万円 | 4.5~15.0% |
土地や建物を所有している方は、上記の不動産担保ローンの利用を検討しましょう。
債務整理を検討する
おまとめローンを契約できず、毎月の返済が苦しい方は債務整理も考えましょう。債務整理は次の3種類です。
種類 | 特徴 |
---|---|
任意整理 | 裁判所が関与しないため手続きしやすい利息のカットや返済期間の延長で完済を目指す |
個人再生 | 裁判所に借金の減額を認めてもらう手続き家や車などの財産が処分されずに返済を続ける |
自己破産 | 裁判所に借金の支払い義務の免除を認めてもらう手続き返済しなくて済むが財産の多くを失う |
手続きにより依頼する専門家が異なりますが、司法書士や弁護士への相談は無料の事務所が多い傾向があります。
おまとめローンを利用できないうえに、返済不可になるおそれがある方は、法律事務所の無料相談を活用しましょう。
おまとめローンに関するよくある質問
おまとめローンに関してよくある質問をまとめました。
気になる質問や疑問を抱く点などがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
おまとめローンの審査が通りやすい銀行は?
おまとめローンの審査が通りやすい銀行はありません。
メガバンクや地方銀行問わず、申し込み後は厳正な審査がおこなわれ、返済能力があると判断されれば契約できます。
また審査基準が公表されていないうえに、銀行と保証会社の2社の審査に通過する必要があるため、消費者金融より契約が難しい傾向があります。
審査が不安な方は消費者金融のおまとめローンも含めて検討し、複数の借り入れを一本化しましょう。
おまとめローンの審査がどこも通らないときは?
おまとめローンの審査がどこも通らないときは、次の対処法がおすすめです。
- 利用中の業者へ相談
- 有担保ローンでの借り入れ
- 債務整理の検討
- 公的な支援窓口への相談
おまとめローンが契約できず、返済が苦しいときは債務整理か公的な支援窓口への相談がよいでしょう。
とくに国が用意している生活困窮者自立支援制度は、各自治体に窓口を設置しており、さまざまなサポートを受けられます。
借金返済の相談もできるため、生活が困窮している場合は、自治体の窓口で相談してみましょう。
おまとめローンで300万を契約できた成功例はある?
おまとめローンで300万円を契約できた成功例はあるでしょう。
利用者の多い大手消費者金融は、おまとめローンの限度額をいずれも300万円以上に設定しており、需要があると想像されます。
消費者金融 | おまとめローンの限度額 |
---|---|
アコム | 300万円 |
アイフル | 800万円 |
レイク | 500万円 |
またおまとめローンは総量規制の対象外のため、年収が900万円未満の方でも、300万円を契約できる可能性があります。
300万円以上の借り入れを一本化したい方は、おまとめローンを申し込んでみましょう。
まとめ
おまとめローンの基本情報やメリット、デメリットや選び方などについて解説しました。
複数の借り入れを一本化できるおまとめローンは、お金のストレスを軽減できる点が大きなメリットです。
金利を下げられれば返済総額が減らせるうえに、返済日を1日にまとめられて管理がしやすくなり、借金の返済に集中できます。
ただし、必ず金利を引き下げて一本化できるわけではなく、追加の借り入れができないなどデメリットもあるため、注意が必要です。
各おまとめ用ローンがおすすめの方は、次のとおりです。
おまとめ用ローンの種類 | おすすめできる方の特徴 |
---|---|
大手消費者金融おまとめローン | 早めに借り入れを一本化したい方 |
中小消費者金融おまとめローン | ローンの審査が不安な方 |
銀行カードローン | 金利を重視する方 |
複数の借り入れがあり返済が苦しい方は、本記事で紹介したおまとめローンのおすすめ業者から最適なローンを選び、お金のストレスを軽くしましょう。