アコムの仮審査に通ったのに本審査に落ちた方は、なにが原因で本審査に通過できなかったのでしょうか。
仮審査と本審査では審査する内容が異なるため、そのため仮審査で通ったとしても本審査で必ず通るわけではありません。
アコムの審査通過率は、他社と比較しても高く、申し込みのコツさえ理解すれば本審査で落ちる心配もあまりありません。
今回の記事では審査に落ちる原因や、審査に通りやすくするコツ、アコムの審査の流れやポイントについて詳細に解説します。
アコム、プロミス、レイク、アイフル、SMBCモビットの審査通過率比較やそれぞれの特徴も分かりやすく紹介するため、アコムと他社で悩まれている方もぜひ参考にしてみてください。
- 新規貸付率が他社より高め
- 2ステップで申込み可能
- 借り入れまでスマホ1つでOK
審査時間 | 最短20分※5※6 |
融資時間 | 最短20分 |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1~800万円 |
新規成約率 | 42.0% |
無利息期間 | 初回最大30日間 |
アコムの基本情報
- 新規貸付率が他社より高め
- 2ステップで申込み可能
- 借り入れまでスマホ1つでOK
審査時間 | 最短20分※5※6 |
融資時間 | 最短20分 |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1~800万円 |
新規成約率 | 42.0% |
無利息期間 | 初回最大30日間 |
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループに属する業界大手の消費者金融です。申込条件は「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」となっているため、18歳や19歳の方は申し込みできません。
20歳以上であれば、学生の方は申し込めます。ただし、アルバイトやフードデリバリーの仕事などで安定して収入を得ていなければ申し込めないため、注意してください。
アコムの審査時間は最短20分のため、即日融資を受けられる可能性があります。最低返済額は借入金額によって異なりますが、最小だと3,000円のため、無理なく返済できるでしょう。
なおアコムではプライバシーに配慮しており、原則在籍確認や郵便物なしで契約できます。
また審査により在籍確認が必要な場合でも、在籍確認は同意なしで勝手におこなわないないため周囲に発覚する恐れもありません。
アコムの審査基準
アコムが審査で重視する点は次の2つです。
- 貸し付け条件をクリアしているかどうか
- 総量規制内で融資が可能かどうか
アコムの具体的な審査基準は公表されていませんが、一般的にカードローンの審査では他社の借り入れ状況や勤務先情報などを考慮して進められます。
他社と比べたアコムの審査難易度
他社と比較するとアコムの審査難易度がどの程度なのか、審査通過率を参考に確認しましょう。
- アコム:40.3% 42.2% 42.1% 37.1% 39.9% 38.4% 35.9% 38.8% 39.6% 40.5% 40.9% 41.6%
- プロミス:37.7% 38.6% 37.0% 37.1% 36.7% 36.3% 35.1% 39.0% 40.9% 41.5% 43.8% 43.6%
- アイフル:29.4% 29.5% 29.8% 32.2% 33.0% 36.9% 31.8% 35.2% 33.0% 30.6% 32.2% 32.8% 29.6%
- レイク:35.6% 36.5% 36.0% 35.5% 35.1% 34.2% 34.6% 34.6% 29.6% 32.9% 30.6% 27.1%
- SMBCモビット:非公開
※2022年4月から3月までの順に記載
参照元:アコムマンスリーレポート
プロミス月次データ
アイフル月次推移
レイク決算資料
数字のみで判断すると1年を通じて常に40.0%前後の審査通過率があるアコムは、他社よりも審査に通過しやすいといえます。
仮審査と本審査の違いは?
アコムで仮審査に通過すると、本審査に進みます。
通常仮審査に通過すると本審査はスムーズに進みますが、稀に本審査で落ちるケースがあります。
仮審査と本審査ではそれぞれどのような点に着目して審査をおこなうのか、詳細を確認しましょう。
仮審査とは
仮審査とは本審査に進む前の審査です。
仮審査では申告された情報を元に、貸し付け条件や総量規制に抵触しないかどうかを確認します。
また信用情報機関を照会して他社借入状況を確認するのも仮審査です。
信用情報機関を照会すると他社借入状況や事故情報がわかるため、総量規制の観点から個人信用情報を参考に借り入れの可否や仮の借入限度額を決定します。
本審査とは
本審査では申告内容に間違いがないかどうかを確認します。
仮審査に通過すると本審査のために必要書類の提出が必要です。
アコムでは「仮審査結果と次手続きのお知らせ」がメールで届くため、その後メールの指示に従って必要書類を提出します。
申告内容で審査する作業が仮審査だとすると、申告内容と提出書類に間違いや不備がないかどうかを確認する作業が本審査です。
また勤務先への在籍確認電話が必要な場合は、本審査でおこないます。
仮審査に通るが本審査に落ちる原因
仮審査のあと本審査に落ちる原因には次の3つが考えられます。
- 必要な書類を出していない
- 申し込み内容に虚偽があった
- 在籍確認がクリアできなかった
無事に本審査をクリアするためにも、本審査で落ちる原因について詳細を確認しましょう。
必要な書類を出していない
必要な書類を提出しない方は、本審査を進められないため仮審査に通ったとしても落とされます。
必要書類は申し込み者の状況や希望借入額によって異なりますが、必ず提出が必要な書類は本人確認書類です。
本人確認書類には次のうちいずれか一点を提出します。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険証
また借入希望額が50万円以上の方は、本人確認書類に加えて収入証明書の提出が必要です。
また他社借入額と希望借入額の合計が100万円を超える場合にも、収入証明書の提出を求められます。
スマートフォンアプリで書類を提出する際に、ピンボケしたものや記載内容が見にくいものをアップロードすると本審査に落ちる原因になりかねないため注意しましょう。
申し込み内容に虚偽があった
虚偽の申し込みも本審査で落とされる原因です。
本審査では申告内容に虚偽がないかどうかを申告内容と提出書類と照らし合わせて確認するため、嘘は簡単に発覚します。
本審査では属性が低い方や申告内容に不審点がある場合、追加の書類提出が必要です。
また本審査で勤務先への在籍確認電話をおこなうケースもあり、虚偽申告が発覚すると本審査で落とされます。
申告内容や他社借入状況によって属性が低いと希望額いっぱい借りられないかもしれません。
しかし虚偽申告をすると審査に通らないばかりか、仮に契約できたとしても利用中に虚偽が発覚すると一括返済や強制解約の恐れがあります。
アコムに申し込みをする際は、正直に現在の状況を申告しましょう。
在籍確認がクリアできなかった
勤務先への在籍確認が取れなければ本審査で落とされます。
アコムでは原則勤務先への在籍確認電話はおこないません。
しかし返済能力を確認するうえで必要があれば勤務先への在籍確認の電話をおこなうケースがあります。
注意すべきは正しい勤務先情報を申告しているのに在籍確認が取れないケースです。
在籍確認が取れない原因には次のようなケースが考えられます。
- 登録人数の多い派遣元で在籍確認が難しい
- 個人情報管理が厳しい
- 非通知の電話を着信拒否にしている
- 電話応対のミス
派遣社員は派遣元を勤務先として申告しますが、大手派遣会社では登録派遣社員が多く在籍確認が難しいケースがあります。
また個人情報管理が厳しい企業や非通知の電話を着信拒否にしていると在籍確認が取れませんし、電話応対に慣れない社員が外出中や休暇中にもかからわず「いません」と答えるケースもあります。
アコムでは在籍確認をおこなう場合に連絡が入るため、在籍確認が不安な方は事前に相談しておきましょう。
仮審査と本審査両方に通過するためには?
仮審査と本審査両方に通過するための注意点は次のとおりです。
- 申し込み内容は正確に入力する
- 同時期に複数の会社に申し込まない
- 借り入れ希望金額を低めに申告する
借り入れを断られないために、注意点を踏まえてからアコムに申し込みましょう。
申込内容は正確に入力する
申し込み内容は必ず正確に入力しましょう。
虚偽申告は本審査で発覚します。仮に本審査で通過したとしても利用中に発覚すると一括返済や強制解約の恐れがあります。
入力や記入ミスも虚偽申告と取られかねないため、誤りのないように申告しましょう。
同時期に複数の会社に申し込まない
アコムと同時期に複数のカードローン会社への申し込みをしている場合、本審査で落ちる原因になります。
申し込み時に他社借入がない状態でも、信用情報機関に登録された他社の申し込み件数には注意が必要です。
同時期の複数申し込みはマイナス要素とみなされ、返済能力を問われる恐れがあります。
借り入れ希望金額を低めに申告する
借入希望額は低めに申告すると本審査に通りやすくなります。
消費者金融では融資の決定において、返済能力の見極めが重要です。
借入限度額は信用実績を積めば増額できるため、はじめは低めに設定しておくとよいでしょう。
アコムカードローンの申し込み手順
アコムカードローンでスムーズに借り入れできるように、申し込みから融資までの流れを解説します。
アコムカードローンはインターネット、店頭(無人契約機)、電話、郵送で申し込みが可能です。
ここでは即日融資が可能で、アコムが推奨するインターネット契約の手順について確認します。
1:申し込み
アコム公式サイトの申し込みページで必要事項をすべて入力します。
入力項目は氏名、住所、生年月日のような基本情報、勤務先情報、自宅情報(持ち家、賃貸など)などです。
入力情報を誤ると審査に落ちる恐れがあるため、入力最終確認のページで間違いがないかどうかを必ず確認しましょう。
2:審査
申し込み項目をすべて入力して送信すると、審査が開始されます。
入力内容に問題がなければメールで借入限度額が提示されるため、問題なければマイページから必要書類を提出しましょう。
マイページにログインするためのお客さま番号はメールに記載されている番号です。
3:カード受け取り
本審査が終了するとメールで結果が届くため、契約に移ります。
ローンカードを希望する方は店頭もしくは郵送で受け取れますが、即日融資を希望する方はカードレスでの融資も可能です。
4:融資
借り入れ方法はATMもしくは振込です。
カードレス契約を選んだ方は、インターネットやスマートフォンアプリ、電話で振り込み依頼をしましょう。
振込なら24時間受付で最短10秒で着金します。
アコム以外におすすめの消費者金融4選
アコム以外におすすめの消費者金融は次の4社です。
- プロミス
- アイフル
- レイク
- SMBCモビット
各カードローンの特徴やメリットを紹介します。
プロミス
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- 98.0%の申込者が電話連絡なし※1
- 返済でVポイントが貯まる
- 365日24時間申込・取引可能
審査時間 | 最短3分※5 |
融資時間 | 最短3分※6 |
金利 | 年4.5~17.8% |
借入限度額 | 1~500万円 |
新規成約率 | 36.9%~42.3%※7 |
無利息期間 | 最大30日間(初回借入の翌日から)※8 |
※4.年金以外のその他収入がない人という意味です。年金の他、収入があり借入可能な場合→△で表記※5.6.お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※7.2024年2月~2024年4月の新規貸付率 ※8.メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
プロミスを利用するメリットは次のとおりです。
- 30日間の無利息期間
- 満18歳から満74歳まで申し込み可能
- カードローン利用でVポイントが貯まる
プロミスは消費者金融で唯一満18歳から借り入れができる消費者金融です。
また年齢制限も満74歳までと幅広く、安定収入があればさまざまな方の利用が可能です。
プロミスはSMBCコンシューマーファイナンス傘下であるため、SMBCのポイントプログラムVであるVポイントを貯められます。
Vポイントが貯まる三井住友銀行や三井住友VISAと親和性が高く、借り入れしながらポイントを貯めたい方におすすめです。
アイフル
審査時間 | 最短18分※1 |
融資時間 | 最短18分※1 |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1000円~800万円※5 |
新規成約率 | 39.3〜36.1%※6 |
無利息期間 | 初めての方最大30日間※1 |
※3.20歳以上の方に限る.安定した収入がある方であればご利用可能※4.年金以外のその他収入がない人という意味です。年金の他、収入があり借入可能な場合→△で表記
※5.一部提携CD/ATMでのご利用は10,000円からとなります
※6.2023年11月~2024年2月の新規貸付率。
アイフルを利用するメリットは次のとおりです。
- 30日間の無利息期間
- 初めての方に5,000円現金プレゼント
- 女性専用ローンSuLaLiがある
アイフルでは初めて利用する方に5,000円の現金プレゼントをおこなっています。
契約時に借入限度額を30万円以上に設定する必要がありますが、利用額が1万円でも5,000円獲得が可能です。
また5,000円プレゼントに適用された方も30日間は無利息であるため、30日間の利用であれば無利息かつ5,000円を獲得できて非常にお得です。
レイク
- 業界最長の無利息期間
- 最短15秒の審査時間※4
- 最短25分の融資時間※5
審査時間 | 最短15秒※4 |
融資時間 | 最短25分※5 |
金利 | 年4.5~18.0% |
借入限度額 | 1~500万円 |
新規成約率 | 約31.0%※6 |
無利息期間 | 最大180日間 |
注釈
【融資時間について】
※Web申込みの場合、最短25分融資も可能
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除く
【無利息期間について】
※Web経由で申込みされた方のみ60日間無利息を利用可能
※「60日間無利息(Web申込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可
※レイクで初回契約の方が対象
※初回契約翌日から無利息適用
※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみ利用可能
※無利息期間終了後は通常金利適用
【貸付条件】
ご融資額:1万円~500万円
貸付利率(年率):4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
年齢制限:満20歳~70歳
遅延損害金(年率):20.0%
ご返済方式:残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式
ご返済期間・回数:最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
必要書類:運転免許証等、収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャル株式会社が必要とする場合)
担保・保証人:不要
商号・名称:新生フィナンシャル株式会社
登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
レイクを利用するメリットは次のとおりです。
- 無利息期間が業界最長の60日間
- 申し込みから最短15秒で審査結果がわかる
- 少額利用なら180日間利息が0に
レイクの大きな特徴は業界最長の60日間無利息期間です。
レイク以外の大手消費者金融では、無利息期間を30日間もしくは無利息期間をなしにしています。
しかしレイクでは最長60日間(約2か月)利息が発生しないため、余裕をもって借り入れが可能です。
また5万円以下の少額利用であれば、無利息期間は最長180日まで延長できます。
たとえ少額でも180日間では一定額の利息が発生するため、無利息期間でカードローンを選ぶのであればレイクがおすすめです。
SMBCモビット
SMBCモビットを利用するメリットは次のとおりです。
- 三井住友銀行ATMの手数料が無料
- 返済額に応じてVポイントが貯まる
- LINE連携で100ポイントプレゼント
SMBCモビットには無利息期間が設けられていませんが、その分返済額に応じてVポイントを貯められます。
カードローンを長期で利用する方は、短期間の無利息期間よりも利用中常にポイントを貯められるSMBCモビットの方が使い勝手がよいでしょう。
またSMBCグループであるため、同グループのメガバンクである三井住友銀行のATMを手数料無料で利用できる点は大きなメリットです。
アコムの審査に関するよくある質問
最後にアコムの審査に関するよくある質問に回答します。
- アコムの返済方法は?
- アコムを解約した場合再契約は可能?
- アコムからの郵送物は家に届く?
- 在籍確認で借り入れが会社に発覚する?
- 自動契約機での申し込みでも在籍確認はある?
はじめてアコムを利用する方は、回答を参考に申し込みの前に不安を解消しておきましょう。
アコムの返済方法は?
アコムの返済方法はインターネット、アコムATM、提携先ATM、銀行振込、口座振替の5つです。
提携先ATMには三菱UFJ銀行、セブン銀行、E-net、ローソン銀行、イオン銀行などがあります。
アコムを解約した場合再契約は可能?
アコムを解約した方の再契約は可能です。
ただし再契約には再度審査をおこなうため、利用時と属性が変わった方は審査に通らない可能性もあります。
なお解約していなければすぐに借入限度額内の利用が可能です。
アコムからの郵送物は家に届く?
契約時に郵送物を希望しないを選ぶと、郵送物なしの契約が可能です。
ただし延滞でアコムからの連絡を無視し続けると、自宅に督促状が届く恐れがあります。
在籍確認で借り入れが会社に発覚する?
在籍確認で勤務先に借り入れが発覚する可能性は低いでしょう。
在籍確認では周囲に発覚しないように次の点に配慮して実施します。
- アコムの社名は名乗らない
- 個人名で電話をする
- 非通知設定でかけるため追跡されない
自動契約機での申し込みでも在籍確認はある?
アコムでは原則在籍確認を実施していませんが、審査によっては在籍確認が必要です。
在籍確認が必要な場合は、自動契約機を含むすべての契約方法で在籍確認を実施します。
しかし在籍確認を実施する際は必ずアコムから連絡が入るため、不安な方はその時点で相談するとよいでしょう。
まとめ
仮審査に通過したにもかかわらず、本審査で落ちてしまう原因について解説しました。
本審査で落ちるケースは稀で、落ちる原因の多くは申告内容の虚偽や必要書類の不足です。
申し込みの際は正直な状況を回答し、虚偽の申告や誤入力のないように注意しましょう。