PASMOにチャージできるクレジットカードを選ぶ際は、ポイント付与やオートチャージなどの特典を比較検討することが重要です。
鉄道会社が発行するカードは、利用頻度に応じてポイントが効率的に蓄積されるため、オートチャージ機能を重視する方におすすめです。
一方、モバイルPASMOやApple Payのユーザーは、都度チャージでもポイントが付与されるカードを探すとよいでしょう。
本記事では、PASMOにチャージ可能な優れたクレジットカードを厳選し、それぞれの特長を詳細に解説します。
また、カード選びの際の注意点や心得などもあわせて紹介するので、PASMOにチャージするカード選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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PASMOはクレジットカードでチャージできる
クレジットカードでチャージする場合、PASMOの種類により対応方法が次のように異なります。
- ICカードはオートチャージのみ可能
- モバイルは都度チャージとオートチャージに対応
それぞれ詳しく解説します。
ICカードはオートチャージのみ可能
ICカードのオートチャージは、残高2,000円以下になると3,000円チャージするよう初期設定されています。
チャージ条件と金額は、券売機や窓口でニーズに合わせて変更可能です。
利用限度額は1日あたり10,000円、1ヶ月あたり50,000円で、限度額を超えると設定残高以下でもチャージされません。利用額には注意しましょう。
ICカードは原則オートチャージですが、オートチャージ機能には、東急線の券売機でクレジットカードチャージできるクイックチャージ機能が付帯しています。
利用条件に制限はあるものの、キャッシュレスチャージが可能なため電子マネーとしてもPASMOを活用する方は覚えていて損はないでしょう。
モバイルは都度チャージとオートチャージに対応
モバイルPASMOは、都度チャージとオートチャージの両方に対応しています。
3Dセキュア認証済みのクレジットカードをモバイルPASMOに登録すれば、アプリ上でどこからでも簡単に都度チャージできます。チャージ金額は500円、または1,000円~10,000円(1,000円単位で選択可)に設定可能です。
オートチャージを希望する場合は、オートチャージ対応の交通事業者系クレジットカードの登録が必要です。
ICカードと同じ初期設定がされていますが、モバイルPASMOならアプリ上で手軽に設定を変更できます。
ウォレットアプリを使ったApple PayのPASMOは、PASMOアプリなしでの都度チャージが可能です。
PASMOのチャージにクレジットカードがおすすめの理由
PASMOのチャージにクレジットカードがおすすめな理由は、次のとおりです。
- チャージするとクレジットカードのポイントが貯まる
- オートチャージで入金の手間がかからない
- 定期券としても利用できる
それぞれ詳しく解説します。
チャージでクレジットカードのポイントが貯まる
還元率はクレジットカードにより異なり、一般的に0.5〜1.0%ほどに設定されていることが多いです。
お得に活用したい方は、提携するクレジットカードでチャージしてポイントを貯めるとよいでしょう。
PASMOは各鉄道会社が独自にポイントサービスを展開しているため、乗車ポイントが分散しやすいです。また、現金でのチャージではポイントは付与されません。
しかし、クレジットカードでチャージしてポイント還元を受ければ、上記2点のデメリットをカバーできます。
中には、PASMOへのチャージはポイント還元対象外となるケースもあるため、ポイントが付与されるクレジットカードでチャージしましょう。
オートチャージで入金の手間がかからない
オートチャージを活用すると、設定金額より残高が少なくなると自動チャージされるため、入金の手間が省けます。
一体型カードを除けば、オートチャージできるのは主に次にクレジットカードです。
- OPクレジットカード(小田急)
- 京王パスポートカード
- 京急プレミアポイントカード
- 京成カード
- 相鉄カード
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
- TOKYU CARD
- Tokyo Metro To Me CARD
- 東武カード
- 横浜交通hama-eco card
上記以外のクレジットカードがオートチャージサービスに対応しているかは、各カード会社へ問い合わせて確認しましょう。
オートチャージ対応のクレジットカードを登録すれば、チャージの手間が省けるうえに残高不足の心配がなく、非常に便利です。
定期券としても利用できる
1つのPASMOに電車とバスそれぞれの定期券を1種類ずつ記録できるため、乗り換えのたびに定期券を変える必要がなくなります。
また、クレジットカードの特徴を活かせば、定期券もお得に購入できます。
たとえば、東京スカイツリー® 東武カードPASMOの場合、チャージに対する還元率は0.5%ですが、東武鉄道の定期券購入に対する還元率は1.5%です。
京急プレミアポイント シルバーは、京急線の定期券、京急グループのバス定期券の購入代金もポイント還元の対象となります。
自身が利用する路線に強いクレジットカードで、お得に定期券を購入するとよいでしょう。
PASMOにチャージできるクレジットカードの種類
PASMOにチャージできるクレジットカードは、次の3種類です。
- クレジットカード一体型PASMO
- オートチャージ対応の分離型クレジットカード
- モバイルPASMO対応の一般的なクレジットカード
それぞれ特徴を詳しく解説します。
クレジットカード一体型PASMO
一体型PASMOは、一枚のカードにクレジットカード、PASMO、定期券の機能が付帯します。
PASMOや定期券の持ち歩きが不要で、オートチャージにも対応している利便性が高いクレジットカードです。
一体型PASMOは、交通事業者系クレジットカード会社が発行しているため、自身がよく利用する鉄道会社のクレジットカードを選ぶとポイントが貯まりやすく、よりお得に活用できます。
カードの数を増やしたくない方、用途ごとの使い分けを面倒に感じる方に適しているでしょう。
オートチャージ対応の分離型クレジットカード
分離型クレジットカードは、盗難や紛失などを考慮し、クレジットカードとPASMOカードが別々に発行されます。
普段、クレジットカードを利用しない方は分離型の方が適しているでしょう。
オートチャージ対応の分離型クレジットカードも、交通事業者系クレジットカード会社が発行しているため、メリットが多い鉄道会社を選びましょう。
また、モバイルPASMOでオートチャージを利用する際には、分離型クレジットカードが必要です。
理由は、一体型PASMOはモバイルPASMOのオートチャージには対応していないためです。
手持ちのPASMOを利用したい方、モバイルPASMOのオートチャージを検討している方は分離型クレジットカードを発行しましょう。
モバイルPASMO対応の一般的なクレジットカード
モバイルPASMOアプリに登録可能なカードブランドは、次のとおりです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
上記の国際ブランドのクレジットカードなら登録可能ですが、本人認証サービス(3Dセキュア認証)への対応が必須です。
そのため、モバイルPASMOアプリにクレジットカードを登録する際は、必ず事前に本人認証サービス(3Dセキュア認証)の設定を済ませましょう。
Apple PayのPASMOを利用する場合も、クレジットカード登録の条件は同じです。
PASMOにチャージできるおすすめクレジットカード10選
PASMOにチャージできるおすすめクレジットカード10選は、次のとおりです。
カード名 | \編集部おすすめ!/ ANA To Me CARD PASMO JCB | \編集部おすすめ!/ TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | PayPayカード | 京王パスポートPASMOカード VISA | 東京スカイツリー® 東武カードPASMO | 小田急OPクレジットカード | 京急プレミアポイント シルバー | 京成カード | 相鉄カード | ハマエコカード |
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券面デザイン | ||||||||||
年会費 | 2,200円(税込)※ | 1,100円(税込)※ | 無料 | 262円(税込)※ | 1,100円(税込)※ | 550円(税込)※ | 無料 | 550円(税込) | 無料 | 1,375円(税込)※ |
還元率 | 0.5%〜 | 0.5%〜 | 1.0%〜 | 0.5%〜 | 0.5%〜 | 0.5%〜 | 0.5%〜 | 0.3%〜 | 0.5%〜 | 0.5%〜 |
オートチャージ機能 | ⚪︎ | ⚪︎ | – | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
定期券機能 | ⚪︎ | ⚪︎ | – | ⚪︎ | ⚪︎ | × | × | × | × | × |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
クレジットカードごとの特徴や、どのような方におすすめのカードなのか詳しく解説します。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
年会費 | 2,200円※ |
---|---|
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 最短約1週間 |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・国内航空傷害保険 ・ショッピング保険 |
- 東京メトロを頻繁に利用している
- ANAマイルを貯めたい
- 通勤や買い物でポイントを貯めたい
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANAマイルを貯めたい方におすすめのクレジットカードです。
オートチャージに対応しており、コースに応じて0.5~1.0%の還元率でANAマイルが付与されます。
東京メトロの乗車や電子マネーの利用でもメトロポイントが貯まり、貯まったメトロポイントはANAマイルへ交換可能です。
カードの枚数を減らせる一体型のPASMOで、初年度の年会費は無料です。2年目から年会費は2,200円(税込)かかります。
効率よくANAマイルを貯めてお得に飛行機を利用したい方は、ANA To Me CARD PASMO JCBを発行するとよいでしょう。
TOKYU CARD Club Q JMB PASMO(東急カード)
年会費 | 1,100円(税込)※1 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 最短10日 |
付帯保険 | ・海外旅行保険 ・国内旅行保険 |
- 東急線を利用している
- PASMO付きクレジットカードを持ちたい
- 東急百貨店でよく買い物をする
TOKYU CARD Club Q JMB PASMO(東急カード)は、TOKYU POINT加盟店を頻繁に利用する方向けのPASMO一体型クレジットカードです。
オートチャージの還元率は1.0%で、TOKYU POINTとして付与されます。
ポイントは、次のようなTOKYU POINT加盟店で1ポイント1円で利用可能です。
- 東急スクエア
- 渋谷ストリーム
- 東急ホテルズ
- ニコタマデイズカフェ
普段からTOKYU POINTを利用する方は、TOKYU CARD Club Q JMB PASMOの発行を検討してみてください。
PayPayカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜5.0% |
国際ブランド | |
発行スピード | 最短7分※1 |
付帯保険 | なし |
- PayPay払いをよく利用する
- PayPay残高チャージに唯一対応
- Yahoo!ショッピングをよく利用する
PayPayカードは、モバイルPASMOへのチャージでポイント還元を受けたい方におすすめのクレジットカードです。
モバイルPASMOにチャージはできても、ポイント還元の対象外となるクレジットカードは多いです。
しかし、PayPayカードならモバイルPASMOへのチャージもポイント還元の対象となり、200円(税込)につき1.0%のPayPayポイントが付与されます。
年会費は永年無料で手軽に申し込めるため、モバイルPASMOを利用している方にはお得にチャージできるPayPayカードの利用がおすすめです。
京王パスポートPASMOカード VISA
京王パスポートPASMOカード VISAは、お得な年会費でオートチャージ対応のカードを持ちたい方におすすめです。
オートチャージは自動で付帯しているため、カード発行後に特別な申し込みは必要ありません。
年会費は初年度無料、2年目以降は262円(税込)です。他社に比べるとリーズナブルな料金に設定されていますが、年間1回以上オートチャージをした方は翌年の年会費が無料になります。
オートチャージの還元率は0.5%相当で、一体型のため1枚でクレジットカード、PASMO、定期券の三役を担えます。
年会費を抑えて利便性の高いカードを持ちたい方には、京王パスポートPASMOカード VISAがおすすめです。
東京スカイツリー® 東武カードPASMO
東京スカイツリー® 東武カードPASMOは、東武鉄道の定期券を購入する方、東京スカイツリーをよく利用する方におすすめの一体型クレジットカードです。
オートチャージに対応しており、ポイント還元率は0.5%です。
東武鉄道の定期券を購入すると1.5%のポイントが還元され、定期券もカードに搭載可能です。
また、東京スカイツリーの入場券割引や、駐車場料金2時間無料サービスなどの優待が受けられます。
東京スカイツリー® 東武カードPASMOは、PASMOに加えて東武鉄道を利用する方、東京スカイツリーでの優待を受けたい方向きのクレジットカードです。
小田急OPクレジットカード
小田急OPクレジットカードは、年会費を抑えてオートチャージ対応のクレジットカードを持ちたい方におすすめです。
2年目以降、年会費は550円(税込)かかりますが、前年に一度でもクレジット払いの利用があれば無料になります。
PASMOのオートチャージを利用すると、1,000円(税込)につき5ポイント付与されます。
次のような小田急ポイントサービス加盟店での利用でもポイントが貯まりお得です。
- パンとエスプレッソと花束を
- 小田急ホテルセンチュリー
- HOTEL CLAD
- 大山ケーブルカー
小田急ポイントサービス加盟店を頻繁に利用する方は、年会費が抑えられる小田急OPクレジットカードを発行しましょう。
京急プレミアポイント シルバー
京急プレミアポイント シルバーは、京急線や京急グループの施設をよく利用する方におすすめのクレジットカードです。
オートチャージ機能対応で、200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。
京急線の定期券、京急グループのバス定期券、京急グループ施設でのクレジット払いもポイント還元の対象となるため、ポイントが貯まりやすいカードです。
また、次のような付帯サービスも充実しています。
- チケットの先行予約
- チケットの優待割引
- 国内、海外の旅行割引
京急グループで利用できるポイントを効率よく貯めたい方には、年会費永年無料の京急プレミアポイント シルバーがおすすめです。
京成カード
京成カードは、京成グループをよく利用する方におすすめの分離型クレジットカードです。
オリコとMUFGの2種類があり、どちらでもオートチャージを利用できますが、ポイント還元率は次のように異なります。
- 京成カード(オリコ):200円(税込)で1ポイント
- 京成カード(MUFG):1,000円(税込)で5ポイント
京成グループの各施設、バス定期券、タクシー乗車代のクレジット払いなどもポイント還元の対象です。
オートチャージ以外の還元率も、オリコとMUFGでは若干異なるため詳細は公式サイトで確認した方がよいでしょう。
Mastercardで問題ない方は、加盟店や優待割引の内容がより充実している京成カード(オリコ)がおすすめです。
相鉄カード
相鉄カードは、相模鉄道や相鉄バスを利用する方におすすめの分離型クレジットカードです。
相模鉄道や相鉄バスの定期券が購入でき、オートチャージ機能にも対応しています。
利用金額200円(税込)で1ポイント付与され、貯まったポイントの使い道は、他社ポイントや家電、雑貨との交換など200種類以上と非常に豊富です。
また、次のような提示特典や利用特典もあります。
- ズーラシア・金沢動物園:20%割引
- 新江ノ島水族館:10%割引
- 富士急グループ施設:割引
レジャー施設の優待が充実しているため、利用予定が多い方は相鉄カード発行を検討するとよいでしょう。
年会費は、家族カードも含めて無料です。
ハマエコカード
ハマエコカードは、横浜近郊在住の方におすすめのクレジットカードです。
横浜市交通局が発行しているため市営地下鉄沿線周辺に提携店が多く、次のような特典が受けられます。
- 重慶飯店 本館:飲食料金最大10%割引
- 横浜みなとみらい 万葉倶楽部:入館料220円(税込)割引
- 湘南バル はなたれ The Fish&Oysters:大粒カキフライ1個サービス
2年目以降は年会費が1,375円(税込)かかりますが、横浜市交通局の発売窓口か券売機で定期券、シニアパスを購入すると無料になります。
オートチャージに対するポイント還元率は0.5%です。
ハマエコカードは、横浜の市営地下鉄やバスをよく利用する方におすすめです。
PASMOにチャージするクレジットカード選びのポイントと注意点
PASMOにチャージするクレジットカードを選ぶ際に重視すべき3点は、次のとおりです。
- モバイルPASMOを利用するか
- オートチャージ機能が必要か
- 一体型と分離型のどちらが使いやすいか
それぞれ解説します。
モバイルPASMOを利用するか
モバイルPASMO、Apple PayのPASMOを利用する方は、ポイントが貯まるクレジットカードを選びましょう。
3Dセキュア認証が導入されている5つの国際ブランドなら登録可能ですが、チャージができてもポイントが付与されないクレジットカードも多くあるため、選ぶ際は注意が必要です。
たとえば、PayPayカードはモバイルPASMOへのチャージでも200円につき1.0%のポイントが貯まります。
モバイルPASMOにチャージする方は、ポイントが貯まるカードを選ぶとよいでしょう。
オートチャージ機能が必要か
京急プレミアポイントカードや京成カードなど、PASMO協議会の鉄道会社が発行するクレジットカードは、基本的にオートチャージ機能に対応しています。
一方で、PayPayカードやリクルートカードなどはオートチャージ機能には対応しておらず、必要に応じて手動でチャージしなくてはなりません。
オートチャージ機能を重視する方は、対応するクレジットカードを選びましょう。
ただしオートチャージ機能は、登録しているクレジットカードの有効期限が切れると無効になります。
有効期限延長の手続き期間は、クレジットカードの有効期限末日の7日前~6ヶ月後の末日までです。期間内に忘れずに手続きを済ませましょう。
一体型と分離型のどちらが使いやすいか
一体型と分離型は、自身のライフスタイルやニーズにあわせて選ぶとよいでしょう。
一体型はクレジットカードとPASMOカードを一枚にまとめられるため、複数のカードを持ち歩く必要がありません。
PASMOカードとクレジットカードが別々で持てる分離型なら、まとめて紛失するリスクを軽減できます。
スマートに使いたい方には一体型、普段クレジットカードを使わない方には分離型がおすすめです。
PASMOへオートチャージする方法
PASMOのオートチャージ機能開始までの流れは、一体型PASMOと分離型クレジットカードとで異なります。
オートチャージの申し込み方法を、それぞれ詳しく解説します。
一体型PASMOを使用する場合
まずは、申込書に必要事項を記入しクレジットカードの発行申請をしましょう。
申し込みから約4週間ほどで一体型PASMOが登録住所に届きます。
新規で申し込んだ一体型PASMOは、オートチャージサービス設定済みのため裏面に名義人本人の名前を記入すれば、すぐに使用可能です。
クレジットカードはチャージされていない状態で届きます。
オートチャージができる駅の改札機にタッチした際に自動でチャージされるため、特別な申し込みは不要です。
自身のニーズに合うカードを選択し、申し込みましょう。
分離型クレジットカードを使用する場合
分離型クレジットカードの場合、オートチャージサービスへの申し込みと駅での手続きが必要です。
オートチャージサービスへの申し込み手順は、次のとおりです。
- オートチャージサービス申込書に必要事項を記入、提出
- 申し込み後に届く案内ハガキと記名PASMOをセットで持参し、PASMO取扱事業者の駅で手続き
- 設定が完了次第、オートチャージ機能使用可能
オートチャージサービス申込書は、駅窓口、各交通事業所、各クレジットカード会社などに用意されています。
案内ハガキは、申し込みから約3週間程で届きます。
記名PASMOとクレジットカードは、同一名義でなければ登録できません。
モバイルPASMOへクレジットカードを登録する方法
モバイルPASMOにクレジットカード情報を登録する手順は、次のとおりです。
- モバイルPASMOを起動し、左上の【アカウント設定】をタップ
- 【クレジットカード情報】をタップ
- 利用規約に同意後、必要情報を入力
手続き完了後に登録アドレスにメールが届くので、必ず確認しましょう。
なお、本人名義のクレジットカードを最大2枚まで登録可能です。
PASMOのクレジットカードチャージに関するよくある質問
PASMOのクレジットカードチャージに関するよくある質問は、次の5つです。
- モバイルPASMOでもポイントは貯まる?
- 楽天カード・PayPayカードでPASMOにチャージできる?
- 券売機でPASMOにクレジットカードチャージできる?
- コンビニでPASMOにクレジットカードチャージできる?
- PASMOに紐づけしたクレジットカードは変更できる?
それぞれ詳しく回答します。
モバイルPASMOでもポイントは貯まる?
モバイルPASMO自体に貯まるポイントはありません。
しかし、モバイルPASMOにクレジットカードでチャージすると、クレジットカードにポイントが貯まる場合があります。
モバイルPASMOへのチャージによるポイント付与の有無は、クレジットカード会社により異なるため、事前に規約をよく確認しましょう。
楽天カード・PayPayカードでPASMOにチャージできる?
楽天カード・PayPayカードは、モバイルPASMO、Apple PayのPASMOに都度チャージならできます。
基本的に、交通事業者系のクレジットカード以外はPASMOへのオートチャージに対応していないため、楽天カード・PayPayカードではICカードへのチャージはできません。
しかし、モバイルならカードブランドと3Dセキュア認証の条件を満たしていれば登録でき、都度チャージが可能です。
楽天カード・PayPayカードでチャージしたい方はICカードではなくモバイル版のPASMOを利用しましょう。
ただし、PayPayカードは200円(税込)につき1.0%ポイント還元されるものの、楽天カードはポイント付与がありません。
券売機でPASMOにクレジットカードチャージできる?
原則、券売機からPASMOへのチャージは現金での対応となります。
しかし、オートチャージ機能付きのPASMOならクイックチャージ機能が自動付帯しているため、一部の券売機ではクレジットカードでのチャージも可能です。
2024年3月末時点で、クイックチャージに対応しているのは東急線内の券売機のみです。
利用条件が限られているため、基本的に券売機でPASMOにチャージする場合は現金での対応と考えるとよいでしょう。
コンビニでPASMOにクレジットカードチャージできる?
コンビニでPASMOにクレジットカードチャージはできません。
券売機同様、現金での対応となりクレジットカードでのチャージはできないため、注意が必要です。
PASMOに紐づけしたクレジットカードは変更できる?
PASMOに紐づけしたクレジットカードは変更できます。
ICカードの変更方法は、次のとおりです。
- 保険証や運転免許証などの身分証明書を持参のうえ、PASMO取扱事業者の駅へ行く
- オートチャージサービスを解約し、クレジットカード情報を削除
- 別のクレジットカードで新たにオートサービスをサービスを申し込む
モバイルPASMOアプリの変更方法は、次のとおりです。
- モバイルPASMOを起動し、左上の【アカウント設定】をタップ
- 【クレジットカード情報】をタップ
- 変更したいクレジットカードをタップして、新たな情報をクレジットカード情報を入力する
クレジットカードの変更手続きが面倒な方、複数のクレジットカードを使い分けたい方は、ウォレットアプリを使ったApple PayのPASMOの活用も検討するとよいでしょう。
まとめ
PASMOのチャージには、より多くのメリットが受けられるクレジットカードを活用しましょう。
オートチャージ機能が必要な方は、自身がよく利用する鉄道会社のクレジットカードを利用すると、効率的にポイントが貯まります。
モバイルPASMOは多くのクレジットカードに対応していますが、中でも都度チャージもポイント付与の対象となるPayPayカードがおすすめです。
利便性を重視する方は一体型PASMOを、紛失が心配な方やモバイルPASMO利用の方は分離型クレジットカードを発行するとよいでしょう。
PASMOへのチャージでポイントを効率的に貯めたい方は、自身のニーズに最適なクレジットカードを活用してみてください。
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